元タイ首相のタクシン・チナワット氏は2024年8月18日、保釈期間を終える予定。これは、国王陛下の誕生日に合わせて実施された7,500人の囚人への恩赦によるもの。
この恩赦は、タクシン氏の娘であるペートンタン・チナワット氏が、タイ最年少の首相に選ばれた直後に行われた。
タクシン氏は、15年間の亡命生活を経て2023年8月にタイに帰国。
タクシン氏は、2001年から2006年にかけての首相在任中に下されたさまざまな罪状での本来の8年の刑を、以前の恩赦で1年に減刑されていた。
保釈中の直接的な政治活動は制限されているものの、彼は特にタイ貢献党内で重要な影響力を持ち続けています。
王様からタクシン氏の次女ペートーンターン・チナワット氏(37)の首相への正式任命が下りました。
タイ歴史上最年少の首相誕生です。
女性首相はタクシン氏の妹、ペートーンターン氏の伯母・インラック元首相(現在海外逃亡中、間もなく恩赦?で帰国予定)に続くものです。
タクシンは8年の懲役刑でしたが、2回の恩赦や病気を理由による保釈で実質1日たりとも刑務所へは入りませんでした。
今日18日に晴れて自由の身となります。
すべてがあらかじめ計画されていたことだと思います。
これからタクシン一族はどのようにタイを導いていくのでしょうか?
裏取引や権力と聞くだけでアレルギーのように毛嫌いする方がいますが、そういうことがない政治は現実あり得ません。
ばれるかばれないだけの差でしかないのです。
麻薬嫌い、経済分野を大の得意とするタクシン氏はタイにとって私はプラスになる政治家と期待しています。
大麻追放、バーツ安が期待できます。
少なくとも右も左もわからないで不敬罪廃止を訴え、政界から追放されたピタ前進党党首が首相にならなくてよかったと思います。