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~聖なる谷巡り編~ ペルー旅行記Part.5

2007-01-05 14:29:04 | 旅行
ついに旅も佳境。
マチュピチュに行く前に、クスコとマチュピチュの間に位置する
遺跡や村を巡った

ここは、アンデスの6000m級の山々に囲まれた“聖なる谷”と呼ばれる地域で、
今でも昔と変わらず農耕を中心として村を作って暮らしている人達がいた。
電気が通ったのがやっとというような、しっくいで塗り固められただけの
簡素な家々が続き、文明とはかけ離れた生活をしていた。


●ピサック
ピサックから車で小1時間の小さな村で、市場が開かれていた。
観光客向けの民芸品のお店がたくさん立ち並ぶ↓

もともとは、周辺の村々に住む人たちの物々交換の場がメインだったようで、
今でも食料品や日用品もたくさん売られていた。


肉はぶつ切りそのまま↓


この村は大きい方で、建物も周囲の村と比べると、大きくしっかりしていたけれど、
市場以外目立ったものは何も無く、寂しかった。
まずしい所なんだろうなぁ…


●ウルバンバ
この村は雰囲気がうってかわって、広い敷地にコテージが点在するようなリゾート
ホテルが点在するクスコ市民の保養地。
その一つでランチをとった。

そこで飼われていたアルパカと、しばしのふれあい↓


●オリャンタイタンボ
腹ごしらえの後は、インカ帝国がスペインの征服軍から逃れ、撃退した要塞と
言われるオリャンタイタンボの遺跡へ

それにしても、なんとも憶えにくい妙な名前

なんと急な斜面に150mにわたって300段もの階段を作る程の大きさ↓


対岸にある見張り台と思われる岩は、なんと顔の形に見え、
当時の人は崇めていたとか。


遺跡を形作っている岩の一部は、重さ数百トンに及ぶ巨石で、中央が一部帯状に
出っ張る部分(男性が手をかけている部分↓)を残して削り、摩擦を少なくして
から、引き摺って運んだという


これらを含め、岩は川を挟んだ対岸の山↓の向こう側の石切り場から運んだという
から、想像を絶する…


遺跡からの村の眺め↓



この日は、オリャンタイタンボにある宿「パカリタンプ」に宿泊
小さな村にも関わらず、観光地ということで、設備が最大限に整えられた
可愛らしい宿でビックリ


ただ、シャワーが途中で水になったり、冷暖房・テレビが無かったりで、寂しい
思いをしつつ、翌日の旅のハイライト、マチュピチュに備えて早く就寝

それにしても、高い山々に囲まれて、空が抜けるように青くて、絶景だった


宿で飼われていたアルパカも可愛かった
左のアルパカは「パラ」(と、宿の人は呼んでいた。)