新しいARKホームページができました。
よりみやすく、よりわかりやすく、よりつかいやすく。
これからもアークは、オリジナリティ溢れる楽しいツアーを行います。
「四万十川&アークツアー」に、ゼヒ遊びにいらしてくださいね。
*ブログもはてなブログに引っ越します。アーク・フィールドブック
gooブログは終了まで続ける予定です。よしなに。
新しいARKホームページができました。
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これからもアークは、オリジナリティ溢れる楽しいツアーを行います。
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晩夏~秋のアークツアー
ほぼプライベートツアーで、プライスレスな旅の思い出を!
高く澄んだ空、まだ強い日差し、透明度よい水、さわやかな風。
晩夏から秋の四万十川は、リバーピクニックが気持よい季節です。
カヌーに、お弁当、コーヒーを積んで、晩夏から秋の川をの~んびりと下りませんか。
「本当の旅の発見は、新しい風景を見ることではなく、新しい目を持つことにある」マルセル・プルースト
*アークツアーは、 ガイドの自然解説もたっぷり聞けるエコツアーです。
*ほぼプライベートツアーです。*1名でも参加できます。カヌーはじめての方、大歓迎!です。
*2025年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。
1日コース カヌー・リバーピクニック
川原で講習→とろ場で練習→少人数でのんびり川遊び&カヌーツーリング
*途中の川原でのんびりお昼(暑ければ、支流でバシャバシャ川遊びも)
カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散
メインコース Aコース(江川崎スタート)カヌー漕行 11~12キロ (15キロ下ることも:水量による)
集合 AM8:40 解散 PM 15:00~16:00 *集合&解散時間 調整可
集合&解散場所 Aコース 江川崎カヌー館(トイレ 更衣室 シャワー室有)
Bコース 口屋内沈下橋(トイレ有)
ツアー料金 大人1名:12000円 9才以下:8000円 *税込み
料金に含まれるもの
・カヌー用具一式 (艇 ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット)
・保険・ガイド料・消費税・お茶&おやつ *ツアー画像CD(郵送)
料金に含まれないもの
・昼食 *ツアー集合後、カヌースタート地点の道の駅で買えます。
*昼食は荷室付カヤックorカヌーに積むか、こちらで預かります。
半日コース カヌー・リバーピクニック
川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング
カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散
メインコース Bコース(口屋内沈下橋スタート)暑ければ川遊びも
Bコース:口屋内沈下橋スタート(漕行約6キロ)
*Cコース(網代スタート)Aコース(江川崎スタート)Bコース(勝間スタート)に変更可
集合 8:30~14:00 解散 11:30~17:00 *約3時間のツアー*1日1コース
集合を9時にした場合、解散は12時 *希望した時間に集合できるツアー
集合&解散場所 B(メインコース)口屋内沈下橋
ツアー料金 大人1名 6500円 (9才以下4500円)*税込み
料金に含まれるもの ・カヌー用具一式・保険・ガイド料・冷凍ジュース&おやつ
・ツアー画像CD(郵送)・消費税
その他ツアー
・オリジナルツアー(各ツアーを組み合わせたツアーなど)・黒尊川MTBツアー・黒尊山塊トレッキング
・ナイトカヌーツアー・焚火キャンプツアーなど お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先
TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)
メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp 申し込みフォーム 問い合わせフォーム
「ユクナツカヌー」2018年晩夏のツアーレポート再掲です
また、夏がおわる。
8月のおわりの川を、僕らはカヤックでのんびりと下りました。
陽ざしは、まだ真夏。残暑きびしい岸べで、
サルスベリの花(夏の花)が、ギボウシの花(初秋の花)が、南風にゆれています。
川も、まだ夏。水あたたかい水中で、
バシャバシャ水遊びをするゲストの笑顔が、笑い声が、風にとけてゆきます。
涼しさも少し混じるようになった晩夏の風に。
最高気温35度。川面の水温は、27度~28度ほど(水温計がこわれていた・・・悲)。
暑さも水も心地よい川を、カヤックは軽やかにスイスイと下ってゆく。
「橋の下をたくさんの水が流れた。あと何年、夏の川を漕げるのだろうか・・・」。
モクモク雲とペラペラ雲がゆきあう空を、少しせつないキブンで
カヤックからながめていると、記憶のなかの川を、いくつもの夏の思い出がながれていきました。
また、秋がはじまる。
二人の夏。バシャバシャ川遊びが気持イイね。
初っ端の瀬。ドキドキ・・・。
目黒川。
のんびりゆったりプライベートツアー。
沈下橋で昼食を。シチューが焦げたってしっちゅう。
岩間沈下橋。壊れた橋の物語。
風も動かない。
ゴール。漕行12キロ。
長生沈下橋。
跳んだ!
真夏のアークツアー(川遊び&カヌー)
ほぼプライベートツアーで、One&only な夏物語を!
日本一あつい真夏の四万十。最高気温35度オーバー。川面の水温30度。
・沈下橋からとびこむ・カヌーで沈する・パドルで水の掛けあいっこをする
・水のキレイな支流で、シュノーケリング&手長エビさがし。
・ライフジャケットで、川をプカプカとながれる。などなど。
夏の四万十川は、カヌーで下るだけじゃぁもったいない。
水あたたかくキレイな四万十川は、「バシャバシャ川遊び」もまた楽しい川なのです。
真夏の四万十川で「あなただけの夏物語」つくりませんか。
「本当の旅の発見は、新しい風景を見ることではなく、新しい目を持つことにある」マルセル・プルースト
*アークツアーは、 ガイドの自然解説もたっぷり聞けるエコツアーです。
*1日コースは、支流でのんびりお昼&川遊び。冷たい飲み物&コーヒーもあるよ。
*半日コースも、(短い時間ですが)支流で川遊びができます。
*ほぼプライベートツアーです。*1人でも参加できます。カヌーはじめての方、大歓迎!
*2025年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。
1日コース 「カヌー&川遊び・リバーピクニック」
川原で講習→とろ場で練習→少人数でのんびり川遊び&カヌーツーリング
メインコース 江川崎スタート Aコース カヌー漕行8キロ~11キロ (15キロ下ることも)
*Aコース:途中の支流(目黒川)でのんびりお昼&川遊び(シュノーケリングなど)
*夏のBコースは「AM四万十カヌー:PM黒尊川川遊び」 カヌー漕行4キロ~6キロ
集合 AM8:40 解散 PM 15:00~16:00 *集合&解散時間 調整可(日程による)
集合&解散場所 Aコース 江川崎カヌー館(トイレ 更衣室 シャワー室有)
Bコース 口屋内沈下橋(トイレ有)
ツアー料金 大人1名:12000円 9才以下:8000円 *税込み
料金に含まれるもの
・カヌー用具一式 (艇 ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット)・保険・ガイド料・消費税
・冷凍ジュース&おやつ *ツアー画像CD(郵送:無料)*夏季は、エビタモ、水中眼鏡など川遊び道具
料金に含まれないもの
・昼食 *ツアー集合後、カヌースタート地点の道の駅で買えます。
*昼食は荷室付カヤックorカヌーに積むか、こちらで預かります。
半日コース 「カヌー&川遊び」
川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング
集合 8:30~13:30 解散 11:30~16:30 *約3時間のツアー*1日1コース
集合を9時にした場合、解散は12時 *希望した時間に集合できるツアー
メインコースは、Bコース(口屋内沈下橋スタート)夏季は川遊び有り
Bコース:口屋内沈下橋スタート:漕行4キロ~6キロ
*Cコース(網代~)Aコース(江川崎~)Dコース(勝間~)に変更可
集合&解散場所 B(メインコース)口屋内沈下橋
ツアー料金 大人1名 6500円 (9才以下4500円)*税込み
料金に含まれるもの ・カヌー用具一式・保険・ガイド料・冷凍ジュース&おやつ
・ツアー画像CD(郵送:無料)・消費税
半日コース「黒尊川・ぷかぷかシュノーケリング」
四万十川の支流のなかでも、もっとも水の透明度がよいといわれる黒尊川。
その黒尊川の中流域を、ライフジャケット、シュノーケル&水中眼鏡を装着して、
川を流れたり、のぞいたり、清流を遊びながら人力で下ります。
集合:AM9:00 PM13:00 *2時間半~3時間のツアー
集合&解散場所 口屋内沈下橋
ツアー料金 (1名) 大人 6500円:12才以下 4500円
*税 川遊び道具一式(ライフジャケット、シュノーケルセット 度付きは無し)飲み物込み
その他ツアー
・オリジナルツアー・貸し切りツアー・ナイトカヌーツアー・キャンプツアーなど お気軽にお問い合わせを
問い合わせ先
TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)
メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp ツアー予約の流れ
2012年梅雨に書いた「水ぬくい四万十川は」再掲です。
最高気温28度。
「きゃーきゃー!!わぁぁぁ・・・」
梅雨の晴れ間。南風にのって、子供たちのはしゃぐ声が我が家のベランダまでとどきます。
今夏も小学校のプールの時間がはじまったのです。
小さなプールの水温は、23~24度。今の四万十川も、同じくらいの水温。
そんなぬくく(あたかかく)水質もまだよい水が、四万十川の大きな魅力のひとつです。
南北に長く、気候の変化大きく、山深く、雨が多い日本には、たくさんの川が流れています(3万5000本)。
川はそれぞれに特徴があります(流れる場所の気候、地形、自然環境などの違いにより)。
四万十川の特徴のひとつは、穿入蛇行(せんにゅうだこう:おおきな蛇行曲線を描くながれ)です。
源流から河口まで川の高低差が小さい四万十川は、
クネクネと大きく曲がりながらゆったりとながれます。そのため川の水温が高くなりやすいのです。
真夏の四万十川の川面の水温は、30度前後(中下流域)。
目黒川や黒尊川など、支流の最下流域も、本流とほぼ同じくらいの水温になります。
(本流の真冬の水温は6~8度ほど)
ゆったりながれるということは、水が汚れやすいとも言えますが、
流域の人口がとても少ないこの川は、川の水もまだ比較的キレイなのです。
「四万十川がぼちぼち太うになってきた窪川町から河口まではまだ130キロメートルあるいうけんど、
そこと河口の標高差は100メートルしかない。
西土佐村の江川崎から河口までは40キロメートルで40メートルの差よ。
ほしたら、勾配はだいだい1000分の1いうことになりよるじゃろ」四万十川がたり 野村春松
*四万十川には、本流に家地川ダム、支流に津賀ダムがあります。
ダムは、ダム下流域の自然環境(水質、水量、生物など)に大きな影響を及ぼしています。
思えば、僕がカヌーツーリングデビューした長野の犀川は、アルプスの冷たい雪どけ水がながれる川でした。
真夏でも水温が低く、8月の終わりに半そでのウエットスーツを着てカヤックを漕いだものです。
水温が低い犀川には、カヤックに危険な人工の障害物も多く、
「うーん、沈はしたくないなぁ・・・」やや緊張して下ったことをよくおぼえています。
ちなみに、僕が学んだ老舗カヌースクールのプログラムは。
1 昼間は野尻湖でカヤック基礎レッスン
2 その夜は講義。
3 翌日は犀川に移動しカヤックツーリング
この基礎トレーニングを何度もやった僕は、カヤックの基礎技術をすっかりおぼえてしまいました。
(今、とても役だってます。仕事の関係でやったんだけど)。
日本一あつい真夏の四万十(2012年時)。最高気温35度オーバー。川面の水温30度。
・沈下橋からとびこむ・カヌーで沈する・水の掛けあいっこをする
・水のキレイな支流でシュノーケリング&手長エビさがし
・ライフジャケットで川をプカプカとながれる。などなど。
水があたたかくキレイな四万十川は、「バシャバシャ川遊び」もまた楽しい川なのです。
「夏の四万十川は、カヌーで下るだけじゃぁもったいない。
ゲストにその魅力である、ぬくくきれいな水をの~んびりと楽しんでもらいたい」
そんな思いから、アークでは少人数制のツアーをおこなっています。
レターフロムS 番外 仁淀川純情? 後編
後編
(前置きが長くなったけど)ようやくパドルを仁淀川の水の流れに入れる。
川面の水温25、5度。
気持ちが高ぶっているのだろう。漕ぎ方がなんとなく、ぎくしゃくしている。
おおきく深呼吸をし、あらためて周囲の景色を見わたす。川からは越知の家並み、学校などが見えた。
周囲の山々より頭ひとつ抜けだしているのは横倉山。
学校の体育の時間かな?橋の上をジャージ姿の高校生が駆けてゆく。
川のうえから「ヤッホー」と声を掛けると、ちよっと驚いた様子で、でも手をふって応えてくれた。
スタートしてしばらくは、川幅がせまく水深が浅い区間が続いた。
水の透明度は高くとてもキレイだ。
「カンゲキ!!」
あまり漕がず、川に手をつけたりロールを繰り返してキレイな水と戯れる。
(ロール:ひっくり返って起き上がって来ること)
残念なのは、水中眼鏡をカヌーに積むのを忘れたこと。 ビールとつまみを忘れたこと。
上流にダムがあり、周囲に小さいとはいえ町があるのに、なんでこんなに川の水がキレイなのか?
あれこれ考えながら下ってゆく。
下ってしまうのがもったいない?
鮎をしゃくるおんちゃん
川は越知町を抜けると、山々の間を縫うように流れて行った。
周囲を山に囲まれた家々が、山肌にへばりつく様に点在している。
山には、ヒノキやスギの植林の濃い緑。シイやカシなど広葉樹の枯れたような緑が混在している。
町のざわめきを離れれば、川は自然のにおいが濃厚になってきた。
瀬があるところには、ポツリ、ポツリと鮎釣り師の姿があった。
下り始めの頃は、川幅も狭く、釣り師に声を掛けたり、話をしたりした。
しかし川幅が広くなってきてからは、大きく流れを迂回したり、
どうしても傍を通らねばならぬときは、ひと声掛けてから通過することにした。
声を掛ける、といっても釣り師は下流を向いてることが多いし、
瀬音があるから、かなり大声を張り上げないと気がついてもらえない。
下るにつれ、だんだんくたびれてきた、声をかけるのに・・・。
ゴールするまでに、100人以上の釣り師の姿を見たと思う。
釣り師に聞いた話では、「今年は、鮎がおらん」したがって釣果はイマサンとの事だったが、
船上でしゃくり漁をしてるおんちゃんは、
「ボチボチだ」と言い、僕の目の前で、すばやい動作で鮎を2匹しゃくってみせた。
水深3~4メーターの川底がはっきりと見える水上を漕いでいくのは、最高の気分。
以前カヌーエッセイストの野田知佑さんが、11月の四万十川を下った時のこと。
「川底の小石まではっきりと見える川の上を漕ぐと、われわれは空中を飛んでるようだった、音のしない
飛行機に乗って谷の上を飛んでいるのである」と書いてたけど、まさにそんな感じだ。
「仁淀川は四万十よりも水質が良い」との評判も納得!
「だ・け・ど・幸せは短かった・・・」下り始めて約4~5キロの地点。
左側の岸に四国電力のコンクリート製の放水ロがあり、そこから本流に濁り水をドバドバと吐き出していた。
放流した水が合流しているところは流れが複雑になり、
そこから下流は水が濁り、さっきまでの透明度はもはや見る影もない。
「はぁーー」僕はため息をついて放水口を見た。
気をとりなおしてさらに下る。川の流れは、このすぐ先で左右に別れる。
左右どちらも瀬となっている。右の瀬は長さはあるが波低く、1級+α。
左は瀬の落差が大きく、距離は短いが波高く2級+α。
瀬のグレードは1級~6級で表す。
1級 さざなみ程度の波 問題ナシ。
2級 1メーター程度の高さの波があるが、素直な流れ。
3級 2級よりも高く不規則な波。障害物(張りついたり、キーパーホール)が増える。下見が必要。
4級 波は大きく複雑。険悪な障害物多し、中級者でも上級者のサポートが必要。
5級 上級者でも困難。
6級 航行不可
僕は迷わず左の流れに進路をとる。昨日の下見時点で左の方が面白そうだと思ったのだ。
流れの中に岩が乱立している。「ゴォォー」瀬音が大きくなってくる。
頭の中で、もう一度コース取りをイメージし、大きく息をひとつ吐き出し、瀬に突入。
ブレードで力強く水を捕まえてゆく。
瀬の真ん中、やや右側の水面下に大きな岩があり、そのすぐ左を通過。
そのまま真っ直ぐ行くと、今度は左岸の岩場に突っ込んでしまう。
僕は、すばやく右に流れを乗り換えて、無事に瀬を通過。ふうっ。
短き幸せ
さあ 行くぞ!!
鎌井田村の沈下橋で、
鮎を釣るようすを眺めながら、菓子パンと魚肉ソーセージ、行動食のようなヒルメシを食べる。
「あ~ビールが飲みたい・・・」
沈下橋から下流は、川幅、川原がひろがり、流れもゆったりとしてくる。
下流からは、向かい風も吹いてきた。黙々と漕く、リズミカルに一定のピッチを保って。
ところどころ1級の瀬があるが、釣り師がいるためイマイチ流れを楽しめない。
本流が右に大きくカーブしている地点。そこに、支流がカーブの手前から流れ込んできて、瀬を作っている。
近づいていくと昨日下見した時よりも、波が倍近い高さとなっている。
昨日は普通の水の色だったのが、茶色い水の瀬となっている。
「あれれ?」後ろ漕ぎで突入を遅らせ、ようすを探る。
「カーブの頂点のテトラの群れに気をつけ、早めにインコースを通るコースで行けばダイジョウブだろう」
頭から波をかぶりつつ、パドルをしっかり漕いで瀬を通過。
なんらかの理由で、支流の上流で水を放流したようだ。
そこからしばらくは、コーヒー牛乳色の川を漕いだ。
ゴールまで遠いなぁー
仁淀橋が見えてきた
ここからゴールの仁淀橋までがしんどかった。
出発が遅かったのと、水がキレイな上流でのんびりしすぎたために、
時間がなくなってきてしまった(日が暮れたらアウト)。おまけに腰もつらくなってきてしまった。
ピッチを早めた僕は、ゆるゆると流れる下流域をわっせわっせとひたすら漕いだ。
なので、このあたりの風景をのんびり見れなくて、ややザンネン・・・。
陽が大きく西に傾き、川面が夕日に染まるころ、仁淀橋着。いやはや。
このあたりでも、水の透明度はそこそこある。
「今度はもっと時間をかけて、この川で遊ぼう」と思った。
帰路。仁淀川と四万十川では(漕いでみて)どんな違いを感じたのか、と考えてみた。
仁淀川も四万十川も蛇行しながらゆったり流れ、豊かな自然が残り、水質もなかなか良い。
仁淀川は、都市に近く、流域の人口も交通量も多く、川漁師や遊ぶ人も多く、川や川の周囲はざわついた印象がある。
それに比べ、四万十は、陸の孤島と呼ばれるぐらいへんぴなところで、
流域の人口がとても少なく、川漁師や遊ぶ人も少なく、川や川の周囲はとても静かだ。
仁淀川に比べ、四万十川のほうが、よりゆっくりとした時間の中を下れるのだ、と思った。
Letter From S 番外 仁淀川純情? 前編 時間限定公開中
今回のレターは、番外「仁淀川純情?編」です。
仁淀川は、四国山地を蛇行して流れ、高知市の西で土佐湾にそそぐ142キロの川だ。
源流は、愛媛県にある四国の最高峰、石鎚山(1982m)。
この川の中流部にはダムが多い。しかし、ダムから下流でも水質がよく、景色もよいということで
最近では、カヌーツーリングを楽しむ人達もふえているそうだ(四万十よりも水の透明度がよいという話はよくききますが)。
ちょっと前に僕は、この川でキャンプして川遊びをしたことがある。
その後、「カヌーで下って遊んでみたい」と思って再度出掛けたのだが
「天候不良&増水」によって2回程断念していた。
今回は、まだ日差し強く、水温が高い時期に下ろうと、車にカヤック、キャンプ道具、自転車を積んだ。
8月31日。午前11時中村を出発!空は霞がかかった初秋の青空。気温30度。
土佐湾を右手に、きもち良い海風を感じながらルート56を東へ向かう。
車中、初めてパドルを入れる仁淀川の事を想像しワクワクするが、
同時に、今回ソロで下るので、ここち良い緊張感もある。
まるで初めてつきあった女の娘と、初めてデートする前の時のような気分。
ちなみに、初デートは2人で映画を観に行った。
けれど、緊張のあまり僕はまるで覚えちゃいない、映画の内容や、なにを話したかを。
「ウブだったんだねー」
漕ぎ慣れた四万十から東へ110キロ走り、仁淀川中流の越知町へ。
越知町よりやや上流に、四国電力の筏津ダムがある。ここから下流にはダム及び堰堤はない。
今回は、越知町~伊野町仁淀橋までの約30キロを下る予定。
越知にある横倉山は、日本で最も古い化石が発見された場所。
また、日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎が、熱心にフィールドワークをした山で、珍しい植物も多いという。
僕は植物が好きなので、ふもとにある横倉山自然の森博物館をゆっくり見学したかったが、もう、午後2時過ぎ。
暗くなると川の下見が出来なくなる。しょーがない断念。
とても親切で、チャーミングな窓口のおね‐さんにパンフやチラシをたくさんもらった。
博物館よりも「可愛いおね‐さんにもう一度逢いに来よう・・」とウブな僕は思うのだった。
越知町から川沿いの県道を走り、川を下見しながら伊野町へ。
僕はゆっくりと車を走らせながら、事前に仕入れた情報&前回キャンプ時に下見した記憶もたどり、川の様子をさぐった。
道の上から見えた範囲では、「ちょっとヤバそうな瀬」は2箇所。
そして瀬を上から見るのと、実際に下った時のギャップを想像した。
通過するルートを考え、頭の中でイケルかイケナイか(楽しめるか?否か?)の判断をする。
瀬には、鮎釣り師のすがたも多く、その事もあわせてルートを考えなくてはならない。
(鮎釣り師のすがたは)いつも下っている四万十川では、
晩夏~秋にかけて、チラホラ見える程度なのだが(江川崎から下流域の瀬に)。
去年の秋。
地元、静岡の気田川を仲間達と下った時には、まだ鮎が禁漁になる前で、
せまい川のカーブのを曲がるたびに、釣り師のすがたあった。
そのつど声をかけながら、竿をよけ、頭を下げながら下って行くのにはウンザリした。
道の上から下見出来ない区間もあるが、まあなんとかするさ。
ゴールした後は、時間があれば自転車もしくはヒッチでスタート地点の車までと考えていた。
しかし、明後日からは、沖縄あたりにいる台風の影響で雨になりそう・・・。
結局、「明日1発で下ってしまおう」と思った。
翌朝。車をゴール地点におき、そこから最も近い駅の電車とバスを乗り継いで出発地に戻ることにしよう。
伊野から越知まで今度は国道で戻る。わずか30分の走行で越知の小浜キャンプ場着。
川沿いの小さな砂浜のキャンプサイト。立派でキレイなトイレ。かんたんな炊事場付き。無料。
だれもいないサイトは、僕1人のプライベートキャンプ場。
テントを張り、テーブルを出し、椅子に座り、川で冷やした赤ワインで「カンパイ!」。
つまみは暮れてゆく仁淀川の初秋の風景。星座表かたてに星空を眺めた、心地よい風に吹かれながら。
僕は、空や星空をボンヤリと眺めてると気持ちが落ち着く。
きっとそれは、そこに太古の昔と変わらない、自然のいとなみを感じることが出来るからだろう。
いつかそんな原始的な自然を感じられるフィールドで、長い川旅をしてみたいなぁ。
これで対岸の国道を走る車の音がなく、うまいメシ(今夜はスーパーの惣菜だ。悲)と
お酒を注いでくれるキレイなおね‐さん(笑)がいれば完璧なのだけど・・・。
久し振りにソロキャンプ
翌朝。
4:30起床→撤収→車をゴール地点へ→電車&バスでスタート地点へ→8:30川下りスタートの予定だった。
が、早朝の心地良い風のユーワクに負け、あと10分だけ、あと5分、
とシュラフの中でぐずっているうちに、おお、なんてことだ気がついた時には、6:30分!わぉ!
「うーん、まあ、あわててもしょうがない」
コーヒーをいれ、朝焼けに染まる川面をながめながら飲んだ。
朝焼けに染まる仁淀川
土讃線波川駅
テントなどを撤収し、キャンプ地から2キロ程下流の宮前公園にカャック&装備をおいた。
国道を走り伊野へ。寝坊したおかげで、朝の通勤の車でこみあっている道を走る。
仁淀橋の脇の駐車場に車を置き、10分ほど歩いて土讃線波川駅へ。
天気は上々、今日も気温は30度近くになりそう。電車は1時間に1~2本しかない。
寝坊したおかげで40分程電車を待ち、佐川に着いても50分程バスを待つハメになった。
「トホホッ」
バスはじーちゃんばーちゃん達を乗せ、小さな佐川の街中を走った。
スタート地点が近くなってくると、ワクワクとした気持ちが少しずつ高まってきた。
宮前公園で下車し、川岸に置いた愛艇フラちゃん(カャック)の狭いスペースに荷物を押し込んだ。
10:30分出発。「さあ、いくぞ!」。
スタート地点 宮前公園
透明度高し キレイ
「そして僕たちは真夏の四万十川で川ガキになった」
2019年8月に書いたツアーレポート再掲です。こんなアレンジツアーもやってます。
最高気温36度。
「さぁでは、出発しましょう!!」
カヤックは、少し波高い真夏の瀬に突入です。
ザブザブとデッキを洗い、バシバシとカラダに飛んでくる水が、なんともソーカイ。うっひょー。
遠い昔に少年だったゲスト(僕もだ)は、キリッとした表情と笑顔を交互に見せながら、瀬を下ってゆきます。
無事に瀬をぬけて見あげる青空には、モクモク入道雲。
岸辺からは、ジージーとセミの声が聞こえてきます。
手を浸す川の水は、ぬるめ(30度)だけど、水の透明度は、なかなか良い(夏にしては)。
♪水はぬるめの川がいい 魚はたくさんいた方がいい 辺りは静かなほうがいい だんちょね~♪
「四万十川カヤック2日&黒尊川川遊び半日」。オジサンたちの夏のはじまりです。
*1日目:カヤックで川下り。漕行8キロ。
2日目:カヤックで川下り(漕行約7キロ)その後、長生沈下橋へ移動。沈下橋ダイブ。
3日目:黒尊川 中流域 川流れ(シュノーケリング)昼食の後、解散。*ゲストは宿泊まり。
まずは、トロ場でかるく慣らしてから、出発!
西土佐大橋下流の瀬
ギラギラ太陽が照り付ける水面は、あちゅい・・・。
時々パドルで水をかけあったり、支流で川遊びをしながら、
カラダを濡らしつつ、自然、旅、よもやまバナシに花を咲かせつつ、ツアーはのんびりと進んでゆきます。
お尻の下の四万十川のように。
連日最高気温は、36度前後。四万十川の水温28度~30度。
支流目黒川の水温26度。*いずれも川面の水温
支流目黒川
支流目黒川
岩間沈下橋
長生沈下橋
口屋内沈下橋
川を下って、沈下橋から飛びこんだ翌日は(最終日)、黒尊川中流域でプカプカ川流れです。
清冽な水が流れる黒尊川は、水の透明度もバツグン。
僕らは、四万十川の支流の中でも最もキレイと言われる黒尊川の水を全身で感じたのでした。
支流黒尊川の水温24、5度。
支流黒尊川中流
支流黒尊川中流
支流黒尊川中流
ツアーが終わると、陽にやけたゲストの顔には、子供ような無垢な笑顔が浮かんでいました。
・カヤック&川遊び・沈下橋ダイブ・黒尊川川流れ。
ボーイズ・オブ・サマー。遠い昔少年だった僕達は、真夏の四万十川で、川ガキになったのでした。
口屋内の食堂「しゃえんじり」にて
*「しゃえんじり」さんは、昨秋(2022年秋)に営業を終了しました。ザンネン・・・。
「ふたりの夏」2023年真夏のツアーレポート再掲です
最高気温35、8度。
ふっと気がつきゃ、もう8月も後半。真夏もどんづまり・・・。わおっ。
夜明けの風に、照りつける陽ざしに、流れる雲に、遠い秋の気配がわずかに感じられます。
台風の荒天&長雨にもてあそばれた今年の四万十の真夏。
いけずな真夏でしたなぁ。まったくなぁ。
そんな、真夏がおわってゆく四万十川を、(大学生活を終え)
それぞれの新しい世界へ羽ばたきはじめた、ふたりの若きゲスト(Z世代?)とカヤックで下りました。
10:30分集合。口屋内沈下橋スタート。半日のプラーベートツアー。
(四万十は遠いところ。少しでものんびり遊んでほしいとの思いから、このスタイルでやってます)。
カヤックから見あげる空には、ギラリと太陽が輝き、岩のような白い雲がゆっくりと流れています。
お尻のしたの川は、笹濁りの速い流れ。
3日前の(思いもよらぬ大雨の)増水が、まだ残っているのです。
水流は、パドルを漕がずともスイスイくだっていける速さですが、
ビュウビュウ吹きつけてくるきつい南風(向かい風)に、カヤックはスローダウンです。
でも、まぁ、のんびりいこう、この川にながれる時間のように。
半分ほどコースをくだったところで、川原に上陸して、もぐもぐタイムです。
浅い水に座り、南風に吹かれ、冷えたポンジュースで
ノドを潤しながら、僕らは、川や山、自然、旅のハナシしに花を咲かせました。
ふたりの夏、四万十川の夏。
(人生の)新しい長い旅をはじめた若きゲストが、
四万十川をカヤックで下り、遊び、川やその自然にたいして、
少しでも新しい視点を持てたなら良かったなぁ、とガイドさのは、遅い夏の空を見あげたのでした。
*Mさん。ツアー画像CDは、8月21日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。
「少年のなかを流れる夏の川」2023年真夏のツアーレポート再掲です
最高気温32、8度。
「もうオワリか、あ~帰りたくない。まだまだこの川で遊んでいたいよう・・・」とぼくがつぶやいたら、
「じゃあ、ここに残って村の子になれば?毎日カヌー&川遊びができるよ」とさのっちが言った。
それはイヤだけど・・・でもまた遊びにきたいなぁ、と思った。
今日の「四万十川カヌー&川遊び。1日コース(B)」は、オモシロユカイだった。
ガイドのさのっちは、ノーテンキなおんちゃんだった。
おっす。僕の名前は、ゆうひ。神奈川からやってきた11才。
野球(ポジションはキャッチャー)をやってるよ。運動神経には自信があるよ。
とーちゃんとかーちゃんは、若いころ何度も四万十に遊びに来て、カヌーで川をくだってる。
僕も、小さいころとーちゃんと一緒に、2人乗りを漕いだことがあるよ。でも、今回は1人乗りにチャレンジ。
「今回は、ゆうひのために、小さめのカヤックを用意したからね」とさのっちが言った。
天気は、晴れときどき雨。
このような天気雨を、「きつねの嫁入り」とも呼ぶのだそうだ。ふーん。
口屋内沈下橋に集合した僕らは、
まず黒尊川にいき、シュノーケル&ライフジャケットをつけて川を流れてみた。
最初は、少し水が冷たく感じられたけど、エイヤ!と入ってしまえば、すぐに体がなれた。うーん、気持イイ。
黒尊川の淵の透明度はバツグンで、深いところを泳ぐ魚もよく見えたよ(川面の水温は、24度)。
そしてそのあとは、手長エビ探し。はじめて手長エビをゲットした僕は、ココロが震えたよ。やったぜ!と。
沈下橋にこしかけてお昼をたべたあとは、カヤックツーリング。いよいよだ。
まずは、川原でカンタンに漕ぎ方を教えてもらう。そして、トロ場で少しだけ練習して、川下りスタート!
(乗りはじめは、向きの変え方がうまくいかなかったけど)漕いでゆくうちに、だんだん慣れてきた。
となりでさのっちが、「考えるな、感じろ」と言った。
ブルース・リーの教えなのだそうだ、でも、ブルース・リーってWHO?
ゆるい流れを抜けると、ザァザァと速く流れる瀬に、艇がすいこまれていった。
初めての1人カヤック、はじめての瀬。ドキドキ。
緊張して顔が、体が少しこわばったけど、なんとかブジに通過。ふぅ~。これは、なかなかオモシロイなぁ。
川幅が広くなり、大きな景色のなかをゆくときは、
さのっちが自然のハナシなどをしてくれるけど、僕には、なんのこっちゃよくわからん。
それよりも、心地よい風と水のなかで、うとうとする方がイイ。
漕ぎ手をやすめ、フネの上でまどんでいると、バシャバシャ!
背中に、頭に大量の水がとんできた(さのっちがパドルで水をかけたのだ)。
ひゃー冷てぇ。一発で目がさめた・・・。くそー。やり返したいが、ヤツは逃げ足がはやい。
途中の川原に上陸し、オヤツを食べ、ポンジュースを飲んだあと、さらに下りゴールの勝間沈下橋へ。
もうすっかり自由自在に漕げるようになった僕は、まだまだもっと川をくだりたいなぁ、と思った。
ゴールから、スタート地点まで車でもどる。
そして、ラストは、空と川にむかって、大きくジャーンプ!ザブーン!
ああっ、ユカイな夏の日だった。いくつものはじめての経験ができたしね。
帰りたくないなぁ、でも・・・。さよなら、ありがと、夏の四万十川。
僕のなかを流れはじめた川よ。いつかまた戻って来るね。バイバイ。
「はじめての夏の川」2025年真夏に書いたツアーレポート再掲です
「あ~楽しかった・・・面白かった・・・」
そんな感想が、笑顔のゲストからこぼれれば、ガイドさのは、ほっと夏空を見あげました。
それは、真夏のツアーを締める沈下橋ダイブをおえて、橋のうえでラストショットを撮影したときのコト。
はじめての四万十川、はじめてのカヤック(川下り)、はじめての川遊び、はじめての沈下橋ダイブ。
8月6日。今日は、トーキョーを遠くはなれて、
南国の川へ遊びにきた、Oさん一家の1ディプラーベートツアーです。はつものずくしの。
「たいせつな初体験を、おもいっきし楽しめますように!」
すれっからしガイドのさのも、今日は、(外見はともかく心は)初心にもどってガイディングです。
最高気温38、1度。川面の水温32度。
(水量少なく)ぬるい川、あたたかな南風、陽炎ゆらめく川原、セミの合唱、岸辺のテッポウユリ。
誰っちゃおらん真夏の川は、とても静か。まるで、プラーベートリバーです(四万十川の特徴のひとつ)。
トロ場をながれ、瀬をくだり、支流の川をあそび、ご飯をたべ、沈をし、沈下橋からとびこむ。
ワ―!キャー!ゲストのよろこびの声が、スローに流れる真夏の川と、時間にとけてゆきます。
はつものずくしのツアーは、真夏の四万十川と川の自然がつくるマジックに、
たくさんのむじゃきな笑顔の花が、水面に咲きました。
それをみて、ガイドさのは思うのでした。あらたな気づきと発見がある
はじめての川が(体験が)、ゲストの心の地図にも流れはじめてくれたならイイな、と。
*Oさん。ツアー画像CDは、8月7日に発送(郵送)いたしました。お楽しみに~。
真夏のアークツアーがはじまってるよ!
最高気温37、5度(晴天時)。26、3度(雨天時)。
本流の川面の水温30度。支流目黒川の川面の水温28度。
今年の夏は、四万十川で「カヌー&バシャバシャ川遊び」はいかが?
ほぼプライベートツアーで、のんびり、ゆったりと真夏の川とたわむれてみませんか。
ギラギラ太陽の下、瀬であびる川の水が気持よか!!
少年は、今日がシングルカヤックのデビュー日なのだ。ドキドキ。ワクワク。
支流の目黒川で川遊び&ランチタイム。テナガエビを探してみよう。
川原の木陰で、ランチタイム。四万十牛の焼肉丼が美味し。
本日のカヌーのゴール、岩間沈下橋へ。
岩間沈下橋でゴール。延長戦へ突入だぁ(希望があれば)。
エイヤ!真夏の川にジャーンプ!
雨に降られるコトもあるさ。沈下橋の下で雨宿り。
真夏は、雨を感じるのによい季節。
「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていく
ひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」レイチェル・カーソン
「カヤック・アンダー・ザ・サマースカイ」2021年夏のツアーレポート再掲です
最高気温33、3度。
「予報がはずれて良かった・・・。今日は、スバラシイ夏空に恵まれましたねぇ。
梅雨明け直後のような、フレッシュな夏色の空と景色。うーん、ナイスです」とガイド。
「ほんと、ザ・田舎の夏!って感じの景色ですね」と隣を漕ぐゲスト。
7月。梅雨晴れの川を、カヤックで下りました。
カヤック・アンダー・ザ・サマースカイ
モクモクと白い雲がわきたつ夏空の下、
緑濃い山には、サンサンと太陽が降りそそぎ、ゆったり流れる川には、ガシガシとセミの合唱がひびきます。
ときおり吹く夏の南風が、瀬をぬけて濡れたカラダに、心地よい。
ゆらり、お尻の下をゆうゆうと泳いでゆく大きな鯉。
ぬるい川の水と戯れながら、景色を愛でながら、ハナシをしながら、僕らはのんびりと夏の川をゆきます。
梅雨晴れの素晴らしいリバーフィールド。
ただ、ひとつザンネンなのは、水の透明度です。
梅雨の後半に入っても、大きな増水がない川は、川底が洗われず、水の透明度があまり良くありません。
(ガイドの主観です。あまりこの川を知らない人が見れば、キレイな流れに見えるかも?)
今日の瀬には、アユ釣り師の姿もみえました(この時期の、このコースで見るコトは稀)。
この区間も魚影が濃いのだろう(そして、天気の良い日曜日だし)。
「すいませーん、通りますよ!」。大きな声をかけて、できるだけ離れたところを通過です。
「漕(こ)ぎゆくまにまに 川のほとりにとまれる人も 遠くなりぬ」なんてね。
*土佐日記より。川のところは海ですが。
ただ漕ぎくだるだけでは、オモシロクない夏の四万十川。
ギラギラ太陽の下、ぬくい水の川で、のんびりと川遊びをするのがサイコーです。
僕らは、水の透明度がよい支流目黒川で、ランチ&川遊び(約4キロ地点)。
その後、さらにくだり、岩間沈下橋で、夏の川景色をながめながら風に吹かれました(約8キロ)。
目黒川
ゴールの芽生大橋まで下り、川からあがると、
紫色の小さなラッパ型の花(シチョウゲ)が、僕らの目を楽しませてくれました(約12キロ)。
最高気温33、3度。ほぼ平水。川面の水温、本流30度。目黒川28度。
*Oさん、ツアー画像CDは、来週はじめに(お家に戻る頃に)発送します。お楽しみに。
2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です
おはようございます。四万十は、快晴。
(猛暑の)真夏の川は、日の出まえのひとときが、いちばんカイテキです。
沈下橋をわたる川風が心地よいし、静かだし。
深く澄んだ青空には、ぽっかりと半月がうかんでいます(下弦の月)。
足元を流れる四万十川は、夏痩せ。
(少雨の夏に)じこじこ流れが細くなり、グンと広くなった川原は、草ぼうぼうです。
そろそろまとまった雨が降ってほしいなぁ。透明度がイマイチよくない川が、よみがえるほどの。
*良いときの川をしらない人からみれば、今の川もキレイに見えるかもしれませんが。
今日の最低気温は、25、3度。
最高気温37、9度(今年最高)。午後も晴れ。
晴れわたる夏空、肌をさす強烈な陽ざし、蒸して暑い空気、ラウドなセミの合唱。
おととい、きのうの雷雨まじりの不安定な空模様とはうってかわり、
きょうからは、真夏の太陽がフルパワーではたらく日がつづくよ、とウェザーニュースがつたえてます。
最高気温38度オーバー。
南国土佐は、暑さがいちばんキツイ真夏をむかえました(~お盆のころまで)。
そんな猛暑のなかで、明日からのツアーの準備をすれば、あっというまに汗だくに。
ザブザブ。水風呂にはいる。そして、ハッフハッフと鍋焼きうどんを食せば、ふたたび汗だくに。バカなのだ。
ザブザブ、もう一度水風呂につかったあと、
蒸し風呂のような部屋のなかに、ブラジル製のハンモックをつって、昼寝&読書です。
(オンボロクーラーは、故障中。板床は、ホットカーペットのようにホカホカとあたたかい)
ときおり、深い緑のなかをふきぬけてくる南風が、たいへんここちよい。
「8月の終わりがすでに秋である北海道で、夏の観光客たちが去った道路をオートバイで走る。
屋台のトウモロコシを買う。一本はその場で食べ、もう一本はアルミフォイルにつつんでもらい、
シリンダー・フィンのあたりのどこか冷却効率の落ちないようなところにはさんで走り、
二時間くらいあと、エンジンの熱であつく保たれたのを、誰もいない草原にひとりすわって食べる。
そのライダーは、北海道の秋そのものになってしまう。
食べ物はすべて土地や海という自然から生まれてくるものだ
という素朴な事実を、こんなとき、痛いほどに強く感じる」
アップル・サイダーと彼女 片岡義男著
乾いた真夏の午後に(熱風大陸で冷たい水を)
2021年真夏に書いた旅雑文です。期間限定公開中。
最高気温36、6度(今年最高)午後も晴れ。
「乾いた真夏の午後は、冷たい水がサイコーさぁ」
冷えたグラス片手に僕は、入道雲そそりたつ夏空にむかってひとりごちました。
四万十は、もう10日以上雨がふってません。
連日の猛暑に、庭をうめつくす雑草の葉もぐったりとうなだれ、水道をひねれば蛇口からは、お湯が・・・。
「ソーラー湯沸かし器かよ!」
わが村の生活用水は、川べの地下からポンプでくみあげた水を消毒したもので(簡易水道)、
我が家の水道代は、月1080円(基本料金)~1300円ほど。
何年か前までは、裏山の奥の沢からパイプをつかって水をひいてました。
大雨がふると、風呂の水は、薄茶色になるし、
水源に動物の死骸などがあったら、サイアクなコトになるなぁ、と思っていたものです。
山国(低山がおおい)で、キレイな支流もおおいこのあたりは、
「さぞ、水がうまかろう?」と遠方の友人にきかれます。
しかし、四万十川沿いのあさい地下からくみ上げた簡易水道水(塩素消毒ずみ)は、
うーん・・・とりあえずのめるだけでもマシか・・・といったレベルです。
でも、道沿いの山肌にとりつけられたパイプから流れてくる水や沢水は、
低いながらも山中を流れてきた水なので、なかなかイケてるように感じます。特に春さきの水が。
(やはり水は、高く深い山の中を時間をかけて流れてきたほうがおいしい。神戸、富士宮 バンクーバーなど
しかし、そんな水のうまさについてかたっている僕は、
なんせ「違いのわからないオトコ」なので、信憑性はかなり低いのですが・・・)。
キョ―ボーな真夏の太陽に焼かれた家の中は、まるでサウナ・・・。水風呂につかって本を読みました。
そのあと、すっぱだかでベランダにでて、南風にふかれながら、ガチガチに氷をつめたグラスの水をのんだ。
(こんなコトができるのが、僻地暮らしのイイところですね)。
キリリと冷えた水が、乾いたカラダとココロに、しみこんでいきました。
僕が、冷たい水のありがたさを肌で知ったのは、熱風大陸(オーストラリア)のソロバイク旅だ。
晴れっぱなしのでっかい空のした、焼けつくような陽ざしがふる
赤茶けた土獏(アウトバック)にみえるのは、背のひくい灌木と地平線。
シンプルで単調な景色は、何日も変わらない。そこで出会うのは、カンガルー、先住民(アボリジニ)。
前回の補給をした村から、4泊かけて長いストックルートをぬけて、ようやく小さな村にたどりついた。
ポストオフィスをかねた雑貨店の室内のかたすみに、ペダル式の冷水器があった。
おおっ!やれうれしや!と冷水器にかぶりついた僕は、一心不乱に冷えた水をのみつづけた。
のんでものんでもペダルを踏む足がとまらない、んーサイコー!!
ムリもない、なんせこの村にたどり着くまでは、陽をさえぎるものが何もなかった。
夜になっても、ホットカーペットのように、ほかほか熱い大地のうえで、
毎日、太陽に熱せられたポリタンのお湯のような熱い水をのんでいたのだ。
(どうしても日陰がほしくなると、灌木の下にもぐり込んでしのいだ)
よーやくコーフンがおさまり(我にかえり)顔をあげる、とゲラゲラ笑う声に気がついた。
ん?みわたせば、オフィスのみんなが笑っていた。
「あんた、永久に水を飲むつもりなの?まぁ、いいわ。好きなだけのみなさいな」
ちかくにいた赤毛のオバサンが、やれやれといった感じでこちらをみていった。
「サンキューマイト!」とこたえた僕は、
ふたたび冷水器のペダルをふみつづけた。カラダがストップというまで。
ほんとにノドが、カラダが暑さでカラカラに乾いた時には、—冷えたビールやジュースよりも—
冷たい水が、イチバンありがたいのだ、ということを、この時はじめて身をもって知った。
ホットなカラダの乾きには、冷たい水を!ココロの乾きには、ボーケンを!
旅は、いろいろなことをおしえてくれる。
ベランダで、ゴクゴク氷水を飲みながら 、(あまりうまくなくても)冷えた水がいつでも飲めるのは、
とてもシアワセなコトなのだ、とひとりごちた真夏の午後です。
*水不足で不自由な生活を強いられている人の数は、2025年には55億人に達すると推算されている。
24000キロの旅。画像は、ケープヨークに向かうルート(上)、ナラボールート(下)