アトケロ戦闘記~皮膚筋炎やらなんやら~

見た目は元気、中身は・・・。
毎日、のんびり、戦います。

待ち時間も悪くはないかも

2020-08-06 | 皮膚筋炎
今日から休みですが、今日は大学病院。
県内にある病院ですが、私が住んでいるところからはちょっと離れてて、車で2時間弱ほどかかるところで、コロナもこっちの方が感染者が多いので、なるべく短い滞在時間で済むように行きました。
(お昼はおにぎりをうちから持って行って車の中で食べた)

とはいえ、採血をしてから結果が出るまで1時間くらいかかるらしいので、どうしても1時間以上待ち時間ができてしまいます。
今日はNHKテキスト100分de名著シリーズの『自省録』を持っていって読みました。
テレビ番組は見てないのだけど、本屋さんで並んでいるのを見てなんとなく買った本です。
ローマ帝国の五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスが残したとされる自省録についての解説本です。
中身は哲学らしいんですが、私はローマというかイタリアが好きで、よくはわかってないんですが、なんとなくこの時代が好きなんで興味を持って買ってしまいました。
少し前に読んでいたのだけど、読み返してみるのも良かろうと今日の待ち時間のお供にしました。

というわけで、読むの2回目なんですがね。
タイムリーというか、今日は前に読んだ時以上に心に響きました。
このアウレリウスという皇帝は本当は哲学の研究者になりたかったそうなんですが、皇帝にならざるを得ず、いろいろな困難の中で自分の生き方を哲学に求めていく、その過程で自分のために書かれたであろう物がこの自省録なんだそうです。

このテキストは自省録の中身を大まかにまとめたものなんですが、アウレリウスが皇帝として悩みながらも哲学の力を持ってそれに打ち勝とうとしていたということが書かれていて、そのひとつひとつが今の私にも当てはまるなあと思って、読んでいるうちに目が覚めるような思いがしました。

私の解釈としては、ですが、
自分が悩んでいることの根本は、そう感じている自分にあるのだから、その悩みは自分で取り除くことができる。
あと、
他人が批判をしても自分が評価を必要としない自分で自分を評価できる人であればその批判を気にする必要はない。
だから人からの賞賛も求めてはいけない。
とか。
悩みに対する視点が違う。

いいタイミングでいい本を読んだなあと思いました。
今日は本に力をもらった。

調子に乗って2匹目のどじょうを探しに、病院の帰りに本屋さんに寄る。

文庫本2冊と雑誌3冊を大人買い。
明日も暑そうだし、本を読んで休みを過ごそうかなと思い始めています。

(ちなみに今日は診察まで1時間半ほど待ちました。)
コメント
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