転作確認

2011-06-30 11:48:13 | 必殺百姓人生!

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なんのかんの言っても今の日本は米余りであります。

江戸時代はお侍さんたちの領地の大きさを米の石高で表すほど日本の象徴的な主食だったのに いつの頃からか 余りだしてきたのであります。

戦後食糧難の時代はとにかく米を作りなさいと国を挙げての稲作奨励をしていたのであります。しかし昭和30年代に入ると食の西洋化が進み30年代後半には米が余り出したのであります。

昭和35年の一人当たりの米の消費量が約120㎏に対し平成19年では半分の60㎏に減少しています。

そりゃあ マックや行列の出来るラーメン屋さん ピザにパスタと美味しものいっぱいありますからね 仕方ない面も・・・・・。

そこで国は田んぼの作付制限をアタシたち百姓につきつけたのでありました。

それから40年余りずっと減反政策を行い 今では全耕地面積の3割は作付不可になっているのであります。中には反発して 従わない農家のありましたけどね アタシはずっと国の指示に従い減反してきたのでありました。

で”減反”とゆう言葉があまり感じよくないので ”転作”とゆう名の下この政策は今でもずっと続いているのであります。

でもね 米余りといいながら 平成5年の大凶作のとき海外から米を輸入したことをきっかけに それ以来いわゆるミニマムアクセスってゆうやつでずっと輸入しているのでありますよ。

まあまあ 今の米情勢は生産者農家にとっては相変わらずいいことなしであります。





とゆうことで昨日は 本当に減反してあるかどうか JAと市役所の職員と共に田んぼを回っての確認作業でありました。

小雨の中田んぼ道を歩きながらの確認作業 もう矛盾を感じることも忘れてしまっています。

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お疲れさまでした!

2011-06-28 08:46:28 | ブログ

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雨が続き紫陽花も色を変えながら自分の立ち位置をしっかりと守っているようです。

しっとりして控え目でいながらゴージャスな花です。

紫陽花は梅雨によく合う花です。





先日ブログで紹介したチヌジャックさんが南三陸町歌津へボランティアに行き 今回の活動と歌津の今の現状報告をブログでアップされました。

もしよろしければクリックして頂いて今の被災地の現状がどうなっているのか知っていただければ幸いと存じます。

私ももちろんそうですが自分の今の生活に押し流され 震災後3カ月経とうとしている被災地のことを忘れがちになっています。

それどころか 今の景気低迷を震災のせいにして文句をゆう始末です。

自分で被災地に出向いた訳でもないのに偉そうなことを言って御不快な方もいらっしゃるとは思いますが こうやって自分の仕事を脇に置いてでも地道な活動を行っていらっしゃる方がいることを少しでも多くの方に知って頂きたく今日の記事を書きました。

チヌジャックさん そして今回ボランティアに参加されたラーメン店の大将をはじめ同行されたみなさん 本当に御苦労さまでした。

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今年も

2011-06-27 15:43:58 | うんめえもん

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毎年この時期になると 旬のスモモが紀州から送られてくる。 「大石早生」であったり「ソルダム」であったりと日本を代表する品種である。

ブルームが付いた新鮮そのものの高級果物である。

恐らくブログを通じてまっちゃんと知り合わなければ 一生食すことはない果物だったろう。

木に生ったまま完熟させたとゆう。

甘い香りが漂い どっしりとした重みがあり 表面は張りと弾力がある。

まっちゃんが奥さまと共に丹精した スモモ 心して頂きます。

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まっちゃん今年もごちそう様です!

ありがとうございました!


梅雨空

2011-06-26 17:29:44 | しゅうちゃん劇場

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梅雨はやはりこの地方を避けてくれることはなかった。

空梅雨かと思わせる程の晴天の続いた今年の6月。 

下旬に入り梅雨前線が活発化 本格的な梅雨入りとなった。

しかし梅雨の晴れ間 束の間の夕焼けは空気が澄んでいるせいか とても美しい。


黄昏時の繁華街 いや元繁華街と言った方がいいのかもしれない。 人通りは少なくまだ明るいとゆうのにシャッターを下ろしている店が多く点在する。

大型化した商業施設は郊外に人々をまとめて吸収し 従来型の町の商店は生業としての機能を失わざるを得なくなってしまった。

地方都市では人情下町商店街がどんどんなくなって 人々の笑い声や会話が消えていった。

これもどうしようもない時代(時)の流れなのか・・・・。


今日はいやに蒸すので黒の鹿の子ニットにベージュのチノパンとゆうラフなスタイルで夕闇の街へとやって来た。

梅雨空の下 町ゆく人々は 節電対策も兼ねてかショートパンツやノースリーブシャツなど思い思いの着こなしでこの蒸し暑さを回避しようと努力しているようだ。

大通りに面したカレーショップからは 香ばしい香辛料の香りが漂い 夕食時であることを告げていているかのようである。


横丁の路地に入り煙草屋の角を右に曲がると いつもの『美寿々』の四角い看板灯が目に飛び込んでくる。

引き戸を開け えんじの暖簾をくぐり店内に入る。

「よっ!」

「しゅうちゃん いらっしゃい!」

今日のママはご機嫌みたいだ。

「4月以来ね しゅうちゃんが来るの待ってたのよ!それに今日のラルフローレンのポロシャツとっても素敵よ」

「ん? いつもと違う なんだか様子が変だな!」

「そんなことないよ 大震災以来ずっとお客さん減っちゃってね ホント厳しいのよ だから来てくれたお客さんは たとえしゅうちゃんでも 愛想よくしないと やっていけないのよ!」

「これだもんな」

「今日は美味しいお酒があるの大吟醸酒”浦霞” 宮城のお酒よ! ちょうどいい冷え具合だから 飲み頃よ♪」

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「それにおつまみはしゅうちゃんの大好物!!」

カウンターには平目の造りとジュンサイの三杯酢が並んだ。

吟醸酒には最高の当てである。

「おっ 最高のご馳走だ! ママ 今度結婚しよっか!?」

「ハイ ハイ喜んで そのうちね」

「このお酒ね 仙台のカワちゃんに被災のお見舞いをほんの気持ち 送ってあげたの そしたらね彼がね お返しだって 送ってくれたのよ」

「へ~ カワちゃんが・・・ 彼は律儀な人だからねえ」

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「それじゃあ 頂きますか ママ飲もっ!」

「かんぱーい」

凄くのど越しのいい酒である。 今が旬のスモモとイチゴを足したようなフルーティーな香りと味である。

これ日本酒?と思わせるような飲み口である。

飲み干した後のさっぱりとした後味がまたなんともいえない。

久しぶりに外で飲む酒は身体中に染み渡り 日頃のストレスを開放してくれる。

今日も 美寿々ママに逢えた。

どんよりした梅雨空ではあったが心はすっきりした いい一日であった。


今日も願望的なバーチャル日記 「しゅうちゃん劇場」 以上 おしまい!


夏風邪

2011-06-24 10:30:55 | 健康・病気

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久しぶりに風邪を引いてしまった。 この時期だから夏風邪とゆうんだろう。

とにかく喉が痛い 咳が出る 気管支がゼーゼーゆう 目が痒い。

おまけに口内炎が出来てしまって 口の中も痛い。

きっとアデノウイルスにやられたに違いない。

ちょうど 結石の薬が切れかかっていたので掛かり付けのドクターに ついでに診てもらうことに。

「喉が痛いんですけど・・・・」

あのバターを塗るようなやつで アタシの喉を覘く。

「腫れてないなあ」

「そうですか でもめっちゃ痛いんですよ」

「多分 喉の奥の方だな でもこの程度なら大丈夫 おまえ結石の薬も飲んでるから あんまり他の薬は飲まない方がいいよ まっ 規則正しい生活をすれば治るから・・・・」

と 突き放されてしまった。 まあ 25年以上のお付き合いである。このドクターはいつもこの調子である。

しかし結石の激痛など 緊急時には日曜日でも診てくれる信頼のおけるドクターであることは間違いないのであります。

「でも 喉が・・・・」

「じゃあ イソジンを出しておくから よく うがいして! はい 以上」

とゆうことで診察が終わり帰途についたのでありました。

家に帰り うがいを一生懸命したことはゆうまでもありません。

でもまだ 調子悪いのであります。

夏風邪 流行っているみたいですよ 皆さん気をつけましょう!