タイでは2022年６月９日に大麻が麻薬リストから外されて栽培と一般使用が認められることになったが、これが様々な弊害を生んだことで、政府は大麻を再び麻薬リストに含める方針を打ち出すことになった。
だが、以前から大麻合法化を提唱していた与党・タイ威信党の党首であるアヌティン内相は７月９日、大麻を再び麻薬リストに含めることに反対を表明した。
この件については麻薬制圧委員会（NCB）で話し合われる予定だが、内相はここで大麻合法化の撤廃に反対すると明言している。
ただ、内相によれば、セーター首相を議長として開かれるこの話し合いに内務省代表として参加する内務事務次官に合法化撤廃反対を強いるつもりはないという。
内相自身は、「仮に合法化が撤廃された場合でも、内閣改造でタイ威信党が保健省を管轄することになったら、大麻合法化はタイ威信党が推進してきた目玉政策であるため、大麻は再び麻薬リストから外されることになる」と語っている。
大麻業者から多額のわいろをもらっていると明らかな大臣がいろいろほざいていますが、タイ国民の大部分が猛烈に反対しているのでそんな小手先のことは通用しないでしょう。
すでに治安はかなり悪化し、大麻利用者の低年齢化は相当進み、中高生はもちろん小学生でも大麻を利用している子供も多数います。
みんな充血し腐った魚のような眼をしています。どう見ても廃人です。
一部の大麻関係者や薬物中毒者のために国が腐敗してよいはずがありません。
タイのことですからこの先いろいろ変更はあるでしょうが、大麻が利用できるのももうそう長いことはないでしょう。
日本でいえばマイナンバーの義務化、強制化に国民はみんな怒っていますが、タイ国民の大麻に対する怒りはそれ以上なのです。
下手な政策を打ち出せば、次の選挙に大きく影響することは必至です。
よく規制しても地下に潜るだけという人もいますが考えが甘すぎます。
秘密裏に売買は可能でしょうが、当局の計画では購入者利用者の取り締まりを強化するようで、
空港、繁華街などで抜き打ち的に大麻利用したと思われる者から尿検査を実施するようです。
見る人が見れば大麻利用者はすぐわかります。
主に外国人が取り締まりの対象になるようです。（タイ人はここでも大目に見られるようです）
当然、医療目的の証明（医師が発行する病気などを記載した正式なもの）を所持しない場合、麻薬取締法違反で即逮捕となります。
初犯でも執行猶予などはつかず、劣悪な悪環境のタイの刑務所行きとなります。
60日ノービザ滞在案ですが、本日まで政府から何ら公表もなく、ノービザ入国者は30日の滞在日数しか付与されていないようです。
6月末～7月初旬（今日は10日です）に開始するといっていましたが、やはりこの案は流れたようですね。
タイではこういうやるやる詐欺は日常茶飯事なのです。
昨年には90日ノービザ滞在案というのがありましたが、やはりいつまで待とうが何もなく消滅していました。
タイとはこういう国なので、たとえ政府発表でも話は半分程度で聞き流しておかないといけません。
そもそも今の超円安バーツ高のタイに来る意味があるのでしょうか？
