ABちゃんから「文庫本になるのを待ってた本を買ったよ。早く読んで回すね。」とラインが来た。
初めての作家さんやからどんな本か???
ラインが来てが二日後には渡された。(本当に早かった)
渡された時に「早く読んで次に回してね。」と言われたので、読んでた本を後回しにして読んだ。
「流浪の月」⇒(凪良ゆう作)
主人公は、小学校4年生の家内更紗(9歳)と大学生の佐伯文(19歳)。
更紗はちょっと変わってると言われる両親に育てられた。
更紗の父親が死亡した後に母親は育児放棄をして恋人と姿を消したので、叔母の家で暮らすことになった。
これまでと全く違う生活に戸惑い、従兄には恐怖を抱くようになっていた。
家に帰りたくなくて、公園で知り合った文の家で2ヶ月間を過ごしていたら、幼児誘拐事件となった。
更紗は叔母の家から施設に入れられ、文は誘拐犯となって医療少年院に送られる。
15年経って、二人は再会。
二人にはそれぞれ恋人がいるが、どちらも心のどこかで恋人を拒否してる。
再会した二人に何が起こるのか? 二人はどうなるのか?
傑作小説。
2020年・本屋大賞受賞作。
感想:誘拐ではないのに、誰にも信じてもらえない。
事実だけを取り上げて、真実を知ろうとしない。
誰もが自分の尺度で判断し、それを疑うこともしない。
面白かったけど、モヤモヤしながら読んでた。
久しぶりに徹夜一気読みしたわ。