弱気なわたし

私の血管は細い（らしい）。
シャントの手術をするとしばらくして血管が太くなるらしいのだけど、私の血管はあまり太くならなくて、透析を始めてからも穿刺がうまくいかない、ということがたびたびあった。
なので、透析の病院でも穿刺を敬遠されることが多くて、穿刺してもらう人はだいたい決まっている。

といってもそろそろ3年近くになるので、最初のころと比べると失敗されることもほとんどなくなってきたし、血管も太くなってきた（らしい）。
のだけど、初めて穿刺するよなぁ、っていう人には「大丈夫かな？」とちょっと警戒してしまう。
誰に穿刺してもらってないか、っていうのは不思議と覚えてるんですよねぇ。

透析の時は2か所に穿刺をする（血を取るのと血を返すのと）のだけど、私の腕には穿刺ができる箇所が3か所あって、そのうち2か所は交互に刺してもらうようにしている。
この2か所は太い方と細い方という違いがあって、細い方も太くはなってきたのだけどやっぱりもともと太い方が刺しやすい（らしい）。
というわけで、私の血管に慣れなていない人は太い方に刺したがるし、こちらも若干不安なので、太い方でと頼んでしまう。

今週は水曜日が”初めての人”だったので、月曜日も太い方だったのだけど、弱気に、太い方でお願いする。
2回続いても大丈夫だろう、と思っていたのだけど、今日も太い方で穿刺されたので、まあ3回続いても大丈夫だろう、と思っていたら、透析が終って針を抜くときに、
「次回は違うところで刺してもらった方がいいわ」と言われる。
同じところに差し続けたのが何やらよくなかったらしい。

来週は弱気を振り払って、交互に穿刺をお願いしよう。