女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門の建築士事務所です。

どんなことでもざっくばらんにご相談ください。お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージから

戸建て注文住宅の設計、家造り、リフォームを約25年して参りました。変化する法令や、制度などを日々勉強しながら、これまでの知識や経験を生かして、対応させていただきます。 家を買いたい、建てたい、リフォームしたいなど 思いはいろいろあっても何をどう進めてよいかわからない、ご主人は忙しい、家族は無関心、独り身である、誰かのサポートがほしい、相談できるだけでも心強い、また、建築会社の担当者が建築士でないので不安、担当者が男性建築士なので相談しにくいなど、 思っていらっしゃ方 一生に何度も経験するわけではないので、とかく一般の方には解りにくい建築や不動産のこと、ころばぬ先の杖として、 どうぞ、当事務所をご利用ください。 女性の視点でアドバイスさせていただきます。ご夫婦でいらしていただくことでもOKです。どんなことでもざっくばらんにご相談ください。

練馬区東大泉4-26-3 塩野ビル302号 西武池袋線大泉学園駅徒歩5分

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、リフォーム予定の現場でのご相談対応が可能、カフェやファミリーレストランでの対応も可能です。他のお客様のご相談、サポート対応中は、お電話には出ることができません。予めご了承ください。留守電にメッセージを入れていただくか、メール、または、コメントをいただけますと幸いです。定休日は、日、月曜日、祝日です。

クリスマスローズ

2011年04月05日 | ●休日・プライベート

春です。

桜も五部咲きというところでしょうか。

他にもいろいろな花がいっせいに咲き出しました。

 

昨年、お客様のN様のお庭に咲いていて奥様にいただいたクリスマスローズですが

N様、今年も咲きましたよ~!見ていらっしゃいますか~!

猫のたまちゃんは元気ですか~?



次の写真は、設計段階から計画した猫のたまちゃんの御座所。

退屈しないようにと、ちゃんと外を眺められるようになっています。

通りに面したところに配置しました。

しかし、ちょっとご機嫌斜めのたまちゃんです。

一生懸命に考えたのですがご満足いただいていないのでしょうか????




posted by y.nose


本日仕事始めです!

2011年01月06日 | ●休日・プライベート

会社も今日から始まりました。

1週間の休みが夢にことのように、みんな いつも通りあわただしく、仕事にかかっております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



私は、正月が明けてから奥日光の湯元に参りまして
温泉につかって参りました。

自然の中でのんびりするのは本当に良いものです。
心も体もリセットできます。

お昼御飯を食べに外へ出た時に湯ノ湖を撮ってみました。
湯元温泉の近くの水面は、ご覧のとおりですが
東の方は湖面が凍っておりました。


温泉に入って体を温めて、美味しいご飯と少々のお酒をいただいたあと、
夜は、ラウンジの暖炉の前のソファに座って、持っていった本を読みました。


ペレットをくべている暖炉もよく見かけますが
こちらのは、立派な薪をくべています。
静けさの中に薪がたまにパチパチと音をたてます。
雰囲気は薪の方がいいですね。


御天気にも恵まれ、回りの山々もとてもきれいでした。


posted by y.nose


カリグラフィーの展覧会

2010年12月24日 | ●休日・プライベート

火曜日のお休みは
学生時代の友人がグループ展をひらいておりましたので
小田急線の成城学園まで行って参りました。
高校時代からお互い知っている気心の知れた友人が出品する展覧会です。


カリグラフィーとは西洋などにおける、日本の書道のようなもの。
古い聖書の文字を思い出していただくと解りやすいかもしれませんが
古い聖書など、あまり見た事がない方の方が多いかもしれません。

アルファベットを自分なりにアレンジした字体にし、詩やことば綴り、絵を添えたりしながら描いてゆきます。

友人は、日本においてカリグラフィーの第一人者である小田原真喜子先生に師事しています。
小田原先生も同じ学校の大先輩です。

成城学園の駅近くのフレンチレストランの上の階で行われました。


作品は、会場内撮影禁止ということで残念ながら写真に納めることはできませんでしたが、
友人がつくったレターセットをどうぞご覧下さい。


カリグラフィーの教室で色彩の授業も受け持っているほどなので
色使いがとてもきれいでしょ?
カリグラフィーで使うペンをモチーフにしています。
友人が書いた色、画材についてのブログ↓↓
http://www.makiko-office.jp/blog/sb.cgi?cid=7


こちらはポストカード。
写真も彼女の得意とするところ。
バックの写真を撮影し、文字は小田原先生に描いていただいたそう。
小田原先生は大学時代には、日本画を専攻されていたとのこと。
日本画とカリグラフィーは繊細さという点ではどこか共通するところがあります。


友人はこのほかにも本のタイトルを描いたり、
(モーツアルトのすぐ下にある文字がそれです。)


ホットマンというタオルメーカーの仕事などもしております。↓↓
http://www.makiko-office.jp/blog/log/eid155.html


以前は大手のカルチャースクールなどでもカリグラフィーを教えていましたが
最近は、少し体を壊して只今仕事を少しセーブしています。

作品作りも仕事でも続けることは大切であり、
大変でも続けることで見えてくるものがたくさんあります。
ここまで彼女が積み上げてきた経験や技術も他の人が真似しようと思っても1日では成し得ることができません。

少し時間をおいて元気になったら、
頑張って仕事を少しでも続けてほしい、と思っている私です。

少しお休みすることでこれまでと違った時間を過ごすことができ、
気持ちもリフレッシュし
また再び仕事に向かった時、新しいものを生み出せるかもしれません。
応援しています。


posted by y.nose


奥日光の紅葉

2010年10月21日 | ●休日・プライベート

火曜日、水曜日は休みでしたので
久しぶりに日光へ。
奥日光の湯元温泉に泊まりましたが
紅葉がとてもきれいでした。

写真は、夕方の戦場ヶ原。




湯ノ湖の紅葉。
湯ノ湖の周りを少し歩きました。


ななかまど。


奥日光から金精峠をぬけて、片品から戸倉へ少し北上し
水上ICにでて帰りましたが
途中の山道(県道水上、片品線)が特に素敵でした。
お昼を食べたそば屋のおじさんが教えてくれました。
「戸倉から水上にぬけるときっと大満足ですよ。」と。


曇っていてガスがかかっているような場所もある中で撮影しているので
写真では特に色があまりきれいには出ておりません。
晴れていたらもっときれいだったと思います。
が、おじさんの言うとおり大満足できる紅葉でした。


9月の半ばにイギリスの湖水地方、ウィンダミア湖に参りましたが
湯ノ湖も中禅寺湖も負けておりませんよ。
やっぱり自然には癒されます。


posted by y.nose


オルセー美術館展<ポスト印象派>に行ってきました。

2010年07月25日 | ●休日・プライベート

三連休の最終日、水曜日は、
蒸し暑い中、思い切って国立新美術館にオルセー美術館展<ポスト印象派>を見に行って参りました。
夏休みに本格的に入ってしまうとまた混むだろうし、
「今なら暑いから、まっ昼間に行ったほうが人出も少なくゆっくりゆったり絵画を楽しむことができるのではないかしら?」
と少し期待してゆきました。
思いのとおり、そんなに混んでいなくて楽しめました。
展示室の中は、カーディガンでも着ないと寒いくらいでした。涼めます。
イヤホンガイドを借りて、とりあえず一通りサッと見て
また流れに逆行して戻り、気に入った絵をもう一度見直すのが、最近の私流展覧会の見方です。



あの黒川紀章様がお考えになったコンクリ―トコーンの上は
『ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ』という
フランスの三ツ星レストランとカフェになっています。
写真奥、上のコーンにはフランスの三ツ星レストラン、
私は、下手前のコーンの『サロン・ド・テ ロンド』にて一人でのんび~りお茶を致しました。
待つこともなく席に通されました。
(土日は長蛇の列かと・・・・)
ガラス張りファサード側に通されて、「やっぱりガラス張りは涼しくない。」と実感。

国立新美術館 レストラン、カフェ情報↓↓
http://www.nact.jp/restaurant/01.html



シンプルにコーヒーとチーズケーキを注文。


地下の待合のコーナーでは
デンマークの名門家具ブランド、フリッツハンセン社、
ヤコブセン作のエッグチェアやスワンチェアに座ってくつろげますよ。
同じフロアーにあるミュージアムショップも面白いものがたくさんおいてあり、とても楽しいです。


美術館も絵を見るだけでなく
いろいろな楽しみ方ができるようになりました。
展覧会ショップで売っていた、フランス西海岸ブルターニュ地方のゲランドの塩を買いました。
他にもシードルとか、お菓子とかフランスの特産品が置いてありました。

そしていつも私は、展覧会の絵の中で一番気になった作品のポストカードを買います。
今回は、アンリ・ルソーの【戦争】
面白いことに、年を重ねるごとに感銘をうける絵も変わってきます。
最近は抽象画など非現実的な絵に魅かれます。

日曜画家であったルソー。仕事をしながら、パリ市の税関の職員を務めながら絵を描き、とても素敵な作品を残しています。
「仕事をしてたってできるんだね。私もやっぱり絵を描きたいな~。」と思わせてくれます。



オルセー美術館展<ポスト印象派>は 8月16日まで開催されております。
日本にいながらフランス気分を味わえます。お勧めですよ。↓↓
http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/orsay/index.html




posted by y.nose


多肉植物をいただいてしまいました。

2010年05月21日 | ●休日・プライベート

立派なアロエ。
ここまでに育てるのは結構な時間がかかりますよね。

徳丸2丁目のS様邸のお住まいの解体が始まって
現場を確認にいきましたら
お玄関先にこれらの植物が置いてありました。
S様に確認致しましたら、
「もういらないのでどうぞ持って行って下さい。」とのこと。
ということで戴いてしまいました。
解体工事のユンボにぐちゃぐちゃにされてしまうのでは
あまりにもかわいそうで・・・・。



多肉植物は、お日様さえあたれば、水やりを多少忘れても元気に育ってくれます。
グロテスクな一面もあるのですが
見た目によらず、きれいでかわいい花も咲くんですよね。
これはベンケイソウ科。
でも、これはこれが花かしらね?

S様、ありがとうございます。
結構私楽しませていただいております・・・・。



多肉植物写真館なるサイトを見つけてしまいました!!
たくさんの種類があります!わ~いすご~い!
http://www7a.biglobe.ne.jp/~JSS/succulent/succphotoFrameset.htm



posted by y.nose


GW休み中に社会科の教科書でおなじみの富岡製糸場へ行ってきました。

2010年05月13日 | ●休日・プライベート

日本近代化の幕開け、明治5年にできた富岡製糸場をGW休み中に訪れました。

日本の工業化はこの富岡製糸場から始まったのです。
生糸の輸出の生産性を高めるために、フランス人の指導者のもと造られた工場です。

官営工場として創業された工場は、民間企業に引き継がれ、昭和62年まで操業しておりました。
世界遺産登録の暫定リストに記載されています。

今回初めて訪れましたが、見ごたえがありました。
練馬から関越自動車道にのって、藤岡で上信越道に入り、富岡ICで降りてすぐです。
ご興味がおありの方は行かれてみてはいかがでしょうか?


ボランティアガイドのおじ様のご案内でスタート。
なかなかお話が上手でした。
面白かったです。
約1時間のツアーでした。



東繭倉庫の入り口上部、レンガをアーチで組んだその真ん中に明治5年と書いてあります。
明治5年の築です。

木骨レンガ造。
構造骨組みは木で組み上げ、その間にレンガを積んでゆくという構造です。
ドイツやフランスの田舎でみられるハーフティンバー工法とは骨組みが少し違うようです。


東繭倉庫のアーチすぐ脇の入り口。
上へのびている両側の柱は、2階までつながっている通し柱。
近くの神社に植わっていた杉の大木を切り出し使っているとか。


1階は事務所、2階を倉庫として使っていたようです。


東繭倉庫の床組み。1階から2階の床組みを見上げたところです。


いつの時代のものか、工場のスローガンが掲げられていました。


西繭倉庫です。長さは104.4mもあります。


煙突です。
これは創業当時のものではなくて、近代にコンクリートで造りなおされたもの。
オリジナルはレンガ造だったようです。


女工館のバルコニー。
コロニアル様式?


女工館の2階の渡り廊下。
フランス人の女性が4人、日本の女工に糸繰りの技術を教えにきていたそうです。
ホームシックになり、帰ってしまったフランス女性もいたそうです。
そのフランス人女性のための宿舎です。


検査人館です。


レンガは、日本の深谷あたりの瓦職人が中心になり焼いたそうです。
慣れないものを造ったので、形もまちまち、いびつです。
フランドル積みですが、形がいびつなため、目地が通っていません。
目地には漆喰をつかっているそうです。

因みのレンガについて、ウィキぺディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%89%E7%93%A6




繰糸場の外観。長さ140.4m


繰糸場の中です。


木造トラス構造/キングポストトラスの屋根組みです。




寄宿舎です。



鏑川が工場敷地のすぐ南を流れており、
ここから水をポンプでくみ上げて繭を煮たりするのに使っていました。




詳しくお知りになりたい方は、下記をどうぞご覧下さい。
http://www2.city.tomioka.lg.jp/worldheritage/index.shtml


posted by y.nose


まだ 朝、晩寒かった軽井沢

2010年05月06日 | ●休日・プライベート

休み中、2泊3日で軽井沢に行って参りました。
東京の夏のような暑さが嘘のよう。
朝晩O℃になる冷え込みでした。

浅間山には雪が残っております。
白糸の滝周辺を散歩した時は、ダウンジャケットを着込んでおりました。



木々もまだ芽吹いておりません。
新緑、芽吹きを楽しめるのは5月末とのこと。


山の上の方にはまだ桜が咲いておりました。


posted by y.nose


寒いですね。寒さに追い打ちをかけるようですが、つららです。

2010年01月07日 | ●休日・プライベート

今日仕事初めです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
厳しい年になりそうです。

厳しい年といいながら、正月休みは、温泉に出かけて2泊3日。
真ん中の日は、どこへも出かけず、部屋と大浴場を行ったり来たり。
何度湯船につかったのでしょう?おかげでお肌はすべすべ。

乾燥でカサカサの東京には、お肌のためには正直帰ってきたくなかったです。

暇だった、なか日に 撮影したつららです。
大雪で大変な思いをされている地方の方も多いようですが
東京人の私にはこうゆうものが不思議で、珍しくて、新鮮に思えて仕方がありません。











うううっ、さぶいっ!



posted by y.nose


鎌倉散策/秋の花

2009年10月13日 | ●休日・プライベート

12日の祭日は友人に誘われて鎌倉へ。
北鎌倉、円覚寺、建長寺
鎌倉駅周辺、銭洗い弁天、佐助稲荷、鶴ヶ岡八幡宮へ参りました。

円覚寺境内に咲いておりました、秋の花を撮影してみました。

野ぼたん。


ピンクの秋明菊(別名:貴船菊)。


紫式部。


秋明菊。




posted by y.nose


祝!産休中の磯山に、高齢化社会を背負って立つ!待望の男子誕生!!

2009年10月04日 | ●休日・プライベート

6月より産前休暇に入っておりました磯山より
無事、出産の連絡が入りましたのでご報告申し上げます。




<↓↓以下、磯山からメールでコメントです。>

9月30日、水曜日
午前6時53分

3278グラムで産まれました!

名前はまだ検討中です。

まず何より無事に産まれてきてくれたことにホッとしています。

産まれてきた瞬間、横顔がわたしの弟に似ていてちょっとショックだったのが
第一印象でした…(笑)

主人も約17時間立ち合ってくれましたが、産まれたとき泣いてはいなかったので
感動したりしたのかが気になっているところです。
(長時間見ていたのでホッとしたとだけ聞きました)

そんな息子ですが…無防備に眠っている姿も、力いっぱい泣いている姿も、
ただただ可愛く。家族中が夢中になっているところです。

今回、たくさんの方々に支えられて、息子の誕生を迎えることができました。
慣れない親子の生活が始まり不安もありますが、育児も仕事もしている先輩方を
目標に頑張りたいと思います!!





posted by y.nose


お休みは、サントリーホールへ音楽を聞きに

2009年10月01日 | ●休日・プライベート

昨日は小雨で少し肌寒い一日でした。

先日お引き渡しさせていただいたM様(バイオリンご担当)が出演されるので
その演奏会にサントリーホールへ参りました。
モーツアルト好き、クラッシック音楽好きの義理の姉を誘って参りました。



サントリーホールを訪れるのは3年ぶりくらいでしょうか・・。
以前 M様にお話を伺いましたが
サントリーホールは、演奏する側にとっても音響環境がよいホールだそうです。
何度も改修を重ねているからだとか。

ヴィンヤード(ぶどう畑)と呼ばれるホールの設計形式のようですが
舞台と客席が対面でなく、
演奏する舞台を中心に客席が演奏者の背後にもあるところも
いいレイアウトのように思います。
演奏者を中心として一体感があるというか・・。

床や壁には、ナチュラル色の木をふんだんに使っており
明るく、色彩的にも癒される空間です。
音と木材の関係では、残響性とともに、音をまろやかにする特性があるようです。
帰ってきて調べたら 木の種類は、楢材(ホワイトオーク)。
サントリーが営むホールですから
ウィスキーを熟成させる樽につかうオーク(楢)を使用したようです。

M様は解っていらしたのでしょうか?
別にこちらのホールで使用していたからというわけではなく決定したと思いましたが
不思議です。M様のお住まいの床にもオークを使っていただいております。



演奏会の曲目は下記でした。

◆モーツァルト:交響曲第41番〈ジュピター〉
◆ショスタコーヴィチ:交響曲第11番〈1905年〉

1曲目のジュピターはご存じのクラッシックで
1788年に完成されたモーツァルトが作った最後の交響曲であるようです。

2曲目の交響曲第11番は、あまり聞きなれない曲です。

4つの楽章からなるものですが、各楽章は切れ目無く演奏されます。
演奏時間は約1時間。ロシアの作曲家によるものです。
M様は「ああ、やたら難しい曲だぁ~」と確かおっしゃっていらっしゃいました。

「栄華を極めたロマノフ王朝に請願するためペテルブルク宮殿に向かって行進する
無防備の民衆に対して軍隊が発砲し、千人以上を射殺した、
いわゆる「血の日曜日事件」(1905年)を題材としている。」
というだけあって重々しい曲調です。
1957年に作曲されたものです。

前衛的というか、ロシア帝国的というか、銅鑼などの楽器も入って
ちょっと中国チックというか、いわゆる癒し系のクラッシック音楽ではありません。
しかし、すべての楽器パートがそれぞれに目一杯演奏するといった感じ、
フルオーケストラで大変迫力がありました。
わ~、すごーい!!

義理の姉も感激しておりました。

指揮者は、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ さんという
1923年生まれのポーランド人のおじいさまです。
計算すると年は86歳でいらっしゃるようですが
背筋は、ピンとしていて
約1時間の交響曲の演奏も休みなくタクトを振っていらっしゃいました。
すごいです!
M様ご主人と奥様のお勧めの指揮者でもありました。

M様は、2曲目を演奏されました。
昨日は燕尾服と、お打合せのときとは全く服装は違うものの、
いつもと変わらぬお姿を舞台の上に拝見することができ、感激でございました。
1時間、間違わないように楽器を弾き続けるのも大変なお仕事だ、と思いました。

心地よいひとときをありがとうございました。



posted by y.nose


なかなか面白かったお芝居・ゴッホの生涯【炎の人】

2009年06月25日 | ●休日・プライベート

芝居のチケットを入手したので
水曜日の休みは、友人と芝居見物に出かけました。
芝居を見るのは何年ぶりでしょうか?!

ゴッホの生涯を市村正親が演じるものでした。
ゴーギャン役は、益岡徹。
普段 私は、絵そのものには興味はあっても
画家の生涯については、なんとなく知っているだけで、あまり関心がなかったのですが
今回お芝居をみて、絵をみる角度が少し変わりそうです。

写真は市村正親が描いたゴッホを演じる自画像。
半分、模写。
ロビーに展示してありました。
面白~い!よく描けてる!


これは、ゴッホが描いた自画像。耳を切った後の自画像です。
やっぱり比べちゃうと違いますね~。


ゴッホのひまわりの題材になっている品種のひまわり。
ロビーにたくさん生けてありました。


こちらは、本当のゴッホのひまわり。


天王洲 銀河劇場で28日まで
http://www.gingeki.jp/performance/index.php?date=200906#93


posted by y.nose


元上司/INAX築田さんの送別会

2009年05月21日 | ●休日・プライベート

月曜日は、INAX築田さんの送別会。
定年退職して何年か経ちますが引止められて会社に残り何年かが過ぎ
ついにこの度INAXを退かれる事になりました。

私は平成6年にINAXを辞めて約15年も経ちますが
今回お声をかけていただき嬉しく行って参りました。

INAXは現在では設備メーカーのイメージが強いですが
実はもともとはタイルメーカーで、私がおりました頃は
タイルメーカー色が強かったのです。
CIブームの頃にINAXという名前になりましたが
その前は伊奈製陶で、
その昔は丸八製陶だったか?確か土管を造っておりました会社です。
有名な常滑焼の産地の常滑に今でも本社があります。

今回集まったメンバーは、
築田さんが長いことまとめていたタイルの特販営業部の営業マン達と
その関係者です。


タイル特販部は、ピカ物件とか呼んでいたと思いますが、
大型物件や有名建築家が手掛ける著名建築物などの
外装特注タイルを主に受注していた課です。


建物のファサードの材料ですから、
その建物の表情を決める訳で皆それなりに誇りを持って仕事をしていたように思います。
営業先は、大手ゼネコン設計や著名建築設計事務所。

私がおりましたのは、バブル崩壊少し前まで。
バブル絶頂期で東京、横浜、千葉などにいづれにもビルが乱立していたころですから
非常に忙しかった頃です。
そのころ建った建築物で覚えているのは、
東京都庁、横浜のランドマークタワーなどみなとみらいの建物群、
幕張などのオフィスビル群、浦安などのホテル群などでしょうか・・。
当時はINAXでもタイル特販は花形部署だったと思います。

設計者の思いとおりにタイルの色が出ず、何度も見本焼きをしていた営業マン。
設計者にあそこのビルのあの色がいいと言われて、写真をこっそり撮りに行ったり、
DIC(大日本インキ)の色見本をビルの外装にあてて色合わせをしたこともあります。
なんて言っても所詮は焼き物ですから、
焼き加減や温度や湿度によって色なんて変わってしまう、
思い通りの色なんてドンピシャと出る訳ないのですがね~。
ですから結構大変です。

私は営業アシスタントという仕事でしたが営業マンとペアとなり、
図面を見てタイルの拾いをし、見積を作成したり、
サンプルを設計に持っていって、簡単に説明をしたりする仕事でした。
現場事務所に行くこともありました。怖い現場所長がいたりと・・。
F邸というシークレットネームで来た建築物があり、
外装のタイルを拾って見積をしましたが、
後で聞いてみると吹上御所のFということで驚いた事もありました。

タイルだけで何万㎡も受注するわけですから、見積金額も結構な金額になります。
タイルの設計見積だけで何億になったりする訳です。

しかし最近では、エコロジーや耐震などの観点からか、
ビルの外装もガラスやカーテンウオールなどに代わってしまい
外装をタイルで行うことは少なくなってしまったようです。



辞めてからもよく会っている方もおりますが
15年ぶりにお会いする方も多く感激でした。
今回は、仙台や宇都宮からきた営業マンも。名古屋から工場の人も来ていました。




INAXに入って6ケ月経っていなかったころだったかと思います。
築田さんが私の席のところにやってきて、一枚のタイルを手に持って
「上野さん(私の旧姓)、このタイルは命よりも大切なものなんですよ。」
とおっしゃった覚えがあります。
その時は私も学校を卒業したばかり、20代でよく意味が解りませんでしたが
【お客様からお金をお預かりしてタイルを造っているんですよ。これで我々は飯を食っているんですよ。】
ということなのですが、
自分で仕事をするようになってその本当の意味が解るようになりました。
心に残る言葉です。

辞められても他から仕事のお話がきているようで
まだまだ現役でお仕事をされるご様子です。
頑張ってください。

最後には築田さんの胴上げ。
やっぱり営業、関東一本締めで終わりました。
こんなに人が集まって人望の厚い築田さんです。


posted by y.nose


生活と芸術-アーツ&クラフツ展/ウイリアム・モリスから民芸まで

2009年03月26日 | ●休日・プライベート

昨日は水曜日で休みでしたので、上野へ参りました。
昼ごろ上野につきましたが雨。
雨の方が展覧会も空いているいるだろうと、これ幸いと思いましたが
公園にも結構な人。展覧会もガラ空きという訳ではありませんでした。
公園の桜は、まだ一部で咲いているのみ。


西洋美術館で行われているルーブル美術館展を横目に
都美術館のアーツ&クラフツ展へ。
およそ100年前、
19世紀後半にイギリスでウイリアム・モリス達が起こしたアーツ&クラフツ運動を中心に
その影響を受けたドイツやオーストリア/ウイーン工房などの作品の展示、
そして最後には日本にどう影響を及ぼしたか(柳宗悦らの民芸運動)、
という流れで家具、テーブルウエア、壁装材などの展示を見ることができます。

いつもの如く今回も、イヤホンガイドを借りて観ました。
学生時代には、すべて授業で聞いているの内容だと思うのですが
途中、居眠りをしていたと思います、断片的にしか実は覚えていません。(笑)

今回は、とても面白かったです。
インテリア、建築、デザインのご興味がおありの方は必見です。
ポスターやパンフレットもとてもおしゃれ。
4月5日まで開催されています。

東京都美術館 生活と芸術-アーツ&クラフツ展



モリスの言葉。
う~ん、そうかぁ・・。そうですよね。やっぱり。


昼食は、美術館のレストランで上野の森の木々を眺めながら頂きました。
ルーブル美術館展は始まったばかりで、
6月まで会期がありますからまた今度にしました。


posted by y.nose


お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージからどうぞ。

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、OZONE(新宿パークタワー)、7F CLUB OZONEスクエア、ミーティングスペースでのご相談対応が可能です。

カテゴリー●印

2006年9月~2013年1月までの記事は、前職、地域ビルダー時代の記録です。