水田に水が張られ、田植え前の本田作業が朝早くから急ピッチで行われている。
5時ともなると、トラクターの音があちこちの田んぼから鳴り響く。 ゴールデンウィークめがけての田植え作業になるため、少しでも時間が惜しい。
機械が大型化され性能が良くなったとは言え、朝早いのはちょっときつい面もある。
しかし、やるべきことを普通にやるのが人生である。
考えてみれば、普通にそのことが出来るとゆうこと自体、幸せなのではないかと思う。
あぜに目を落とすとスギナに着いた朝露が朝日に照らされ、キラキラ光っている。
水の張られた田んぼのあぜ際を見ると、まだ冷たいとは思うのだが、アマガエルが水遊びをしていた。
季節は確実に初夏へと向かっている。
知り合いから、酢のドリンクを一年間飲み続けたら、花粉症が治ったとゆう話を聞いた。いわゆる体質改善したのだろう。
いいと言われたことは何でも試すしゅうである。 試すことは試すのだが、いつも三日坊主で終わっている。
今回も花粉症克服のため、昨日からの挑戦である。 試し飲みに購入したものがこのヤクルトの黒酢ドリンクである。
早速飲んでみる。 酢の独特の臭みはない。 甘くて中々旨い、ジュース感覚である。
表記をみるとハチミツと紀州南高梅入りである。 更に、純米熟成黒酢入り、なんか効きそうな感じ。
ただ、この１パックが９０円、ちと高いか。 聞けば500ml入りのお買い得品もあるそうだ。
今この時点では一年間続けてみようと思っているのであるが・・・・・
果たして今回はいつまで続くことやら。
今日は、3月上旬並みの気温だとゆう。
4月も終わろうとしているのに異常である。 風が非常に冷たく感じる。
用事の途中、しらさぎ森林公園にたち寄って来た。 勿論ソメイヨシノはもう散り、牡丹桜が満開であった。
ハナミズキが鮮やかな紅色でアタシを迎えてくれた。
公園内では、ウグイスがいい鳴き声を響かせていた。
ヤマブキの花であります。
クルメツツジであります。
白いハナミズキもまたオツなもんです。
「暖かくなって、早くみんなが来てくれないかなー」って、公園の妖精が囁きました。
今日、4月26日は我が集落の春季大祭であった。 この日にちは、ずーっと変わっていない。周辺集落では、会社が休めないなどの理由から日曜日に移動したところもあるが、当集落はこの日と決めている。
『春祭りは4月のにじゅうろくんち（ろくにち）に決まってる！』とゆう人がまだ多数を占めている。
そんなこだわりが、アタシは好きだ。
しかしながらアタシはサービス業、月末のかき入れ時、休む訳にはいかなず今日はお祭りに参加出来なかったのであります。
今日は、春の嵐で雨模様、お祭りが無事行われたのでありましょうか？ ちと心配であります。
でも、しっちゅうご（七十五歳）のお袋様は、いつもどおり朝早くからアタシの大好物、五目おこわをこさえてくれた。
朝飯に食べて、弁当に詰めて昼飯に食べて、晩酌の後、夕飯に食べた。
三回とも旨かった。
これがアタシの「うんめもん」の真骨頂。
ここ一週間ほど雨が無い。 揚水機場からの水は地下ポンプを通って供給されているのだが、何しろ一斉である。 この広大な田んぼの水を満たすには、まだまだ時間が掛かりそうである。
何しろ田植えは、苗の生育や気候に関係なく、人間の休みの都合で行われる。 それに合わせての、本田作業なのである。
稲にとっては、もう少し遅いほうが気温的にもいいのだが、農外収入を当て込んで農業を何とか続けている現状である。 そうも言っていられないのである。
さて、いつもの年ならもう代掻き作業に入り始めているのだが、今年は今日あたりからやっと、砕土（水を入れて代掻き前に土を砕く）作業が始まった。
何とか田植え前の作業をゴールデンウィーク前に間に合わせなくてはならない。
水が欲しい！
と、思ったら今日は雨、やったー！
何とかなりそうである。
天の恵みである。
後、十日もすれば集落の周りの田んぼは満面の水を湛え、早苗が風に揺られながらキラキラ光るとゆう情緒ある風景が広がることだろう。
