イチゴ爆食い

今日も午前中、仕事をしていたらだんだん胃のあたりが気持ち悪くなってきて・・・。
私の説では昨日は夜ご飯をしっかり食べたから、気持ち悪くないはずなのに？？
なんでこんなに気持ち悪くなるんやろう、と頭の中でぐるぐる考えてたんですが、そのうち持ち直して、仕事に励んで、お昼休みにスマホで、
『透析　吐き気　原因』
でググってみたら、”透析不均衡症候群”という症状がヒットしました。
透析を始めたときにちょっとあったんだけど、透析にまだ慣れない最初のころは、透析することで血中がきれいになりすぎて、きれいになりにくい脳とかと不均衡が起きて、いろんな症状が出るっていうやつで、私は頭痛がありました。
しばらくしてそういうのもなくなったので、すっかり忘れてたんだけど、吐き気というのもその症状の一つらしい。
そういうのが最近再発したってことは・・・水分とか塩分とかたんぱく質とかを摂りすぎてて、透析で急激に除去されてる状況が作られてるってことかー？
愕然・・・。
食べなさすぎ、じゃなくて、（悪いもん）食べ過ぎってことやん。
あー、やっぱり食生活を見直さねばいかん、と思いました。(-_-;)

と、いいながら・・・
ありえないシチュエーションではあるのですが、今日は職場にもらいもののイチゴがたくさんあって、みんなで山分けしてお昼に食べることにしたのですが、ほんとに山盛りのイチゴで、一瞬、
「これ全部食べて（カリウム）大丈夫やろか？」
と思ったのですが、同じように山盛りのイチゴをパクパク食べている同僚を見て、まあこれくらい大丈夫かな、と私も全部食べてしまいました。
ここで、
「私は半分残します。」
というのが正しいのではありますが、その前に気持ち的な面が勝って食べてしまいました。

病気のことは同僚さんたちにも話しているけれど、食事制限のことまではそれほど詳しくは話してなくて、例えばミカンをもらったら食べるし、みんなでラーメンも食べたりするし、できるだけお付き合いできることはお付き合いしたいという気持ちの方が強い。
（食い意地が勝っているわけではないよ。）
断って和を乱したくない、盛り下げたくない、というのもちょっとある。
駄目なものは断るけどね。インスタントコーヒーとか缶コーヒーとか。バナナとか。
それと、普通の自分でいたい、という気持ちも少なからずあるような気がする。

病気のことは割と気軽に話せる。
むしろ通りすがりの人とか知らない人とかには何のためらいもなく話せる。
かえって、親しい人とか近しい人の方が話しづらいというか話したくないな、という気分になることが多い。
そして、ほんとに親しい人だと、不思議なほどに隠せない。

どうして、”話したくないのか”と考えると、やはり普通の自分でいたいからなのかなぁ。
病気だってことはどうしたって覆せないのだけど、その人が知らなければ、その人の中では私は病気ではないから、ということなのかもしれない。
言う必要がない、というのもある。
わざわざ言うこともないっていう。
全員の人に知ってもらっておく必要はないんだもの。

水泳選手の池江さんが白血病を公表したというニュースは衝撃だった。
しばらく思考が止まってしまった。
なぜこのタイミングで、なぜこの人が。
ニュースの中でしか知らない私でさえそう思う。
病気を公表しなければならなかったことは、単純なことではなくて、大変なことだったと思う。
こんなお知らせをしたい人はいない。
注目選手は大変だなぁと思う。
知らせてしまった限りは、周りのことは気にしなくていいので、自分のことだけを考えて病気に立ち向かってほしいと思う。
変な詮索をしすぎない。
というのも、ニュースの中でしか知らされない私たちがすべきことで、病気というのは、知られすぎるのも嫌なんですよ。

私がイチゴを食べてしまったのは、同僚さんたちとより親しくなっているからなのかなぁ、とも思う。
良くしてもらってるし、同僚さんたちのことは大すぎだ。
いつまでも、元気でいると思っていてほしい。