アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ほぼ真夏日です

2012-04-24 | 四万十川 初夏

 最高気温29度。

 白くにごった青い空。黄砂にかすんだ初夏の山。

気温がグングンと上がった今日の四万十は、ほぼ真夏日になりました。

少し動けばじんわり汗ばむ陽気に、わーい!素っハダカになった僕は、しばし日なたでゴロゴロ。

裏山ではハルゼミも初鳴きです。はつなつですねぇ。

四万十川の水位は、平水時より50センチ増。ウグイス色の水の流れ。

 

 夏の気配も感じられる初夏。

アークでは、もう真夏のツアーの予約も開始しています。

この夏は久しぶりに「サマーキャンプも良いかなぁ」などと考えています。

キャンプやワン&オンリーツアーをご希望の方は、お早めに日程のご相談を。

 


初夏の山はクリーム色に

2012-04-23 | 四万十川 初夏

   最高気温25度。

 週末の小さな嵐で、四万十川は約2メーターの増水です。

抹茶のカフェオレ割り(どんな飲み物なんだ)のような色の川を、北風がブンブンと吹きぬけていきます。

北風がひやい一日だけど、最高気温は25度をこえました。今年初の夏日です。

初夏の山をいろどりはじめたのは、クリーム色のシイの木の花。

岸辺では、キシツツジが満開です。

キシツツジと速く流れる四万十川。 

肉眼では、山はもっと黄色っぽく見えます。

花束を君に。


春雨むずむず

2012-04-22 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 梅雨ようにぐずついていた春の空を、小さな嵐が駆けぬけてゆきました。

よこなぐりの雨は、ベランダ奥のイスやテーブルもびしょびしょに。

こんな日は、いつも開けっ放しているベランダのガラス戸も閉めなければいけません。

閉じられた場所がニガテな僕は、「はやく、やまないかなぁ・・・」と何度も雨空をながめました。

そして、(外で遊びたくて)ムズムズするココロとカラダをもてあましたのでした。

 

 この雨で四万十川は少し増水、水も濁っちゃいました。

でも、増水に洗われた後の川では、フレッシュで速く流れる水がカヌーで楽しめます。

 

 さぁ、いよいよ、来週末からゴールデン・ウイークですね。

世話しない日常にムズムズしたココロとカラダを「四万十川カヌー」でリフレッシュしませんか。

読書もあきたよー。

 


レイニーなフィールドでは

2012-04-19 | アークツアー 初夏

時々のち 最高気温20度。

 

 明日は二十四節気の「穀雨:こくう」です。

この頃は、穀物を育てる雨がシトシトと降り続くことからそう表されています。

 

 「まだ、もつべ・・・」と、お気楽な僕は、ネズミ色の空の下に走り出しました。

しかし、ぽつぽつと肩をたたきはじめた雨は、やがてザァザァ降りに。

家に戻るころにはパンツまでずぶ濡れに・・・わおっ。

僕にとっては、恵みの雨ならぬ「酷雨」となったのでした。

 

 さて、もうすぐゴールデンウィークですね。

春~初夏は、周期的に空が変わり、長い連休では雨にあたる日もあります。

 

GWの四万十川

雨天時の最高気温20度ほど(晴天時25度)。水温は20~23度くらい。

カヌーの服装は、基本的に雨天時を想定して用意するとベターです(山行でも一緒ですね)。

薄手のものを重ね着し(レイヤード)、

天候や気温によって、脱いだり着たりして調整します(脱いだものはカヌーに積みます)。

 

参考までに(雨天時) 

晴天時より、気温はぐっと低く、15度~20度といったところです。

インナーは、水着or速乾性の下着。

その上に、薄手(速乾性の)長袖シャツ&タイツ(レギンス)orジャージなど薄手の上下。

ミドルの上半身は、中厚手のフリースor中厚手のシャツ。

ミドルの下半身は、薄手の長パンツor短パン。

 

アウター上下は、レインウェア。

*インナーは、お手持ちの衣類で代用できますが、

一番外に着るレインウェアは、防水性の高いものをおススメます。

*晴天時は、Tシャツ(ロンT)&短パンでオッケーですが、

濡れて風に吹かれても寒くないように、レインウェアやウインドブレーカーは必携です。

足元は、ウオーターシューズ。

踵の止まるサンダル(クロックスのような)。底の薄いスニーカー。

 

晴天時は、紫外線も強くなります。

帽子(ヘルメットの下にかぶれます)や紫外線防止のクリームで、紫外線対策を。

眼鏡のかたは、眼鏡バンドを、あるいは使い捨てコンタクトをご用意ください。

しかしまぁ、沈してしまえば、水の泡なのですが・・・。

「ノー沈・ノーカヌーライフ?」


初夏の川べから:2012月4月17日

2012-04-17 | 四万十川 春

   

  最高気温23度

 雨あがりの空はスッキリと青く、雲はキッチリと白い。

まぶしい陽に若葉や花がキラキラと輝いています。

今日は「やわらかな南風に新緑と花かおる初夏の川べ」を撮ってきました。

こんなときは「高性能の一眼カメラ」がほしいところです。

 

初夏の川べから:2012月4月17日


アークツアーの特徴は

2012-04-16 | ツアーQ&A

のち 最高気温20度

 

「アークツアーと他の施設のカヌーでは、何が違うのか教えてください」

といった問い合わせがありました。

アークHPやブログにも記してますが、あらためてこのページでもご説明いたしますね。

 

アークツアーは、四万十川カヌー&川遊びを中心に、四万十の自然をガイドが案内するエコツアーです。

自由度が高い少人数制なので、フィールドでたっぷり遊べ、のんびりと楽しめます。

*ほぼプライベートツアーで、あなただけの旅物語を!

 

少人数制(ほぼプライベートツアー)なので、フィールドでたっぷり遊びツアーをのんびりと楽しめます。

ちょっと贅沢なツアーです。

 

他の施設との大きな違いは?

・少人数制をコンセプトにしているアークでは

・カヌー・川遊び・自然をのんびりと楽しめゆったりと時間をすごせます。  

・エコツアーガイドのスタイルを取り入れてます。

*大型連休や夏休みなどの繁忙期も少人数制のツアーを行っています。

他の大きな施設のように何十艇で一気に下ることはありません。

・少人数制なので・コース・時間・遊び方・画像郵送など、柔軟な対応が可能です。

・川を下りながら途中の川原で・お昼・お茶・川遊びをしていきます(リバーピクニック)。

ネガティブな面は、アーク佐野のさむいダジャレがうるさいということです。

 

 

 


ぽちゃぽちゃ音のカヌーは

2012-04-14 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 「ふるさとをいづれの春か行きて見む 羨ましきは帰るかりがね」(源氏物語・光 源氏)

歌意:どんな楽しみがあるのか、行ってみないとわからないというのに、

春になると古巣に帰ってくる雁がうらやましい。それにしても私には帰る家がない。

 

 二十四節気・七十二項では、4月10~14日頃を鴻雁北(こうがんきたす)と言うそうです。

このころに、雁たちは繁殖ため北へ帰ってゆくので、そうあらわされています。

四万十で冬を過ごしたカモなどの冬鳥たちも、春になると渡りをはじめます。

そしてしばらくすると、こんどはササゴイなどの夏鳥たちが、川べにやってきます。

 

 視線が水面に近く、機械音がないカヌー(ぽちゃぽちゃパドル音だけ)。

そんなカヌーで水の上を行けば、いろんな鳥をすぐ近くで見るコトができます。

・カワセミ・セキレイ類・サギ類・チドリ・トンビ・ウグイスは、水辺でよく見られる鳥。

・ヤマセミ・ヤイロチョウ(天然記念物)・クマタカ(絶滅危惧種)は、見れたらラッキー!な鳥です。

あなたもカヌー目線で、川の自然をながめてみませんか?

 


陽風吹く川で

2012-04-12 | 四万十川 春

 最高気温23度。

 みなさんは「陽風、陰風」という風の呼びかたをごぞんじですか。

僕は、「風の名前」という本で知りました。

陽風は、明るい春の東風または南風のこと。陰風は、陰気な冬の風のこと。

人に光と影があるように、吹く風にも陽気な風と陰気な風があるのですねぇ。

明るい風は、寒さにこわばったカラダとココロをやさしくほぐしてくれます。

 

 今日の四万十は、陽風がやさしく吹きわたりました。

陽風は、シイの木のワインレッドの若葉をゆらし、

エノキの萌黄色の若葉をならし、ウグイス色の水面をやさしくなでてゆきます。

 沈下橋にこしかけた僕は、ぬくい陽風に吹かれながら

「今年もまた、明るい風の季節がやってきた!」とひとりニコニコしたのでした。

 

 以下余談。

陽風は、カヤックで川を下るときには向かい風になります。

カヤックのパドルは、

向かい風の中でも効率よく漕げるように、右と左のブレードの角度が90度違います(ツーリング用)。

(水を捕らえていない方のブレードが風を切るように。ブレード:水を捕まえる箇所)

ですから、右を漕いだあとは右手首をグイッとひねり、

左のブレードの角度を変えてあげないと左がうまく漕げないのです。

なーんて書くと、なんだか難しそうですが、実際にやってみると、とてもカンタンです。

以上余談おわり。

 

 陽風吹く田では、いつもの年より少し遅い田植えの準備にいそがしそうです。

初夏の暑さを感じる太陽と陽風に、

クルクルと服をぬがされた僕は、半日上半身ハダカで庭先をウロウロしていました。

気をつけないと「春さきに出没するヘンなオジサン」として通報されちゃいますね。


雨にぬれても

2012-04-11 | アークツアー 春

 最高気温21度。

 シトシト降っていた朝の雨は、時間がたつにつれ強さを増し、

ダダ、ザァー、ダダ、ザァーとにぎやかにベランダ屋根の波板をたたきはじめました。

やがて、強い風も吹きだし、まるで台風がやってきたかのようです。

 

 四万十のサクラは、もう散ってしまいましたが、

この雨が、花散らしの雨となり、「ああっ、週末のお花見がぁー・・・」

と、うらめしげに雨空を見上げている人も、さぞ多いことでしょうね。

 

 そんな雨に閉じ込められた時は、お部屋のPCで各地のサクラを楽しんでみてはいかが。

それは、ほぼ日刊イトイ新聞 の中にある「ほぼ日桜前線2012」です。

スライドショーもありますよ。アーク佐野も投稿しています。さがしてみてね。

 

 さまざまな地域(外国からも!)から投稿された、数多くのサクラ画像をながめていると、

「春がきたヨロコビ、空が繋がっていること」にムネがジンとしてしまうのでした。

 

 自然あいてのツアーでは、雨の日の川下りになることもあります。

・増水(1、5メーター以上)・どしゃ降りなど、水や風が大暴れているときは、ツアー中止に。

(中止となりそうな時は、早めにその旨連絡をしてます。直前の判断となってしまうこともありますが)

普通の雨降りのときは・天幕・暖かいお茶&スープセット・着替えなどを用意し、

皆さんと空の様子をみながら、ペースを調整し、雨の川をくだってゆきます。

 

 レインウェアは、各自でご用意していただいてます。

でも、雨天はイヤだという方は(体調が悪いときもありますよね)

直前でもツアーキャンセルしてくださいね、キャンセル料は特にいただいてませんので。


ジャンプもできる初夏です

2012-04-09 | 四万十川 春

 最高気温23度。

 いつもの年より長く花を楽しませてくれた今年のサクラ。

花が散れば「春が短い南国土佐」にヒカリまぶしい初夏がやってきます。

 

 ・短パン・Tシャツ・ビーサン。薄着と川遊びの季節よ、こんにちは。

「ゴールデン・ウィーク」の晴れた日は、最高気温25度前後、水温は20度前後。

その気があれば「エイヤ!」と沈下橋からジャンプもできますよ。

水はちょっと冷たいけど。

*(当日の水量によっては)水深が浅すぎて飛び込めない場合もあります。

 


春さきの岩清水

2012-04-06 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 春先は、岩清水がおいしい四万十です。

いつも散歩する川沿いのせまい道には、

山の斜面の岩のすきまから、チョロチョロと水が流れているところがあります。

深い山々の地面にしみ、土のなかや岩のあいだをくぐり、流れでてきた水。

たまに僕は、その水をすくってゴクゴク飲んでみます。

 

 春さきの岩清水は、適度に冷たく雑味もなくとてもスッキリしています。

暑い季節の岩清水は、ゆるくぼやけたような舌触りの水に、コケや土の匂いがほのかに感じられます。

冬場の水は、ビリッと冷たすぎて味を感じるスキもありません。

でもまぁ、(沢水から簡易水道にかわった、我が家の水の味の違いもよくわからない)

チガイのわからないオトコ、の感想なのであまり参考にはなりませんが。

 

 真夏の川にもぐると、おどろくほどヒンヤリと冷たい水の塊と出会うことがあります。

それは、山をくぐり川の中にコンコンとわきでる栄養たっぷりの伏流水。

豊かな山の森の水が、豊かな川、そして豊かな海をはぐくんでいます。

あなたも水ぬるむ季節に、四万十の水とたわむれてませんか。


若葉と花の川べ

2012-04-05 | 四万十川 春

  最高気温21度。

 あなたが暮らすところのサクラは咲きましたか?

四万十の満開のサクラは、先日の春の嵐に少し花を散らされてしまいました。

「花の命は短くて・・・」

四万十のサクラの花の見頃もそろそろオワリです。

個人的には、若葉が「わっ」と茂る初夏のサクラが好きですが。

 

 今日の四万十は、快晴。春の嵐の風も止みました。

ポカポカの陽差しの中、僕はチャリを漕いで川へGO!

春の岸辺では、エノキなどの高木も芽吹きはじめていました。

高木も芽吹きはじめています。エノキ。

春ならではの色ですね。

 オウバイ 派手な黄色ですね。


水ゆるむ春の川を

2012-04-03 | アークツアー 春

のち 最高気温21度。

 春の小さな嵐が、四万十の谷を駆けぬけていきました。

適度に雨がふる春。川は痩せずにすんでいます。

 

 ・水ぬるむ・風ぬるむ・大地ぬるむ・気ぬるむ。春は、いろいろとぬるむ季節です。

そんな、水ぬるむ春の川を、アユの子は群れて、

ツガニの子は、二カニカとハサミをふり、海からはるか遠い上流まで移動します(カニは、支流の上流に)。

川の上では、ぬるんだ風に、コイノボリもヒラヒラと泳ぎます。

 新しい命の旅もはじまる春。

そんな、水ぬるむ川を、カヌーでゆるゆると下って、命の洗濯をしてみませんか。

気がぬるみすぎると、沈しちゃうかもしれませんが。それもまたヨロシです。

「そんなにせかんで行かなくても、ええんとちゃうやろか」 

 

 ちなみに、ゴールデンウイークの川面の水温は、20度~23度(真夏は30度前後)。

クネクネ大きく曲がりながら、ゆったり流れる四万十川は、水温が高い川なのです。


春のにょろにょろ

2012-04-02 | 四万十川 春

 のち 最高気温20度。

 春の大地には、いろんなものが「にょろにょろ」とでてきます。

・ヘビ・カンタロウ(デカミミズ)・木の蔓(ツル)など。

その中でも木の蔓は、雑草と並んで手入れがメンドクサイやつです。

 

 蔓は、ちょっとほおっておくとグングンと伸びて、

木にクルクルと巻きついて木をがんじがらめにしちゃいます。

そのため、ちょくちょくハサミでカットしなければなりません。

 

 この春もワインレッドの若い蔓が、石垣や地面からにょっと生えました。

そして、ちょっと見ぬ間に蔓はスーッと長くなり、にょろにょろと空に延びていました。

彼らもまた、生きるために絡みつける木と光を求めて上に上に向ってゆくのですね。

そんなコトを思った僕は、蔓を切るのをちょっとためらってしまいました。

 

 春の大地をぬって、にょろにょろと流れるのは、四万十川。

そんな川を、カヌーでのろのろと下って見ませんか。にょろ。

 


新しい航海に

2012-04-01 | 四万十川 春

 最高気温18度。

 あたたかな陽、さわやかな風、ゆるむ水、短き春ゆく四万十です。

4月1日は新年度のスタートですね。

新しい年度のはじまりは、カヌーを真ん中に暮らす僕も、

「ここからまた、新しいシーズンがはじまるのだ」と少しだけトクベツな気持ちになります。

「10シーズン目の航海がブジに充実したものになりますように!!」

 

 アークは・少人数制・ちょっと贅沢をコンセプトにカヌーツアーを行っています。

遠くからくるゲストの皆さんに(もちろん近くの方も)、

「四万十川カヌー&川遊び」をのんびりとゾンブンに楽しんでもらいたいから、です。

今シーズンも、たくさんのステキな笑顔と笑い声が四万十川に満ちあふれますように!

皆さんどうぞよろしくお願いします。 アークHP

 

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