ABちゃんとはお互いに買った本を知らせ合ってる。
重ならないように....なんだけど、時々忘れて二人とも買ってしまうことがある。
この本もそうした1冊。(うっかりはABちゃん)
「赤い砂」⇒(井岡瞬作)
主人公は警視庁戸山署刑事・永瀬遼。
3年前、男性が電車に飛び込んで自殺した。
その2週間後に、鑑識係が同僚の拳銃を奪って同僚を撃った後に自分にも発砲。
おなじ2週間後に、飛び込み自殺の時の運転手も自殺。
拳銃を奪われた警察官も病院で飛び降り自殺。
工藤は同僚であり親友でもある鑑識係の行動に疑問を持つ。
自殺はなぜ連鎖するのか? 工藤は真実に辿り着けるのか?
「赤い砂(Arena Rubra)」とは棄権ウイルス。
警察小説。
感想:まさに現在の新型コロナ禍を思わせる本だった。
でも、書いたのが2003年っていうからビックリ。
感染の仕方や症状は違うけど、自覚なく2週間後に発症するのはコロナと似てる。
ウイルスやワクチンの勉強にもなったわ。
一気読み。
俺も、毎週1冊のペース。
間違いなく、コロナが収まるには、2年は最低限かかりそうだ・・・世界を見ておかないと、島国日本は、またしても井の中の蛙になるぜ!
面白い本だと読書も楽しいけど、つまんない本だと睡眠薬に早変わり。
そんな時は最悪。
コロナ禍を嘆くしかないわ。