こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

陰陽説

2007-09-28 | こころ
みなさん、陰陽説ってご存じでしょうか?
これは、世の中に存在するすべてが、それだけ独立してあるのではなく、陰と陽という対立した形で世界ができあがっていると考える原理で、陰と陽はおたがいに影響しあい、陽が極まれば陰が萌(きざ)してくるというようにして新たな発展を生むという考え方です。
例えば、男(陽)女(陰)、天(陽)地(陰)など、また善悪、昼夜、右左まで、すべてのものが陰陽に例えられます。

また森羅万象の状態を表す概念として、占いなどにも用いられています。

光り(陽)の中に一点の闇(陰)があり、逆に闇(陰)の中に一点の光り(陽)がある...。
いいことだらけに見える中にも必ず、闇があり、どんなに大変で辛い事の中にも必ず、光りがる...。
そして、また新しいナニカが始まる...。
なんか素敵です。
この事を考えるとなんか勇気が出てきます。

光りがなければ闇は存在できません。
逆に闇があるからこそ光りの存在に気付く事ができる。

闇だらけで光りなんて見えないって思っていたら、ちゃんとほのかに光る「光り」があって、今度はその光りに向かって新しく動きだしていったら、ゆくゆくは光りだらけになり闇はほんの少しになっていた。
なんて経験をされた事がある人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

アロママのお客様の中にも、大変な思いをされて永く苦しんで辛い思いをされたというのに、
とても明るく『でも、自分の事を見直すいいきっかけになりました。』
とおっしゃっていた素敵なお客様がいらっしゃいます。
闇の中に美しい光をちゃんと見つけていらっしゃいました。
これからきっと、その方は光りに向かって行かれるんだな~と思いました。
新しい自分になって、また新しい始まりを迎えられるのですね。

終わりはない。
死すら終わりではない。
また新しいナニカが始まるだけ。

光りしか見たくないって思っても闇は必ずあります。
その闇を『まあ、いいか』で放って置いて、気がついたらかなりの大きさになっている事の多い私の人生。
変化が恐く、臆病になっている私に勇気をくれる陰陽説です。







最新の画像もっと見る