アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

アーク・ガレージセール

2021-10-24 | ・最新のお知らせ・イベントなど

          SOLD OUT

 秋も深まるこの頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

(シーズン・オフも近づき)ぼちぼちと艇庫や部屋の荷物を片付けていると、

キャンプギアやシャツなど、未使用品やUSEDの物が何点かでてきました。

下記の商品まとめて売ります。  *バラ売り不可 

 

・スノーピーク ホットサンドメーカー トラメジーノ  未使用品 箱無し

・スノーピーク ステンレス パーコレーター(6カップ?) 2~3回使用

・ナイキ スポーツバッグ     BZ9337  カラー441  未使用品

・ソニーポータブルラジオ   SRF18        未使用品

・MLBTシャツ ヤンキース 背番号2番        US Sサイズ 未使用品

・(未使用品)トートバッグ (NYの古本屋ストランド) ×2 未使用品

・ティンバーランド 長袖シャツ *綿 中厚手     US メンズ XSサイズ(USED)

・ノース・フェイス フード付きジャケット メンズ   US Lサイズ 黒 (USED)

*おまけ付き

  

商品代金:13000円  対象:これまでにアークツアーに参加された方(基本的に)・知人

*送料&振込み手数料別 クレーム&返品不可

申し込み、支払い、などのお問い合わせは、メールで。 

メール:canoe-5@yacht.ocn.ne.jp     アーク佐野    SOLD OUT

 

 

 


季節外れの暑さの川を

2021-10-12 | アークツアー 秋~晩秋

 最高気温29、9度(9日)。31、1度(10日)。

  季節外れの暑さ(真夏日)が続く10月の四万十川を、カヤックで下りました。

(10月10日までの真夏日は9日間。最多記録)

江川崎スタート~勝間ゴール。漕行約20キロ。1日コース+半日コース。

 

 各地の川や湖を漕いでいるゲストのベテランカヤッカーのご指名は、ダガー(メーカー)ザイディゴ(艇名)。

「ザイディゴさーん。ご指名ですよー」。ガイド艇とあわせて、ダガー4人衆の小さな川旅です。

*ザイディゴ・コクピットが大きく沈脱がしやすい・ボトムがフラットで安定性がよい・荷物も積める。

 水量少なく流れの遅い川だけど、長い距離を下る予定なので、

ろくに馴らしもせずに、いきなりスタート。初っ端の瀬に飛び込みました。

 もう20日もまとまった雨がない川は、秋痩せ?流れがとてもスリムになってます。

水の透明度はとても高く、たくさんの魚の姿や、

浅瀬では石に張り付いたボウズハゼの姿もよく見えます。

 パシャパシャ!禁漁間近のアユが水面を跳ねている。円をかくように丸く。

水中に、スッと消えるかのような滑らかな動作で、鵜が潜っていきました。

 秋の川は、風がとまる時間が多い(晴れていても)。岸辺を彩る秋の花も動かない。

水鏡のような水面に、まだ夏のような雲が映っている。雲を割いてカヤックは下ってゆく。

 陽ざしは強く暑いけど、瀬で被る水、手を浸す水が心地イイ。

川原キャンプにきた家族連れの子供たちは、嬌声を上げてバシャバシャと水と戯れてます。

川面の水温24度。1日目は、口屋内沈下橋まで。

 秋の朝の川は、やわらかな光りの中で、穏やかにゆったりと流れています。

「流れの緩さ、昨日の疲れ、フライトの時間を考慮し2日目の今日は5キロの距離にしました。

距離は短いけど景色はよいコースなので、景色も楽しみながらのんびり行きましょう」

 流れがあるところは手をやすめ、トロ場はゆっくりゆっくり漕いでゆく。

ふと目を上げた川岸に、サザンカの白い花が咲きはじめてました。

♪二人咲いても冬の花 春はいつくるさざんかの宿~♪

 

 2日目は、勝間まで。昼前に勝間の沈下橋でゴールです。

季節外れの暑さの秋。3つの沈下橋を通過する小さな川旅でした。

*ツアー画像CDは、10月11日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。


ゆきあいの川をカナディアンで

2021-10-01 | アークツアー 晩夏~初秋

 最高気温29、0度。

 「台風16号の強風域に入りそうだったので、今日の川は強風が心配でしたが、

風はほとんど吹かず。初秋のステキな川景色の中、透明度のよい川を下れてよかったですね」。

「ええ、本当に・・・。憧れの四万十川カヌーが天気と水に恵まれて最高でした」。

ツアー解散場所で、ゲストのTさん夫妻は、童のようなまぶしい笑顔でこたえてくれました。

 

 9月30日(木)。

カナディアンカヌーで、初秋の四万十川を下りました。

抜けるような青空の下、今シーズンいちばん透明度が高い川を。

⦅何日も前から、その進路にやきもきした台風16号の影響(特に風)を受けるコトもなく⦆

 

 ゲストのTさん夫妻は、北海道の川をホームに漕いでいるカヌーのベテランです。

ガイドは、コース取りを教える程度で、漕ぎ方については何も教えるコトがない。

 

 レクチャー&練習の時間がいらないので、

今日の川は、水量が少なく流れがとてもゆるいけど、15キロのロングコースをとりました。

操船に気をとられすぎないので、川の自然を案内する時間が多くとれるのも、またよろし。

 スタート地点のトロ場で軽くならした後、初っ端の波高い瀬へ。

水量が少なく、瀬の入り口がとても狭いけど、モンダイなく突入。

照りつける陽ざしの下、ザブザブと被る水が心地イイ。思わず叫びました。うっひょー!!

最高気温29度。川面の水温25度。

 瀬をぬけると、そこは長いトロ場だった。

(高低差小さい四万十川は、大きく蛇行しながら流れる。江川崎から下流は、トロ場も多い。

・トロ場とトロ場を小さな瀬がつないでゆっくり流れる。

・川の中にコンクリートの残骸や堰堤などの危険な人口物が少ない。従ってカヌー初心者も比較的安全に下れる川)。

 のけぞってカヤックから見あげる空は、(昨日の雨に洗われて)スッキリブルー。

まだ夏の暑さが残る陽ざしの中、山肌や川岸の緑には、少し涸れ色も見えます。

道路沿いには、サルスベリの花がまだ咲いているけど、コスモス、セイタカアワダチソウの花も。

ほのかに籾殻きの匂いが混じる空気のなか、小さく聞こえてくるのは、虫の音、セミの声。

 

 そんな、夏と秋がゆきあう川は、風がなく、水面はまるで水鏡のよう。

(10日程前に大きな増水に洗われた)今日の川は、

透明度も高く —いつもは薄濁りの— 深い川底まで良く見えます。

 

 ゆらり、大きな鯉がカヌーの下をゆっくりと泳いでゆく。

中小の魚もたくさん見え、川の中にはいろいろな魚がいる、ということがわかってオモシロイ。

「いいねぇ。キレイだねぇ~」。僕らは、何度も声を上げました。

 

 岩間の沈下橋の川原に上陸。よい景色を眺めながらランチタイム。

それまでのきつい陽ざしを、曇が遮ってくれて、やれ、ありがたや。

心地のよい空気の川原で飲むコーヒーが美味し。

 コース後半は、トロ場が多いけど、(向かい)風がないので、なんちゃーない(たいしたことない)。

アユの禁漁が目前の川(10月半ば)には、瀬張り漁をする人の姿や、友釣りをする人の姿が見えます。

水面でプカプカと揺れているのは、 ツガニ漁の仕掛けの目印の浮き。

そんな初秋の水上を、四方山ハナシに花を咲かせながら、のんびりと漕いで、口屋内の沈下橋へ。

本日の漕行15キロ。

*Tさん、ツアー画像CDは、10月1日に発送しました。お楽しみに~