美大受験クラス（京都芸大専科）の国公立対策レッスン課題は「「花」のイメージを、色彩で自由に表現した作品を３点作りなさい。」（A4画用紙、グレーの紙、ケント紙/3時間）です。
1988年度京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回は3枚の用紙の色や素材（材質）が異なりますので、それぞれの特性を意識して制作出来ているか？3作品で表現に差が出せているか？が評価のポイントとなります。
また余白を残しても構わないという条件のため、特にグレーの紙の余白を上手く残した作品に魅力を感じました。
画像下段のKさんは『自分の色、技法、表現方法が少しずつ形となってきています。』
自分の作風を確立できれば、時間短縮や独創的表現に繋がります。他の受験生はまだまだ個性が足りなかったり、個性的な下絵でも色味の工夫が足りなかったり。もう少し想像を膨らませてみましょう。
