堂場さんの10ヶ月連続刊行中の5月刊の本。
「帰郷」⇒(堂場瞬一作)
主人公は警視庁勤務の刑事・鳴沢了。
鳴沢は父の葬儀の為に実家がある新潟へ、忌引き休暇を取って帰省していた。
新潟県警の刑事であった父は99%の解決率と言われていたが、唯一未解決事件がある。
父の葬儀と15年前の未解決殺人事件の時効が重なる。
鳴沢は被害者の息子から強引ともいえる要請を受ける。
忌引き休暇1週間で未解決殺人事件の真相は解明できるのか?
警察小説。
鳴沢了シリーズ第5弾。
感想:これまでのシリーズの中では一番面白かった。
父親を嫌っていたのに、再調査をするうちに父の思いを知るようになる。
主人公が父親に対する心境の変化もいい。
ほぼ一気読み。
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