ビタミン剤

2012-10-01 18:00:23 | 映画

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山田洋次監督50周年記念企画として講談社から発売されている「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」

なんだか買い続けているうちに結構な数になってしまった。

アタシのとって寅さん映画は心のビタミン剤である。

そしていろんな事を教えてくれる教科書でもあります。

一番好きなのは「口笛を吹く寅次郎」 掛け値なしの面白い!そしてこの作品は数少ない寅さんがマドンナに惚れられるとゆう設定である。

竹下景子さんが実にかわいい!

寅さんが坊さんになってしまうところも何ともである。

二番目は「寅次郎 真実一路」

人妻に惚れてしまうとゆう設定。

大原麗子さんがむちゃくちゃ綺麗。 画面に見入ってしまったのであります。

後は「紫陽花の恋」「紙風船」なんかがいいかな?

なんだか滅入ったとき 落ち込んだ時 いつも寅さんに励ましてもらっているのであります。

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幸せの教室

2012-05-17 21:33:13 | 映画

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2~3日前の朝刊で この映画が紹介されていた。

久しぶりにあの ほの暗い舘(やかた)の中で ひとり ストーリーの中の一員になってみたい衝動に駆られワーナー マイカルへと足を運ぶ。

木曜日の9時30分上演。 館内はアタシを含め4人 ほぼ貸し切り状態。

ブラックコーヒー片手に一番うしろの席を選び ドカッと腰を下ろす。

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ。 どちらもハリウッドを代表するアカデミー俳優 そしてラヴコメの第一人者でもある。

監督もトム・ハンクスだそうな。

まあこの二人が共演だったら 面白くなくはないだろうと大した期待もせずにコーヒーを啜りながらスクリーンに見入る。

結局のところ 人間 挫折しても努力して前向きに生きればハッピーエンドになりますよってゆう ストーリーが読めてしまうドラマでありました。

まあ それはそれで良しとしましょう。

アタシは映画館で現実逃避と共にストレス解消が出来たのでありますから(^_^;)

でもね 入場料1800円てえ金額 少しお高くないですかね?

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でもでも 映画館の雰囲気大好きであります。

また近いうちに行きたいですね(^^♪ 


武士の家計簿

2010-12-09 18:11:53 | 映画

武士の家計簿

古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養書「武士の家計簿 『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督&堺雅人主演で映画化。御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる。


久しぶりの映画館である。 平日の午後 館内はシニア世代ばかり20名位の入りであった。

一番後ろの席 ホットコーヒー片手にひとり ゆっくり鑑賞出来たのであります。

時代劇を全く別角度からとらえた 佳作であります。 

格式や体面を重んじるばかりに窮地に陥った下級武士の台所事情をリアルに描き 人はどう生きるべきかを問うている作品であります。

家財道具 着物 などは最低限度を残し全て売り払い 絵に描いた鯛を代用に祝い事を行ったり 食事は一汁一菜と節約したりといった武士の見栄を捨てての一家の建て直しの物語であります。 

今 日本の経済状況下にある極一般家庭にもにぴたりと当てはまる内容なのであります。

しかし見栄を捨てて生きることはとても難しいのであります。 と そんなことも感じさせてくれる映画でありました。

中村雅俊と松阪慶子がコミカルないい味を出していました。

そして主演の酒井雅人 主人公である直之の表情が物語全般を通して実によろしかったのであります。この映画の一大ポイントでありました。

やはり人間 真面目に実直に生きることが一番なのでありましょう!


60歳のラブレター

2010-01-28 18:50:05 | 映画

昨年5月16日に公開された映画であります。

住友信託銀行は、毎年「夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター」を募集している。この企画、昨年で10回目を数えたとゆう。

これをまとめた書籍を原案にこの世代のパートナーの在り方について描いた作品である。



今日の休日、一年ぶりに近所の健康ランド「ポエム」に行ってきた。

昼飯にビールの中瓶と焼きそばを頂き、昼寝をしにシアタールームへと行ったのであります。ここのシアタールームはかなりの本格派、画面もでかいのであります。

「さて、寝るか!」と目を瞑った途端、このDVDが始まったのであります。

全く予備知識がないのでなんとなく見ていると、キャストが凄い。だんだん引きこまれていってしまい、2時間位のこの作品をあっとゆう間に見終わっていたのです。  ちょうど、アタシ等世代のお話でありましたのでなおさらです。

笑えるし、泣けるし、いい映画に仕上がっていますね。 隣に座っていた親父さんなんか両手で涙を拭きながら啜り泣いていましたよ。

見終わって「もうちょっと、カミさんに優しくしなきゃあなあ」などと思ってしまったのであります。

レンタルで借りて見てもいい作品かなって、思います。


寅さん

2009-08-27 10:34:28 | 映画

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今日は「寅さんの日」であります。

1969(昭和44)年、今から40年前、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開されたことを記念して制定されたようであります。。「フーテンの寅」が最初に登場したのはテレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡したのでありますが、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来48作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなったのであります。

小学4年生の頃だったと思うのだが、家にテレビがやっと入った。 当時はNHKと教育とTBS系の3チャンネルしか受信できなかった。

そんな中で毎週楽しみにしていたのが「泣いてたまるか」とゆう番組であった。

♪そーらが泣いたらあーめにる♪ やーまが泣くときゃ水がでる♪ おーーれがなーいてもなんにもでなーいー♪

で始まるテーマミュージックは今でも歌えるくらい鮮明に覚えている。 いわゆる人情喜劇のこのドラマ、毎回小学生のアタシでも人の生き方みたいなものが伝わって来て、引きつけられるように観ていたものである。

このドラマの脚本が山田洋次であった。

テレビで「フーテンの寅」を見た記憶はないが、映画はテレビも含めてではあるが、全作観ている。

第一作目は白黒でしたよ、たしか。



『おじさん、人間って何のために生きてんのかなあ?』

『むずかしい事聞くねえお前・・・・ ほら、あー 生まれてきてよかったって事が何べんかあるじゃないか、そのために生きてんじゃないかな』

寅さんと満男の会話より

シリーズ第39作『寅次郎物語』 マドンナは秋吉久美子。

アタシが一番好きな寅さんの名言であります。