群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(8-3) 新穂高~三俣蓮華岳(その1)

2008年08月16日 | 北アルプスほか

200年8月12日


   高山植物の花咲く、8月始めの 北アルプスの行きを 以前から思って、
   なかなか計画出来ないでいました。
   今年、思い切ってチャレンジしました。

   山小屋 2泊で、ピストンの山行きのコースは少なくて、  

     1日目(8月12日)・・・新穂高温泉(5:30) → わさび平小屋 → 鏡平山荘(11:30>12:30) → 弓折分岐 →  双六小屋(15:00)

     2日目(8月13日)・・・双六小屋(5:00) → 双六岳中道ルート → 三俣蓮華岳(7:00) → 三俣山荘(9:00) → 鷲羽岳(11:00) → 三俣山荘 (12:30>13:30)→ 双六岳稜線ルート → 双六小屋(17:00)

     3日目(8月14日)・・・双六小屋(6:00) → 弓折岳(7:30) → 秩父平 → 笠新道(10:30>11:00) →     新穂高温泉(15:30)

   で計画しました。

   鳥取から新穂高温泉は、高速道路使って 8時間~9時間を 予定し、
   前日、11日の夕方 6時30分頃に 新穂高の無料駐車場に着いて、
   警備員に 駐車の空きがあるか 聞きました。
      OKです。
   10日は満車だったようですが、 今日は ラッキー 新穂高バス停寄りの場所に 駐車出来ました。

   夕食事の準備が 出来て OKと。
   近くで シートを広げて 食事をしていた 2人から 声が掛かり、「いっしょにどうですか。」
   はいはい、いいですか と言うことで。。。
   話が弾んで、お酒と、山の情報を頂きました。
   一人は、18日間 山小屋アルバイトの人で 、今日、双六から下山にて
   焼ヶ岳に 明日 向かうと言うこと。

・・・ 1日目 ・・・
  
   12日 4時半に 目が覚め、簡単な食事を取り 足の体操をして 身支度しザックを背負い
   新鮮な気分で 5時30分に 駐車所を出発。

   まずは、休憩なしで てくてく 「わさび平小屋」まで 平坦な登山道を ゆっくり歩きます。




「わさび平小屋」  (6:40) 

 

   休み明けでしょうか、山に向かって 歩いている人は 2・3人です。
   山小屋も 静かです。


 

「秩父沢に架かる橋」 (7:45)

 

   歩き始めて 2時間少し、写真を撮りながら 長めの休憩を 取りました。
   ここから先、登山道は 道幅が狭く 登り坂になります。 

 

 

「シシウドガ原→鏡平 より 大ノマ岳」 (9:00)

 

   登山道を ヒザを持ち上げ 登って来ると、
   山が近くなり 笠ヶ岳に 向かう稜線が迫って来て 天気も気分も 快晴です。。。  
   よし、よし。

 

 

「鏡平近くより 抜戸岳?笠ヶ岳?」 (10:10)

 

   鏡平の平地に出て 後ろを 振り返ると、
   笠ヶ岳の稜線が 青空の中に クッキリと 浮いています。

 

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「鏡平池に写る槍ヶ岳」 (10:15)  

 

   雑誌によく載る 池に写る槍ヶ岳の 撮影ポイントで 撮りました。

 

 

「鏡平山荘」 (10:15~11:00)

 

   登り始めから 5時間半。ほぼ予定通りの行程です。
   鏡平山荘で、昼食カレーライスです。
   おなかいっぱいになり 45分 休憩しました。

 

 

「鏡平と双六小屋方向の尾根」 (10:15)

 

   これから向かって 登って行く 尾根です。(ひょとして、別の尾根(西鎌尾根)では?)
   1時間程度、急登りに なってきます。

 

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「弓折岳分岐 手前の登りで見える 槍ヶ岳と鏡平池」 (11:30)

 

   槍ヶ岳が 目の前に見え、鏡平山荘と池は 眼下です。
   登ってきた 実感を感ながら もう少しで 弓折岳分岐なります。
   弓折岳分岐から 双六小屋に向かう 登山道は、急登りはありませんが 
   双六小屋まで けっこう時間が かかりました。

 

 

「弓折岳分岐→双六小屋  雪渓とお花畑」 (12:30)

 

   尾根向こう 左下に、双六小屋があります。
   双六小屋は あと少し。それでも あと 1時間です。
   ゆるい 下り坂を 行きます。

 

 

「双六小屋  と 正面の鷲羽岳」 (13:00)

 

   やっと、双六小屋が 見えてきました。
   やれやれ ほっと 安心感。
   目的地が 間近に 見えて来ると 安心しますね。。。

 

 

「双六小屋  と テント場」 (13:40)

 

   左に双六岳、右に樅沢岳 その裾の中に 双六小屋があります。
   2時着。 今日、初日の総時間は 8時間30分。
   以前、この登山道を 登っている為か、少し 余裕が有ります。 

   思ったより、宿泊者が 少なくて 1人1帖です。
   お盆に来た時は、2帖に3人で 身動きがとれない状態で 眠ったので 嬉しい限りです。
   夕食と朝食の食券をもらって、宿泊の手続きを終え、
   5時の食事まで 部屋で 山情報の交換です。

   しばらくして、山小屋のアルバイトさんが 「・・・さんいらっしゃますか。」
   私のことです。
   食堂に 忘れ物が。。。 
   ??? 私 忘れた 記憶がないのです。
   アルバイトさん・・・ 財布を お忘れでは。
   やっと、気づきました。 テーブルの下に 置いたまま 部屋に もどっていたのです。
   財布の中に 健康保険証を 入れてたので 持ち主が分かって 届けてくれました。
   なくなっていたら、ショックで 気分が ブルー だったことでしょう。
   拾って 届けてくれた方に 感謝です。

 

 

「双六岳東斜面  と 積乱雲」 (16:20)

 

 

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「西光線と筋雲 双六岳のシルエット」 (16:15) 



   明日は、今回のメイン。
   三俣蓮華岳~三俣山荘~鷲羽岳~双六小屋の 行程11時間の 長丁場です。
   4時00分起床 4時30分朝食、5時00分出発 予定で、
   7時前には 就寝してたようです。

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