勤務地が変わり、今までお世話になっていたGSを卒業することとなった。
2年前までこちらの勤務だった時利用していたGSは、廃業している。
仕方がないので、給油は今のところゆきあたりばったりである。
先日給油したGSでの初めての体験である。
車を横付けし給油していると、そこのお兄さんが声を掛けてきた。
『オイル、点検しましょうか?』
普通の営業言葉である。 しかし違ったことがあった。
そのお兄さんが片膝を着いて運転席のアタシの目線より低い姿勢で話しかけてきたのだ。
顧客である運転者に敬意を表しているのだろう。
悪い気はしなかったが何しろ初めての体験である。少し戸惑ったことは事実である。
この不況である。 この業界も生き残りをかけて大変なのだろうと思った。
アタシもものを売る接客業である。 この態度は大きく参考になった。
ものを売っているだけじゃあダメだ。 気持のよい接客態度とゆう付加価値サービスが必要となることは、これから競争激化していく中で勝ち残った行くための絶対必要条件であると思った次第である。
今までも頭の中ではわかってはいたのだが、実践できていない。
実践できるものだけが生き残る。