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アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)3月29日

2024-03-29 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  最高気温24、2度(最低気温13、8度)

朝の空は、曇りがちでしたが、午後の空は、バッチリと晴れました。

さんさんと降る強い陽ざしとなまあたたかい風。

南国土佐は、春を通りこして、もう初夏のような陽気に。

あ・つ・い・・・。冬服よ、サヨウナラ。

短パン、Tシャツ、ビーサン姿でチャリを漕ぎ、2つの沈下橋めぐりにGO!

川辺の桜(ソメイヨシノ)は、ほぼ満開。

おっ、花にツグミが・・・。そろそろツグミ(渡り鳥)ともお別れです。

芽吹きの春。輝く萌黄色も美しい季節です。高瀬沈下橋。

今春の川原には、菜の花がよく見えます。菜の花や 増水までの いのちかな

木々の間から見えるサクラと沈下橋。勝間沈下橋。

サクラと萌黄色の岸辺。勝間沈下橋。

うっすら汗をかいたカラダに、川を吹きぬける春の風が心地よい。

四万十川の水位は、平水+1、5メーター(川登)。笹濁り。

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南の川から(気まぐれダイアリー)3月28日

2024-03-28 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  最高気温16、0度(最低気温7、8度)。

鳥曇りの四万十の空は、お昼を過ぎると、シトシト泣きはじめました。

桜雨が降ったり止んだりの午後の空気は、ヒンヤリ、ひやい、花冷えに。

もう春だけど、まだ、君たちのぬくもりが必要さ。厚手のフリースとコタツ。

天気予報は、今夜はいっとき強雨になる、と伝えてます。花散らしの雨、にならないとよいけど。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていく

ひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」レイチェル・カーソン 

 

ぽちゃぽちゃ降る春雨のなか、長靴をはいて散歩へ。

はくまえに長靴を、逆さにしてふる(ムカデなどが侵入しているコトがあるので)、

とボタッと何かが足元に落ちた。

おおっ、(四万十に)帰宅ときに、無くしたと思っていた南京錠(2つ)ではないですか。

さんざん探したのに見つからず、探すのをあきらめたところだったのに。

長靴のなかとは・・・雨のおかげで、見つかった、良かった 気が晴れた。

 

♪探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で

踊りましょう 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?♪

そんな歌を口ずさみながら —夢の中へ行ってみたい、なんて思わないけど—

「Key Of Life」

リアルライフの夢の扉を開く鍵(いくつあるのだろう)

も見つかればイイのになぁ、と僕は春雨の空を見上げたのでした。

でもこれは、探すのをやめたら見つかりませんよね。たぶん。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

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南の川から(気まぐれダイアリー)3月26日

2024-03-26 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

   最高気温21、4度(最低気温15、1度)

だらだらと長く降りつづいた春の雨は、昼前にあがりました。

よっしゃ!と沈下橋へ。

頭上の空を —まるで空にも瀬があるかのように― 雨雲が、ゴンゴンと速くながれています。

足元の川を、笹色の水が、サァサァとこれまた速く流れています(平水+1、2メーター)。

やがて、地上にも吹きはじめた風は、みるみる強さを増して、爆風に。

水面には、ウサギが飛び、足を踏ん張っても、川に吹き落とされそうなほどの。

岸べの風裏の日なたに避難して、ふたたび川をながめれば、

雲間から顔を見せた、ひさしぶりの太陽が目にまぶしく、心にうれしい。

雨あがりの空の青と、輝く萌黄色の梢が、なんとも美しい。

初夏のような陽ざしに、Tシャツ姿となって見るサクラは、1~3部咲き。

今週末には、満開となりそうです。

エノキなどの高木も芽吹きはじめて、うーん、春ですなぁ・・・。

ようやく四万十にも、短き(本格的な)春がやってきたのです。

今宵は、一日遅れの満月と遅咲きのサクラの花を肴に、一杯また一杯といきますか。

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南の川から(気まぐれダイアリー)3月25日

2024-03-25 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  最高気温17、1度(最低気温14、6度)。雨ときどき止む。

週末からだらだら降り続く春の雨は、今日も止まず。ポチャポチャと降っています。

咲きはじめた花に、水を差すかのような長雨。サクラも、Waiting on a sunny dayです。

(ひと足早く咲きはじめた山桜は、ほぼ満開ですが)

 

でも、春に目覚めた生き物たちには、ヨロコビの雨。

ケロケロとにぎやかな合唱が、雨音に混じって聞こえてきます。

 

この雨で、四万十川は、少し水位が上がってます。水位は、平水+1、1メーター(川登)。

今週末は、晴れ間と暖かさが戻る予報。水量たっぷりの川は、春濁りの速い流れに。

それは、春うららの川を、カヌーでスイスイと長い距離を下るのによい流れです。ぜひ。

長雨に閉じ込められたノーテンキなガイドは、アームチェア・トラベラーに(そろそろ飽きてきた・・・)。

「ほんまに大事なもんはいっつもニキにあるとだんだんわからんようになる。

あって当たり前や思うてしまうからよね。

そんでも、なくしたらわかるということでは悔やんでも悔やみきれんじゃろ。

大事やといちばん意識しにくいのが、ニキにあるもん。

けど、それがいちばん大事なものやけんね。意識しよるんは、なかなかむずかしいわ。

夫婦もそうやけんど、川もそうやし、自然もそうよね。

自分のニキにあるもんが何か。何が大切なもんか。

そういうことをわかるようになったら、

しみじみ人生は深(ふこ)うてええもんになっていくじゃろうと思うわ」*ニキ:身近に 近くに

「四万十川がたり」 野村春松

 

そんな一文を —冬に遠方から四万十に思いを馳せていたガイドは— うんだ、うんだ、とうなずきつつ読みました。

(遠く離れずとも)いつも近くにある、本当に大事なものを、大切にする気持ちを忘れちゃいけませんね。

でもまぁ、三歩あるけば忘れちゃう鳥頭・・・ザンネンです。

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南の川から(気まぐれダイアリー)3月23日

2024-03-23 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、曇りときどき小雨。

春は、別れの季節。

でも、薄暗く陽がない雨の朝は、うすら寒く、

まだまだ、お前のぬくもりが必要だ。離れられないよ、愛しているよ、コタツ。壊れかけだけど。

コタツに潜りこんで庭見。聞えてくるのは、鳥と蛙の歌、雨音。

ここは、自然の音も豊かなところです。

今日の最低気温は、7、8度。

【速報】全国トップ高知市で桜開花 6年ぶりの最速 | 高知新聞

【速報】全国トップ高知市で桜開花 6年ぶりの最速 | 高知新聞

雨にぬれながら咲く桜(高知城) 高知地方気象台は23日、全国トップを切って高知城のソメイヨシノが開花したと発表した。全国最速は2018年以来6年ぶり。昨年より6...

 

 

  最高気温13、7度。 午後は、曇りのち雨。

午前中の空は、明るくなったり暗くなったりを繰り返しましたが、

午後の空は、ズンズン暗さを増していき、やがて本格的な雨空に。

ウェザーニュースは、四万十の空は、これからしばらく雨雲に閉ざされる、と伝えています。

菜種梅雨。25日の、冬の最後の満月(ワーム・ムーン)は、見られないか。うーん、ザンネンです。

明日は、大雨の予報。

四万十川は、ひさしぶりに水量たっぷりの春濁りの流れとなるか、どうか。

そして、「ん~この冬から春は、いつもの年に比べて、雨量が多いんじゃね?」

と思えば、ネットで気象庁の過去データーにアクセスです。便利な世の中ですねぇ。

 

高知県 江川崎 月雨量(1991年~2020年・平年値)

12月:83、1mm 1月:71、2mm 

2月:94、2mm 3月:151、3mm

年雨量(1991年~2020年・平年値)2423、7mm

*流域の雨量が多い地域の年間雨量は、3500mmほど  平均気温 15、7度。

 

2023年~2024年 

12月:85、5mm 1月:26、5mm 

2月:183、5mm 3月(22日まで):76、5mm

 

少雨の1月、多雨の2月、ここまで少雨の3月(明日以降の雨量による)。

この冬は、雨量が多いんじゃね?との印象は、2月の雨量がとても多かったから、なんですね。

(四万十を留守にしてたので、遠方で雨量観測情報を見ての印象ですが)。

 

川の水量が、多すぎても、少なすぎてもよろしくない。

つねに天候&水量のチェックが欠かせない、自然相手の水ショーバイです。

さて、今シーズンの四万十の空と川は、どんな表情を見せてくれるのか?

期待と不安がないまぜの、アーク21年目の春(のシーズンスタート)です。

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南の川から(気まぐれダイアリー)3月22日

2024-03-22 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

River&Sky・日々のつぶやきは、

今春からタイトルが、南の川から(気まぐれダイアリー)に変更です。どぞ、よろしく。

 おはようございます。四万十は、晴れ。

いつまでもぐずぐずと布団の中にいたい寒い朝です。冬のように。

(3か月ぶりに)川へ。春霞の空、柔らかな光の水面、鮮やかな黄色の菜花、にぎやかにさえずる鳥。

そんな、冬と春がゆきあう川の上で大きく深呼吸~。

帰ってきたぞ!!スローな川と時間が流れる四万十へ。

今日の最低気温は、-0、4度。

 最高気温16、7度。午後も晴れ。

ひとかけらの雲もない春霞の空を渡るヒエヒエ北風に、

頭上のサクラの蕾も、足元のスミレの花も、小さくふるえています。

近所の中学校の校庭(廃校)のソメイヨシノは、まだ一輪咲き。

このところの冬のような寒さに、サクラは、ちょっとタンマ、と開花を少しためらっているかのよう。

「花一輪 一輪ほどの 暖かさ」*本(もと)の句は梅。

*高知の平年のサクラ開花日は、3月22日(あらっ、今日ではないですか)。

(ソメイヨシノの標本木を独自に設けている)お隣の宿毛市は、13日に独自に開花宣言をしました。

 

春見のおんちゃんは、足をのばして川へ。

鮮やかな萌黄色(ヤナギの若葉)も美しい川原で、コーヒー片手にぽけっと風に吹かれました。

川の歌をききながら、鳥の歌をききながら。

「おもしろや 今年の春も 旅の空」。空に向かってひとりごと。

ハナシは変わりますが、春はなくし物が多くなりませんか?

あたたかくなって、気も体もゆるみ、頭がボケることが多くなる春。

四万十に戻り、荷物を片付けてる最中に僕は、南京錠2つ、ハサミ2つをなくしました。

何度も何度もしつこく探したけど見つからず。使ったところの周辺を。持ち歩いたところの道を。

なくした場所はきわめて限定されているのに・・・。あれれ。おっかしいなぁ。

 

過疎地の暮らしでは、家に(ほぼ)鍵をかけないので、南京錠は、まぁいいとして、

ハサミがないのは、思ったよりも不便なのでした。哀号。*最寄りの店まで車で25分。

でもまぁ、「物がなくなる、なくすのは厄落とし」と聞いたことがありますし、厄が落ちるのなら、まぁイイか。

でも、厄が落ちたことは、どうなったらわかるのかなぁ・・・・。

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I‘m back!!アーク佐野は、春の四万十にブジ復帰しました。

「2024年アークツアー」はじめます。

 

今シーズンも、ツアーが行えることを、サクラ咲く春の川で一人よろこんでます。

皆さん、自然豊かな川、静かな時が流れる四万十にゼヒ遊びに来てくださいね。少し足をのばして。

『大切なのは目的地ではなく「旅」そのものだ』  T・S・エリオット

「恐れることなく、ここオークパークにはない人生のすべてを味わうこと。

ここの人生も悪くはないが、外にはもっと大きな世界があって、いろんな感情をもった大勢の人間がいる。

彼らはさまざまな思いを抱いて生き、愛し、死んでゆく。すべてを味わうんだ、シス」

アーネストから姉のマーセリーンへ送った言葉 1919年

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