スズキ広報によると(プレスリリースには書かれていないけれど)、大きな理由は2つあって、
ひとつは「スズキが得意とする小さなクルマの市場が想定したほど大きくならなかったこと」。同社が大きなシェアを握るインドとは違うというわけだ。
もうひとつは「バーツ高(輸出価格の上昇)による輸出採算性の悪化」なのだとか。
なるほどなるほど。内需も厳しいし、輸出拠点としても厳しいという板挟み状態になっていて、そこからの脱却が見通せないということか。
中国でも多くの日系自動車企業が中国から撤退いしていますが、これは中国経済がやばいとかという理由ではなく、
中国の自動車会社に対抗できなくなっての撤退だと聞いています。
要は戦いに敗れて逃げ出しているのです。
あのトヨタもです。
中国の電気自動車大手比亜迪(BYD)はタイでも猛威を払っており、日本のシェアを急速に奪っています。
販売方法もかなり強引で多くのトラブルも発生していますが、このままいけば何年もたたないうちにタイの市場は中国企業がトップシェアになるのは間違いありません。
日本企業の衰退がかなり顕著になってきています。
ウクライナなどに多額の支援をしている場合ではありません。
経済復興をしなければならないのはウクライナよりも我が国なのです。
それでも支援したいという人は私財を投げ売ってご自身でやって下さいね。(本当に支援が復興に使われるかどうかはかなり???)
ウクライナ高官による支援詐欺は今や世界では有名です。
そして記事にもありますように、異常なほどの円安とバーツ高、今日のレートでは1円=0.225Bとまた円安が進んでいます。
冗談抜きでタイでの生活は日本の生活よりきつくなると思います。
タイ旅行?腐るほどお金がある人がやることです。
ただ光も見えています。
タイ経済がかなり調子が悪いようで、景気復興のためには今の金利を下げる必要が出てきています。
金利を下げればバーツの価値も下がり、対円でバーツ安円高になります。
少しでもバーツ安円高になってほしいです。
それは個人だけでなくタイの日系企業も強く望んでいることです。
バーツ高はタイで生産をする企業には輸出が激減することにつながりからです。