アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)6月3日

2024-06-03 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温27、5度(最低気温14、3度)。晴れ。

朝っぱらの四万十の空は、曇り。風がすずしく、2度寝にはサイコーでしたが、

灰色の空は、やがてバッチリ晴れ、陽がてれば、気温がグングンあがって、ん~あつい。

 

日なたの陽ざしは、もう夏のように強い。

でも、(湿度が低く)日かげの風は、まだ初夏のようにさわやかです。

南風にざわめく新緑の庭で、ドクダミの白い花も心地よさげにゆれてます。

 

しかし、もうすぐジトジト長雨とジメジメ湿気の季節(例年の梅雨入りは、6月5日頃)。

(壊れていて使えないとわかっているのに)ぼろエアコンのスイッチをオンにすれば、

ぐおん、ぶわっ!大量の黒いカスが、いっせいに部屋中に飛びちったのでした。哀号・・・。

なにはなくとも、暇だけはたっぷりとあるガイドは、川へ(暇ン十川だ)。

海苔弁と飲み物、文庫本をザックに入れて。

 

川原へおりる細道に、白く高く連なるヒメジョオンの花が、6月の風にゆれてます。

(とてもよく似ているヒメジョオンとハルジオン。・ヒメジョオンの茎は、白い髄がつまっている。

・ハルジオンの茎は、中空。茎をきってみると簡単に見分けられます。*花期はハルジオンの方がはやい)。

先週のやや太く速くながれていた川は、いつものゆっくりとしたながれに。

南風が吹きぬける木陰で、海苔弁をたべ、お茶をのみ、本をひらきました。

 

「人間にとって、きっとふたつの大切な自然があるのだろう。

ひとつは、日々の暮らしの中で関わる身近な自然である。

それは道ばたの草花であったり、近くの川の流れであったりする。

そしてもうひとつは、日々の暮らしと関わらない遥か遠い自然である。

そこに行く必要はない。が、そこに在ると思えるだけで心が豊かになる自然である。

それは僕たちに想像力という豊かさを与えてくれるからだと思う」星野道夫 

 

本をとじ、空をながめてつぶやきました。

この四万十川の自然も(僕にとっては、日々の暮らしの中で関わる身近な自然だ)、

心が豊かになるものであってほしいなぁ、と。



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