アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

さくら咲く川べにて

2006-03-27 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 ぽかぽかの陽ざしが心地よい春の日です。

あたたかな南風に誘われた僕は、薄着で近くの川原へふらふらとゆく。

「冬の上着よさようなら!夏のTシャツよこんにちは!」

 

 おだやかに流れる川のほとりで、満開のサクラを愛でながらひとり花見です。

(こんな平日の昼間にいったい誰が相手をしてくれようか・・・)

グランテトラのボトルから冷え冷え白ワインを一杯。

クラッカーにチーズ&サルサソースでもう一杯。

「うーん、たまりませんなぁ・・・」

 四万十の春には、良く冷えた辛口のシャルドネがあいますね。


春の四万十に復帰です

2006-03-23 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 「アサーッ!」

ムジ鳥の鳴き声で目がさめました(昨夜、谷岡ヤスジの漫画を読んだせいか・・・笑)。

開け放した南向きのガラス戸から、早春の冷気と朝日が部屋に入り込んできます。

目まぐるしく移り変わる春の天気、でも、今日は天気が良さそう。

ふぁぁ・・・。小さな陽だまりの中で僕は2度寝に突入です。

 

 ようやく起きた後、ベランダであたたかな春のヒカリを浴びながらコーヒータイム。

目の前のヒノキにとまったウグイスが、恋の歌をうたっています。けきょけきょ、と。

大気には、芽吹き始めた若葉が、咲き始めた花が甘くかおっています。

あまりの心地良さに僕は、「ハルーッ!」と叫びたい衝動にかられました。

 少し強い北風の中、南に自転車を30分程漕いで佐多沈下橋へ。

菜の花の川岸には、スミレ、フグリなど野の花もたくさん咲いています。

芽吹きたてのヤナギの萌黄、エノキの新葉の若緑。

川を囲む山肌には、山桜のピンク色もぽつぽつ見えます。花は8部咲き。

雨が多い今春は川の水量も豊か。その水に手をつけてみる、水温は17~19度位だろうか。

風の歌をききながら、ボンヤリと川原で過ごす春の午後です。

 

 僕は、先週14日の深夜に四万十に戻ってきました。

毎日、少しずつ荷物を片付けたり、仕事の準備をしたり。

でも、ほとんどの時間は、

(長い冬のあいだ想い続けた)四万十の春景色をボーゼンと眺ながめていたのでした。