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四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)6月10日

2024-06-10 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、晴れ。

雨に洗われた山の緑はクッキリ、空気はスッキリ、

風はヒンヤリ、気持ちのよい梅雨晴れの朝です。やっほう。

 

朝の川は、ウグイス色の水が、サァサァと速く流れています。

四万十川の水位は、平水+2、7メーター(川登)↓ ダム放流量は、214㌧↓

今日の最低気温は、17、7度。

 

 最高気温26、4度。午後は、曇り。

濡れて黒いアスファルトは、たくさん散らばった小花の芥子色があざやかです。

アカメガシワの花です。梅雨の大雨が、初夏の花を散らしていきました。

その脇の斜面では、ピンク色の花が南風にゆれています。雨が似合う花、レインリリーです。

南国土佐は、ジメジメ、ムシムシ、湿って蒸し暑くなかなか不快な長雨の季節に。

でも、雨がよく降る梅雨どきの川は、水量たっぷりで、ふとくはやく流れるコトもおおく、

カヌーで、長い距離をスイスイとくだりたい方には、なかなかよい時期です。

(トゥマッチな水量で、下れないコトもよくありますが・・・)。

 

源流から河口まで川の高低差が小さい四万十川は、

クネクネと大きく曲がりながらゆったりと流れるので(おまけに夏場は向い風だ)

平水時の川は、距離をかせぐのが、なかなかタイヘンなのです(江川崎~下流域)。

 

思えば僕がはじめてカヤックでこの川をくだったのは、ある年の梅雨の半ば。

連日の雨に、川原のテントに閉じこめられていた僕は、

梅雨の晴れ間をまって、レンタルカヤックで四万十川をくだりました。

 

梅雨晴れの川は、平水時よりも水位が2メーターほどたかく、笹色の水の流れは、ふとくはやい。

ギラギラ照りつける太陽のした、少し冷たい川の水がとても心地よい。

はやい流れに艇をまかせて、グングンくだり、初日は30キロほど。

水位が少しさがった2日目は、25キロのほどの距離をくだりました。

それでも、午後の早い時間には、

目的地についてしまったので、そのあとは、近くの支流で川遊びをしたのでした。

 

よい面もある長雨の季節の川。

梅雨晴れの四万十川を、カヌーにのって長い距離をくだれば、ユカイ!ツーカイ!ソーカイ!です。

都会(マチ)の長雨に、ココロが雨漏りしそうになったときは、少し足をのばして。ぜひ!

*増水時の川を下れるか?否か?の判断は、くれぐれも慎重に。



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