アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

なめとこ清流シャワー

2008-07-24 | 黒尊渓谷 黒尊山塊(春秋冬)滑床渓谷

 最高気温35度。

 友人のカメラマン、テルミちゃんからメールが届きました。

佐野様

明日、急に仕事が休みになったけん、カヌーか黒尊川か海に行こう。

とにかく、すずしいコトがしたい・・・。

出来れば、海でシュノーケリングがいいな、8月になったら海が荒れそうなので。

テルミより

 

 翌日。僕は四万十の夏遊びの中でも、

最も涼しくソーカイな気分が味わえる、滑床渓谷の「ゆるゆる沢登り」をチョイスしました。

森深い渓谷の冷たくキレイな水と思うゾンブンたわむれるのだ!

 

 滑床渓谷は、足摺宇和国立公園の飛び地です。

落葉樹の森と大きくなめらかな花崗岩の間をぬって、清冽な水が流れています。

その滑床渓谷から流れだし、江川崎の下流で四万十川と合流するのが目黒川。

目黒川は、アークツアーでお昼&川遊びをする水のキレイな支流です。

 

 江川崎から車で30分ほど走り、滑床渓谷へ。

頭上では、真夏の太陽が、ガンガンに照っています。

しかし、標高が少し高く、深い森の中の渓谷は、空気がヒンヤリ涼しい。

 

 ヘルメット&PFD(ライフジャケット)&水中眼鏡で身を固めた僕らは、

水温22~23度位(水温計を忘れたぁー)の沢水シャワーを浴びながら、

よく滑る大きな岩を登ったり、天然のプールを泳いだりしながら、渓谷をつめていきました。

 

 最終目的地の雪輪の滝に到着。僕は、崖の上から滝の蒼いふちへダイブ!うひーっ!

猛暑で弱ったオヤジサル2匹は、最高に気持ちイイ冷たい水とたわむれ、少しだけ生き返ったのでした。

清冽な水は、森の国の滑らかな大きな岩の間を縫って流れ、

四万十川を経て、やがて海へ。

シャワークライム テルミちゃん

冷たい水が最高に気持ちE!

天然の滑り台は、厚手のパンツで滑りましょう。

雪輪の滝の上にも行ってみた。

蒼く深い淵にダイブ!

雪輪の滝

サルでもわかるこの気持ち良さ!!

 


サマーツアーGOGO!

2008-07-18 | 四万十川 夏

 最高気温35度。

 四万十は木陰にいても、あっちーい!夏の日です。

ダラダラと汗が、頬を流れてゆく。

暑さにまたもや思考停止した僕は、かたわらの水中眼鏡を、

むんずとつかんで立ちあがり、部屋から徒歩3分の四万十川に、ザブン!!と飛びこみました。

 

 昨日の恵みの雨で、川は50センチほど水位が上がってます。

本流から分かれた浅瀬にカラダをはわせた僕は、

水中の大きな石を左右の手で交互につかみながら、上流にズリズリと上って行く。

そう、水の中で「ほふく前進」したのです。あー生きカエル・・・。

浅瀬の透明度はよく、たくさんの魚やテナガエビの姿が見えました。

 

 明日からいよいよ夏休み本番ですね。

ぼちぼち「アークサマーツアー」も始まりますよ。

この夏も、たくさんのステキな笑顔に出会えますように!

シーズン イン ザ サンです。

体は岩に隠れても、長い手は見えてるのだ。

簡単に手を掴めるが、すぐに手が取れてしまうのだった。

ボウズハゼ。すっとぼけた顔に親近感を覚えます。

そして、今日も川は流れる。


ご・く・ら・く・サマータイム

2008-07-14 | 黒尊川 夏

 最高気温34度。

 四万十は、梅雨明け10日。

真夏の太陽はフルパワーで働き、うだるような暑い日々が続いてます。

雨が無い四万十川の水量は、ガクンと落ちてます。

そろそろ一雨二雨欲しいところです。

 

 家中の窓を開け、打ち水をし、素っ裸で水をザブザブかぶって涼をとりました。

それでも暑い・・・。気持よい水を求めてうずうずとうずくカラダ。

そんな時は、水中眼鏡など川遊びセットを積めたザックを車に積んで、黒尊川へGO!

♪ 仕事をサボって、サマータイム・ブルース。終わっちまうぜぃ、サマータイム・ブルース ♪

車のラジオから、ごきげんなナンバーがながれてきた。

 

 ザブーン!

透明な黒尊の淵に飛び込んで、川底から見える太陽に向かって浮上しました。

「ふぅー生きかえる・・・」

ココロゆくまで水や魚達とたわむれる。

その後は、誰もいない川原で濡れたカラダのまま谷風に吹かれました。

聞こえてくるのは、瀬、風音、鳥、セミの声だけ。

体はおじさん。心は少年の夏なのだった。

ドンコ、カジカ、ヨシノボリ、モクズガニ

手長エビ、カワムツ、ハヤ、オイカワ、ドジョウ、ギギ

鮎の姿は少ないような。

テルミちゃんっす。


水の中の夏 

2008-07-06 | 黒尊川 夏

 最高気温35度。

 7月4日。気の早い太平洋高気圧が、梅雨前線を押しのければ、

例年より2週間も早く、四万十にストロングな真夏がやってきました。

 

 カキーンと晴れた空から、ぎんぎらの陽とセミの合唱が降りそそぐ。

まるでサウナの中のような暑さに思考停止・・・。

僕は、タイミング良く休みがとれた友人テルミちゃんと黒尊川へ逃亡です。

 

 黒尊川の水温23度。水の透明度はグッド。

谷風、瀬音、鳥の声。

えいやっ!と川に飛び込めば、あーゴクラク、ゴクラク生きかえる~。

水中眼鏡を付けた僕らは、夏をむかえた水の中をのんびりと流されました。

四万十の楽しい夏は、水の中にあるのです。