こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

妊婦の抜歯

2009-02-11 | ひとりごと
先日、左奥の親知らずを抜きました。
斜めに生えてて良く磨けてなかった歯と歯の間がかなりの虫歯になってたんです。

「妊娠中は歯のトラブルが多いから親知らずは妊娠前に抜いておいたほうがいい」
って良く聞いてはいたんですがねー・・・。
まさか自分に降りかかってくるとは思いませんでした。

なんとなく痛いなーから3日後、朝4時に激痛で目を覚ましました。
親知らずから左側の頭、顔と、どこが痛いんだか判らない位痛く、もう眠ることはできませんでした。

そして日曜日だったので休日当番医の歯医者を探して朝一で出発!
その時は言われた事は「虫歯はないよ、この斜めに生えている親知らずが炎症をおこしているんだね。でも僕は妊婦さんの事は良くわからないから薬も出せないし、治療もできない。かかりつけの産婦人科に連絡して薬を貰って下さい。」でした。

「何??歯が痛いから歯医者来たのに、産婦人科に行けだー??」
だったら電話で問い合わせしたときに「妊婦さんはできません」って言ってよ!!
と、(口には出しませんでしたが)すでに痛みで凶暴化していた私はイラッとしながらその場で産婦人科に電話。そしてその足で産婦人科へ行って薬を貰ってきました。
しかし、その薬はやはり妊婦さん用・・・全く効きません。
昼間は楽になるのですが、夜はやはり激痛。
アイスノンして寝てみても痛くて目が覚めてしまいます。
そんな状態で4日間。もう精神的にも限界でした。
ネットで妊娠中の抜歯について調べてみると、歯医者さんによって全く対応が違います。
「妊娠中でも歯の痛みによるストレスのほうが問題だからちゃんとケアしたほうがいい。7ヶ月位迄の安定期だったら抜歯も可能です。問題ありません。」
という歯科医と
「妊娠中の抜歯は胎児への影響を考えると危険です。」という歯科医がいて、いったいどっちを信じるべきかと迷いました。

しかし、この痛みとともに残りの3ヶ月を過ごすなんてもう無理ですぅ。
というわけで、必死で探しました。抜歯してくれる歯科医を。

ラッキーな事に近所にありました。

「虫歯じゃないって言われたのですが、親知らずがとても痛いんです」と告げ診察。

そしたら、その歯科医はいいました。「あー、これは虫歯だね。」
何っー!!虫歯だったのかー、あの当番医の歯医者。。。一度ならず二度までも。。。
そして、10年以上連れ添った親知らずとさよならしました。
ちなみにあと3本生えてます。
赤ちゃんも元気に動いてます。
今のとこ、麻酔や痛み止めの薬などの、抜歯の影響はありません。

歯が痛くなってしまった妊婦さん。
セカンドオピニオンは必要かもしれません。
何もできないって言われても、諦めないで歯医者を探して下さい。
勉強熱心で妊婦さんにも対応できる、知識の豊富な歯科医はきっといますよ。

こめかみにボールペンを突き刺したくなったあの痛みは、一生忘れません!!