『全く、何を信じたらいいのでしょう?』
昨日、ニュースの街頭インタビューで、主婦と見られる方が、マイクに向って答えていた。
マクドナルドの偽装表示、期限切れの食材使用発覚についての質問だ。
ほぼ、内部リークと考えてよいだろう。
例によってニュースの中でも、声を加工し、顔にはモザイクをかけた、アルバイト店員に対してのインタビューが映し出されていた。
『私たちは只、指示を受けてそれを黙々とこなすだけ、表示張替えなんか、いつもの事でした。』
『指示された事が、仕事ですから、良い、悪いの認識は有りません。』
と答えていた。
そんなもんでしょう。
食品業界の今年の、流行になってしまったような感がある。
多分、同業他社からの告発も、この業界では、かなりあると推測される。
告発され、偽装がばれマスコミに取りざたされた会社は、『何でうちばかりが!』 と、思っているに違いない。
内部告発は、なぜ起きるのか?
知れたこと、会社に不満を持っているからだ。
そして、告発者はパート、アルバイト従業員が多いようだ。
呵責の念に耐えかねて告発した、上層部の人間は、恐らく殆どいないだろう。
低賃金で、多忙な仕事をさせられている、非正社員が不満を持つのは当たり前だ。
社員以上の仕事、責任を負わされ、低賃金。
これでは、不満が出るのは、当然だ。
これは、食品業界に限って事ではないが、現状の労働環境はかなり悪化しているように思える。
話が反れてしまったが、偽装は違法行為であることは、間違いないこと。
只、人の健康を害するような事例は、今のところ出ていないようなので、もう少し考えて販売したらどうだろうか?
街にお住みの方は、全てを購入しなければ、食事が出来ないのだから、敏感になっても仕方が無い一面があるのだろう。
アタシは、米、野菜は自給自足の生活をしているので、それだけでも幸せに思っていますよ。