Se先輩に「ゴッホ好きでしょう。今面白い本を読んでるから回すね。」と言われた。
ゴッホの絵は好きだけど、ゴッホが好きなわけではない。
その本を渡された。
文庫本かと思いきや、単行本の上下。
「ゴッホ殺人事件」⇒(高橋克彦作)
主人公は、フランスで絵の修復を手掛けている加納由梨子と浮世絵研究者の塔馬双太郎。
由梨子は、母の自殺で実家に帰った時に金庫からリストを見つける。
一方、50点の盗難絵画をスイスまで追ったアジム(モサド=イスラエル中央情報局)は、そこで由梨子の母が送った2枚の絵の写真を見つける。
実家で見つけたリストはゴッホの作品と思われるのだが.....。
50点の絵画はリストに書かれているのと同じらしい。
ゴッホが最後に手掛けた絵から、ゴッホ自殺説に疑問が持ち上がる。
ゴッホは本当に自殺だったのだろうか?
リストに書かれている作品は本物?
感想:着眼点が面白い。
ゴッホの50点もの未発表作品が見つかったらそらえらいことだわ。
面白かった。
最後まで飽きることなく、楽しみながら読めたわ。