アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

5月27日(金)のつぶやき

2022-05-27 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 最高気温27、7度(最低気温16、8度)。

よく晴れた雨上がりの川を、びゅうびゅう吹きぬける風が、鮮緑の岸辺と水面をキラキラと光らせてゆきます。

高岸の木漏れ日の道ばたに自転車をとめて、地面に足をつく、とズキン、左の足首に小さな痛みがはしる。

足首は、先日、草刈り作業中にやってしまったひどい捻挫が、

よーやく直りかけてきたところ。まだ、ムリは禁物なのだ。

(2日ほど、痛みに立つコトもしんどかった。過疎暮らしは、病院までとおいのがネックですね)。

足首にフタンをかけぬように、川にはりだした太い枝にこしかけ、

さわやかな風にふかれ、木々のざわめきを聞きながら、ポケっと川をながめました。

 

眼下の川は、水量がすくなく、流れがほそく、透明度があまりよくありません。

川原の水際に沿って、背のひくい草がボソボソとはえている。それは、まるで無精ひげのよう。

今年はまだ、(沈下橋がつかるほどの)大きな増水がなく、川があらわれてないからなぁ・・・。

 

岸辺に咲いたクマノミズキやアジサイの花、

そして、黄白色になったクリの花が、もうすぐ梅雨だよ、と教えてくれてます。

(四国地方の梅雨入りの平年は6月5日ごろ、梅雨明けの平年は7月17日ごろ)。 

春~初夏にかけて、雨量がとてもすくなかった四万十。

梅雨から夏にかけて、どれほどの雨量となるのか?(帳尻をあわせてくるのか?)。

*流域の雨量が多いところの年間降水量は、3500㍉。

川が洗われるていどならいいけど、Too muchな水で家がつかっては、元も子もないからなぁ・・・。

期待と不安がないまぜになる、梅雨入り前です。


5月15日(日)のつぶやき

2022-05-15 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  最高気温19、4度(最低気温10、8度)

夕方。散歩していると、一匹(一頭)のホタルの死骸が道にありました。

ん、もう飛びはじめてるのか? 

今宵は、ほぼ満月で空気も少しつめたいけど、月はあつい雲にかくされているし

風もないので、見られるかもしれんなぁ、と思いつつ、薄暗い道にチャリを走らせ川原へ。

幽玄な夕闇の川原は、カジカガエルの恋歌にみちて、時々パシャパシャと魚がはねる音もきこえる。

やがて、あたりがとっぷり暗くなると、小さなあわい光が点滅しながらフワフワ飛びはじめました。

「おおっ、イイね!」。(飛びはじめたばかりの)今宵はまだ、

チラホラ見えるていどだけど、これからピークにむけて光りの数は増えてゆきます。

南国の川は、ホタルの季節となりました(ゲンジボタル)*画像はピーク時。


5月14日(土)のつぶやき

2022-05-14 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  最高気温24、3度(最低気温17、7度)。曇りのち晴れ。

長雨がやんだ四万十は、陽と風が心地よい初夏の日です。

雨あがりの朝の空は、雲っていたけど、時間がたつにつれ青空がひろがり、昼前には快晴に。

6日ぶりの太陽が、目にまぶしい。強い陽ざしが、肌にあつい。

やれ、うれし、と家中のドアとマド、艇庫のマドを全開にし風をとおす。

庭のぬれたスロープに、たくさんの(細ながい米のような)薄紫の小さな花びら。センダンの花びらです。

そのわきには、レインリリーとホタルブクロの花が咲きはじめています。うーん、梅雨ちかし。

風をとおしたあとは、センタク。たまったなぁ・・・。

 

沈下橋へ。シトシトダラダラと降りつづいた雨で、小さく増水した四万十川は、

うぐいす色の水が、ゴブゴブ、ザァザァと足早にながれています。

陽射しにかがやく雨あがりの岸辺を、ザワザワならして、吹きぬけてゆく北よりの風。

沈下橋にこしかけて、コーヒー片手に、ぼんやりと川をながめていると、

「ギュウイ、ギュウイ」、風にのってハルゼミの声もきこえてきました。


5月11日(水)のつぶやき

2022-05-11 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

遅い朝、雨音を聞きながら3度寝をしていたら、ん?今日は分別ゴミの日だ、と気がつく。

急いで布団を畳み、着替えをし、さぁ行こう。でも、車の鍵が見当たらず。マジか・・・。

♪だけども問題は今日のゴミ 鍵がない 行かなくちゃゴミを捨てに行かなくちゃ 

ゴミステーションに行かなくちゃ 雨に濡れ♪

 

今朝の沈下橋。今日の最低気温は、16、8度。

 

  最高気温21、4度

連休明けから空は、暗い雲にとざされてしまい、ぽちゃぽちゃ雨がふったりやんだり。

梅雨の走り、という表現がぴったりの空もように、キブンもしずみがちに。

午後は、いっとき雨がやんだので、もってね、と願いつつ川ぞいの細道をとことこ走る。

しめった空気には、シトラスが甘くかおっている。

ねずみ色の空の下、道端をいろどるのは アザミの紫、(咲きはじめた)ヒメジョンの白、ウツギの白い花。

おりかえし地点までゆくと、ポツポツと雨粒がおちはじめ、やがてザァザァ降りに。もたなかったねぇ・・・。

初夏の雨のつめたさに、ピッチをあげたいところだけど、

かなしいかなイノシシにでも追いかけられないかぎりムリ(以前、追いかけられそうになったコトが)。

♪たどりついたらいつも雨ふり そんなことのくり返し♪などと歌いながらチンタラ走る。

 

ずぶ濡れてふるえながら家にもどり、風呂をわかしてはいり、ようやく生きかえる。♪はぁ~びばのんのん♪

梅雨のような日々に、しずみがちだったキブンと重くなりがちだったカラダは、

自然のなかを走り、ひと雨ぬれ、ひと汗ながせば、ふぅ~すっきり!です。

 

季節は、初夏から梅雨へ。

気温、気圧、湿度差が大きい季節のかわりめは、心身ともに調子をくずしやすいです。

皆さんもくれぐれもご自愛を。

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松


5月8日(日)のつぶやき

2022-05-08 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

ウグイスの鳴き声で目がさめたけど、まだ眠い・・・。

2度寝に突入しようとする、と壁に黒くうごめくものが・・・。でた、デカムカデ!

ムカデ退治のあとはスズメバチを外へ追っ払う。

生き物たちの動きも活発になる、新緑と花の初夏です。ふぁぁ・・・。

 

風がない今朝の川は、のっぺらとした水面を見せて、静かに流れています。

水の透明度はなかなかよい。魚が泳ぐ姿もよく見えます。

今日の最低気温は、13、9度。

 

オオミズアオもやってきたよ。

 

 最高気温28、3度。

あまくさわやかな風がそよと吹く木漏れ日の庭に、

ブラジル製ハンモック(ななめに寝れる)をはって転がりこんだ。ほどよく冷えたビールを片手に。

そして、図書館で借りたアメリカの古い中編小説のページを開く。

が、物語の世界に引きこまれるまえに、陽と風の気持ちよさにあえなく沈没。Zzz・・・。

「老人はライオンの夢を見てた」by老人と海。

ならかっこいいのだけど、「ヘタレガイドは子猫とたわむれる夢を見てた」のでした。

 

午後。自転車を1時間ほどこいで町のスーパーへ。

牛ひき肉と安い赤ワインを買い、背中のザックにいれて家にかえる。

大型連休2日目から晴天が続く眼下の四万十川は、水量が少なく、流れが細くなっています。

 

今宵は、久しぶりにちゃんとした夕食をつくる。

にんにくと牛ひき肉をいため、ローリエと赤ワインを入れ、

解凍した手づくりのカルディナーレ・トマトソースとあわせ、ケチャップなどで味付けをし、

茹であがった麺とあわせれば、ミートソース・パスタの完成。フルーツトマトを使ったサラダといっしょに。

夕方の風がすずしいベランダに音楽を流し、安物の赤ワインを飲みながら食べる。

このところは、めんどくさいなぁ~と

冷凍食品メインの手抜きメシですませていた胃袋に、お手製の夕メシがしみじみとやさしい。

 

初夏の夕景とワインにほろ酔いながら見上げる空は、じこじこと雲がひろがってきている。

天気は今夜から下り坂。明日以降の予報は、傘マークのオンパレード。梅雨の走りか・・・。

四万十は、もうすぐホタルと雨の季節をむかえます。

*画像は、いつかのキャンプツアーで作ったミートソースマカロニラザニア風。


5月6日(金)のつぶやき

2022-05-06 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 最高気温22、3度(最低気温15度)。曇りいっとき晴れ。

ねずみいろの空の下で、黄色の花々が5月の風にあざやかにゆれてます。キショウブです。

風には、シトラスがほんのり甘くかおってます。ブンタン(やブシュカン)の花です。

ベランダでコーヒを飲む僕の耳に聞こえてくるのは、木々のざわめきと鳥のうた。

大型連休の終盤は、ブンブン、ドカドカと山にこだまする

オートバイの排気音もぐっと少なくなり、ラウドだった川べに、静けさがもどってきました。

うーん、イイネ!!

 

「そんな一週間(GW)が過ぎたら、ここいらは静かになるかというと、これが違うんよ。

人の声で隠れてたんか、自然のほうのにぎやかさも日ごとに増しちょったことに改めて気づく。

このころから夏に向かって、自然の大合唱が始まるんよ」野村春松

つかのまの静寂。これから南国の川べは、自然の大合唱でラウドになってゆきます。

ゲコゲコ、ミンミン、ザァザァと。

 

*画像は、連休のアークツアー。

ゲストの皆さん、ツアーのご利用ありがとうございました。

*Mさん、ツアー画像CDは、忘れ物と一緒に定形外郵便で5月6日に発送しました。