ライブ更新で写真記事と第一印象は書きましたが、
大つけ麺博の最大の目玉店であろう「佐野 JAPAN」。
佐野氏のラーメン店、「支那そばや」の出張版ではないのですね。
そもそも、「支那そばや」にはつけ麺は置いていません。
どうやら、佐野氏を慕う各地のラーメン店主が合同で
今回のためだけのプロジェクト設立、みたいな感じだったようです。
どんな味だったか等、ライブ更新よりもう少し詳しく書くならば。
そもそも、食べ方がかなり特殊。
[1] 何もつけない麺をそのまま啜る
[2] 付属の「塩」「山わさび」を適量まぶして啜る
[3] 残りはスープで啜るもよし、塩でさらに啜るもよし、お好みで
その麺。非常になめらかでコシのある麺を提供していました。
「まず麺をそのまま食え」と言うだけのことはあるなぁ、と…。
そして、[2] の「塩」「山わさび」で食べる麺がまた美味。
さすがに麺だけ食べているとインパクトがなくなるのですが、
塩と山わさびが適度なアクセントを加えている感じです。
そして…つけ麺なのに [3] まで隔離されてしまったスープ。
そんなに扱い軽くていいのか?と思いつつ食べてみると、
これがまた風味豊かで優しい味に仕上がっていました。塩主体。
決して薄味ではないのですが、いわゆる濃厚系とは対極を行く、
主張しすぎない (→麺の風味を損なわない) スープでした。
このあたりの味の調節は佐野氏らしいなぁ、と思ったのですが。
総じてどうだったか。
「個人的には大当たり」
濃厚系スープの店だと、どうしても普段から食べるのにはムリがあります。
食欲がない時にポンと出されると非常に困ってしまうわけです。
その辺り、今日の佐野 JAPAN のつけ麺を振り返ってみると、
具合が悪い時でも不思議とスルスル美味しくいただけるように思えます。
その上でスープがそれなりの存在感を発揮できているのは…
不思議というか、その辺りが佐野氏の佐野氏たるゆえんなのかな。
そこでこないだの「家庭食としてのつけ麺」という話を引っ張り込むと。
仮につけ麺が家庭食として定着しようとするのであれば、
「頻繁に食べても食傷化しない」というのは重要だと思います。
濃厚スープの最大の弱点って、そこだと思うんですよね。
毎日毎日食べていると食傷になってきて食べる気が失せてくる。
それに対して、佐野 JAPAN のつけ麺は食べ飽きる気がしなかった。
なにせ素材がスゴいので毎日食べるとコスト的な問題が出ますが、
味だけを考慮するならば、この味なら週に 2~3 回でもいけるかと。
佐野氏が狙ったのか偶然そうなったのかは分からないのですが、
「万人が食べ飽きない麺とスープがないと、つけ麺文化は定着しない」
というメッセージが発信されているのではないか、と想いました。
ここまで考えながら麺類食べたのは何年ぶりでしょうかね。
いずれにせよ、個人的には大満足して帰ってきたのでした。
大つけ麺博の最大の目玉店であろう「佐野 JAPAN」。
佐野氏のラーメン店、「支那そばや」の出張版ではないのですね。
そもそも、「支那そばや」にはつけ麺は置いていません。
どうやら、佐野氏を慕う各地のラーメン店主が合同で
今回のためだけのプロジェクト設立、みたいな感じだったようです。
どんな味だったか等、ライブ更新よりもう少し詳しく書くならば。
そもそも、食べ方がかなり特殊。
[1] 何もつけない麺をそのまま啜る
[2] 付属の「塩」「山わさび」を適量まぶして啜る
[3] 残りはスープで啜るもよし、塩でさらに啜るもよし、お好みで
その麺。非常になめらかでコシのある麺を提供していました。
「まず麺をそのまま食え」と言うだけのことはあるなぁ、と…。
そして、[2] の「塩」「山わさび」で食べる麺がまた美味。
さすがに麺だけ食べているとインパクトがなくなるのですが、
塩と山わさびが適度なアクセントを加えている感じです。
そして…つけ麺なのに [3] まで隔離されてしまったスープ。
そんなに扱い軽くていいのか?と思いつつ食べてみると、
これがまた風味豊かで優しい味に仕上がっていました。塩主体。
決して薄味ではないのですが、いわゆる濃厚系とは対極を行く、
主張しすぎない (→麺の風味を損なわない) スープでした。
このあたりの味の調節は佐野氏らしいなぁ、と思ったのですが。
総じてどうだったか。
「個人的には大当たり」
濃厚系スープの店だと、どうしても普段から食べるのにはムリがあります。
食欲がない時にポンと出されると非常に困ってしまうわけです。
その辺り、今日の佐野 JAPAN のつけ麺を振り返ってみると、
具合が悪い時でも不思議とスルスル美味しくいただけるように思えます。
その上でスープがそれなりの存在感を発揮できているのは…
不思議というか、その辺りが佐野氏の佐野氏たるゆえんなのかな。
そこでこないだの「家庭食としてのつけ麺」という話を引っ張り込むと。
仮につけ麺が家庭食として定着しようとするのであれば、
「頻繁に食べても食傷化しない」というのは重要だと思います。
濃厚スープの最大の弱点って、そこだと思うんですよね。
毎日毎日食べていると食傷になってきて食べる気が失せてくる。
それに対して、佐野 JAPAN のつけ麺は食べ飽きる気がしなかった。
なにせ素材がスゴいので毎日食べるとコスト的な問題が出ますが、
味だけを考慮するならば、この味なら週に 2~3 回でもいけるかと。
佐野氏が狙ったのか偶然そうなったのかは分からないのですが、
「万人が食べ飽きない麺とスープがないと、つけ麺文化は定着しない」
というメッセージが発信されているのではないか、と想いました。
ここまで考えながら麺類食べたのは何年ぶりでしょうかね。
いずれにせよ、個人的には大満足して帰ってきたのでした。