12日に上棟したK様邸ですが工事も進み、
FP工法の屋根断熱パネルも入りました。
屋根のウレタン断熱パネルには、アルミ箔が裏面、表面とも貼られており
外部には35mmの通気層も確保されています。
ウレタン断熱パネル105mmの外側には、通気層35mmを確保したのち
野地合板12mmが貼られ
そのうえに写真のとおりPカラー(ルーフィング)と呼ばれる防水紙を敷き詰めします。
写真は、昨日撮影のものです。
これを敷けば、このあと雨が多少降っても大丈夫な状態になります。
田島応用化工㈱屋根下葺き材↓↓↓
http://www.tajima-ohyohkakoh.jp/product/tile_index.shtml
防水紙を敷いたら
屋根材を写真のように作業しやすく職人は並べます。
職人は屋根の上でもスイスイと歩いてしまいます。
材料の梱包をはずし
一枚一枚を釘で留めてゆきます。
こちらのお住まいでは、コロニアルグラッサというものを使っております。
従来のコロニアルに無機質のコーティングがされた屋根材で色褪せなどに強いようです。
一枚の大きさは910mm×414mm。
大きさの約半分を重ねてしまいます。
右下に見えるのは、雪止め金具です。
まだ完成ではありませんが
通気層を通った風が抜ける棟換気の下地金具がみえます。
コロニアルグラッサを屋根半分に葺き終わったところです。
屋根材については、基本的には、お客様のご要望により
雨仕舞に問題が無い限り、お好きな材料を使っていただくことができます。
和瓦、洋瓦なども可能です。
しかし、建物は重量が重いほど地震時の揺れが大きくなり、
同じ構造で同じ強さの場合、建物の重心が高ければ揺れはさらに増大します。
建物全体の重量が軽減できるとともに重心も低く抑えられ、建物も安定します。
耐震設計の観点から申し上げますと、瓦などに比べ軽い材料をお勧めしております。
軽さとメンテナンスの両方を考えて
ディプロマットという屋根材もお勧めしております。
↓↓↓
http://kawarayane.com/gekitan/catalog/deetrading/diplomat.htm
posted by y.nose