アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ぬくい晩秋の川をゆるゆると下る

2014-11-24 | アークツアー 秋~晩秋

 ぬくい晩秋の川をゆるゆると下る。*画像は小さめです。

   11月23日(日) 最高気温21、1度

 早朝の川を白くかくしていた霧は、日が昇るにつれ少しずつ消えてゆきました。

ぬくぬくとした陽ざし、やさしい風、水鏡となった水面。

晩秋の川は、おだやかな表情を見せ静かに流れています。やっほー!

 

 晩秋から冬にかけて。

山に囲まれた川は、水面に陽のあたる時間が短くなります。

水面に陽があるのは、9時30分~14時30分頃まで(場所により異なりますが)。

今日の半日のアークツアーは11時集合。

ツアーは、もっとも陽がぬくい時間帯に川を下ります(日陰はヒンヤリさ)。

 

 南国の川の岸辺を、少数の落葉樹の黄葉がいろどってます(常緑樹と針葉樹が多い)。

少雨の季節の川は、スリムな流れに。

川の水は(夏の間、何度も大きな増水に川が洗われたコト、

水温が下がり微生物の活動が弱まったコトなどで)透明度が高くなっています。

 

 川面の水温は、15度。「沈」はしたくない水温です。

おだやかでぬくい晩秋の四万十川を、僕らのカヤックはゆるゆると下ってゆきました。


小春日和のリバーピクニック

2014-11-12 | フォトチャンネル・アークツアー

小春日和のリバーピクニック 

 

11月11日      最高気温 22度。

 

 「ふう、暑かった・・・Tシャツでもいいくらいだね」

今日の川はインディアンサマー。

昼食のため上陸した川原でアウターを脱いでくつろぎました。

 

 天気のよい晩秋の日。

僕らは、カヤックにお弁当を積んでリバーピクニックに出発です。

カヤックは波高い瀬をゆくときは、ザブリザブリとデッキに水を被りながら、

風がないとろ場では、水面の空と山をバウ(船首)ですうっと裂いて下ってゆきます。

・ポカポカ陽ざし・突き抜ける青空・透明度の高い水、晩秋の、イ・ケ・テ・ル・リバー。

最高気温22度。川面の水温18度。

 

 川岸の落葉樹の葉は、傾いた午後の陽の中で淡く色づいています。

岸辺をいろどるのは、サザンカ、返り咲きのキシツツジの花。

ゆらり、大きな鯉が浅瀬を泳いでいく。ぱしゃ、時折魚が水面を跳ねる。

「キャラ キャラ」ヤマセミが水面を滑るように飛んでいきました。

 

 (晩秋から冬にかけて)山に囲まれた川は、水面に陽のあたる時間がグンと短くなります。

日が陰ってしまった水面の空気は、ヒンヤリと冷たい・・・。

僕らは—水面にまだ少し陽がある—午後のはやい時間にゴール地点に到着しました。

本日のゲスト、11月の旅人さんは「輝ける秋の川」で沢山のステキな笑顔を見せてくれました。