『しゅう君、独立して商売してみない?』
8年前独立し、今は商売が軌道に乗っている元の職場の同僚から携帯に一報が入った。
彼とは時々会っているし、彼のお店にも何度かお邪魔している。
早速、会って話を聞いた。
いい物件があり、そこに出店したいが一緒にやってくれるパートナーがいないので私に連絡をくれたとゆう。
社員としてでもいいし、個人で資金を出して経営してもいいとゆう。
サポートはするから、やってみないかとゆう。
正直、迷っている。
金がそうそうあるわけではない。
世間の状況が悪すぎる。
この齢で?
と、いろいろ考えてしまう。
当たり前だ。
しかし、これはチャンスなのかとも思っている自分もいる。
その日は、『まだ時間があるから、良く考えて返事をして。』と1時間半ほど話をして別れた。
居抜きのその物件を昨日見てきた。
まだ答えは出せない。