アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

秋のアークツア(リバーピクニック)

2024-11-30 | ・最新のお知らせ・イベントなど

秋のアークツア(リバーピクニック)

ほぼプライベートツアーで、あなただけの旅物語を!

高く澄んだ空、やわらかな日差し、透明度よい水、さわやかな風。

秋の四万十川は、リバーピクニックがたのしい季節です。

お弁当、コーヒーをカヌーに積んで、秋ゆく川をの~んびりとくだりませんか。

「本当の旅の発見は、新しい風景を見ることではなく、新しい目を持つことにある」マルセル・プルースト


*ほぼプライベートツアーです。*1名でも参加できます。カヌーはじめての方、大歓迎!です。

*2024年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。


1日コース カヌー・リバーピクニック

 川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング

*途中の川原で、のんびりランチタイム カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散

 

メインコース Aコース(江川崎スタート)カヌー漕行 11~12キロ (15キロ下ることも)

集合 AM8:40 解散 PM 15:00~16:00 *集合&解散時間 調整可

集合&解散場所 Aコース 江川崎カヌー館(トイレ 更衣室 シャワー室有)   

        Bコース 口屋内沈下橋(トイレ有)

ツアー料金   大人1名:11000円  9才以下:8000円 *税込み

料金に含まれるもの

・カヌー用具一式 (艇 ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット)

・保険・ガイド料・消費税・お茶&おやつ *ツアー画像CD(郵送)

料金に含まれないもの

・昼食 *ツアー集合後、カヌースタート地点の道の駅で買えます。

*昼食は荷室付カヤックorカヌーに積むか、こちらで預かります。


 半日コース カヌー・リバーピクニック

川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング

*途中の川原でコーヒータイム カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散

 

メインコース Bコース(口屋内沈下橋スタート:漕行約6キロ)

*Cコース(網代~)Aコース(江川崎~)Bコース(勝間~)に変更可

集合 8:30~14:00 解散 11:30~17:00 *約3時間のツアー*1日1コース

集合を9時にした場合、解散は12時 *希望した時間に集合できるツアー

集合&解散場所  Bコース:口屋内沈下橋 

ツアー料金    大人1名 6500円 (9才以下4500円)*税込み

料金に含まれるもの ・カヌー用具一式・保険・ガイド料・お茶&おやつ・ツアー画像CD(郵送)・消費税


その他ツアー

・オリジナルツアー(各ツアーを組み合わせたツアーなど)・黒尊川MTBツアー・黒尊山塊トレッキング

・ナイトカヌーツアー・焚火キャンプツアーなど  お気軽にお問い合わせください。


問い合わせ先  

TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)

メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp   申し込みフォーム   問い合わせフォーム



この冬、発信してほしいフィールドを募集中です

2024-11-29 | ・最新のお知らせ・イベントなど

  この冬、発信してほしいフィールドを募集してます。

この冬、アーク佐野に・SNS(ブログ、X、フェイスブック等)での発信

・ガイド、インストラクター(その他の仕事も可)をしてほしい、フィールド、施設、ショップを募集してます。

得意なのは、リバーガイド(カヌー)ですが、スキー場や雪山での仕事(パト、ガイド、その他)、

それ以外のフィールドでのインタープリターの経験も有り。

期間:12月頃~応相談

詳しくは、下記の連絡先にお問い合わせを。

連絡先:canoe-5@yacht.ocn.ne.jp(メール)

090-2221ー5963(携帯)0880-38-2626(事務所件自宅)

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師走の午後に年越しキャンプのハナシを

2024-11-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「師走の午後に年越しキャンプのハナシを」いつかの冬に書いたものを再掲です。

時々 最高気温11度。

 師走の昼前。

ポカポカ陽ざしがぬくいベランダのコットで漫画を読んでいると、

ヒュゥー、何の前触れもなく突風が吹き、パラパラ、青空から冷たい雨が落ちてきました。

わおっ!あわてた僕は干していたフトンを部屋に放りこんだ。モズもツバキの葉の下にもぐり込んだ。

「青空に雨・・・キツネの嫁入りか。このあたりには、キツネはいないはずだけど」

もう少し気温が低ければ、みぞれか雪混じりの雨になったことでしょう。

 

 昼どき。 

「香川さぬきうどんツアー」に出掛けた知人からさぬきうどんが届きました。

大量の湯でうどんをゆがいて、ネギと生卵と出汁醤油をからめ、ずるずるとかっこむ。うめー。

コシがあるさぬきの太麺は、のどごしが良くおいしいものですね。

 

 午後。

HPに使いたい写真を探しました、がいくら探しても見つかりません・・・あれれ?

それは、6年前の冬に静岡の友人と四万十川を下った時の写真です。

焚き火キャンプ&カヌー(カナディアン)で冬の川を遊んだ年末年始。1泊2日。漕行25キロ。

(そういえば当時は、まだ四万十に居を移したばかりで、中村市内のアパートに住んでいたっけ)

 「テントなどの設営は、できるだけ早い時間に(陽があるうちに)すませる」

それが、冬の川(陽が山に落ちるのがはやい)でキャンプをするときのコツだ。

陽が陰った川原は、気温がグングンと下がり、

空気がキリキリと冷えてゆき、あっという間に暗くなり、設営がタイヘンになってしまう。

 

 大晦日の口屋内沈下橋。

青く澄んだ空の下、川原に吹く北風がピリッと頬に冷たい。

僕らは、素早くテントを張り、薪を集め、川原に陽があるうちに火を起こした。

川原には他に、ソロで下っているカヌーイストと、

上流からカヤックで下ってきた〇〇大学の探検部のメンバーが数名いた。計3組のキャンパー。

(探検部の連中は、川の水温が低い冬なのに、夜の瀬を漕いで死にそうになったとのこと・・・わはは)

 凍てついた冬の星空の下、

一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

 誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

 元日の朝の川は風が無く、空はおだやかに晴れていた。

低い山から昇ってくる初日にむかって両手を合わせ、

「今年も海、川、山のフィールドで楽しく遊べますように」とわりに真剣に祈った。

 

 「新年おめでとう!これ、皆さんで食べて!」

近くの民宿の人が、朝飯の支度をしてるキャンパーのところへ大きな鍋を持ってきた。

もうもうと大量の湯気がたつ鍋には、雑煮がたっぷりと入っている。

皆でお礼を言って「はふはふ」とあたたかい雑煮を食べた。

初日と思いがけない新年のごちそうに、全員ニコニコの新年の朝になった。

 

 キャンプ道具を撤収し、カナデイアンカヌーに荷物を積み込んだ。

口屋内を出発。

僕らが目指すのは、中村市内で四万十川に掛かる通称赤鉄橋。そこまでの距離は、約25キロ。

透きとおった冬ブルーの空の下、鏡のように凪いだ川は、ゆったりと静かに流れている。

雨量が少ない冬の川は、水量がかなり少ない。水の透明度はバツグンに良いけど。

さわる水は、おおっツメテー!川面の水温8度。沈はしたくない水温だ。

「気持ちイイなぁ~」

冬枯れの川景色を愛でながら、ゆっくりゆっくりと慎重に下ってゆく。

 

 景色のよい広々とした川原でヒルメシを食べ、沈下橋の上でコーヒーを飲み、のんびりと過ごす。

おかげで、山に陽が落ちかけているのに、まだ目的地が遠い・・・やべ!わっせわっせと漕ぐ。

ズンズンと暗くなる薄闇の川。ゴールする頃には漕いでる手元さえ見えなくなっていた。

 

 冬の野外遊びは 、テントの設営だけでなく、行動も早めに終えましょうね。

それにしても、あの時の写真どこへいったんだろう?

*使用画像はイメージです。


初冬ブルーの空と川

2024-11-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 2016年 初冬に書いた「初冬ブルーの空と川」再掲です

 最高気温17、7度。

 「突きぬける青空と透きとおる水。冬の四万十川を深く感じたければ、

カヌーで下るのがベストさ。風と水はきっぱりと冷たいけれどね」

初冬ブルーの空の下、小春日和の四万十川をカヤックで下りました。

 12月3日。スタート地点の朝の空は、霧に白く閉ざされていました。

キリッと冷えた師走の空気。(カヤック乗艇時に)足に触れる水が、ピリッと肌を刺す。

冬の水の上に滑りだした僕らは、まずはとろ場を上へ下へ漕いでカラダを慣らし温めました。

 

 今日の最低気温は、3、7度。川面の水温は、12度。

四万十川の水量は、やや少なめ(平水時より)。

*とろ場:水の流れがゆるやかなところ

 

 少し漕いだあと僕は、

「ちょっと短めのウォーミングアップですが、そろそろ下りましょう。距離も長いし。もうすぐ霧も晴れますよ」

と、隣を漕いでいるゲストのOさんに声をかけました。小さくうなずいたOさん。

*今夏のツアーにも参加しているOさん。その時は曇り空、川の透明度もよくなかった。

今日の空は晴れる、ということは(天気予報はもちろん)、

バスでゴール地点からスタート地点に移動した僕にはわかっていました。

ゴール地点の空はもう霧が晴れてきて、朝の空は下流から少しずつ明るくなってきていたから。

 

 下りはじめた初冬の川は、透明度が高く4メーターほどの川底が見えます。

冷たくなった水の中に見えるのは、鯉ばかり、

その他の魚たちは、大きな岩の下や淵に集まってじっとしているのでしょう。

 

 カヤックは初冬のひやい水の瀬に突入。*ひやい:冷たい

ザブンザブン!デッキをスカートをあらう水「うひゃひゃ、水つめてー!でも気持ちE!!」。

心地よいスリル。瀬を下りながらオジサンたちは、童心に帰ってゆきました。

 3キロほど下ったところで、空が晴れてきて陽が川を照らしはじめました。

すると、それまでの暗くヒンヤリとした川の表情は一変、明るくあたたかな川に。

ポカポカ陽ざしに包まれた僕らは「ははーっ、太陽さんはエライ!」と太陽の偉大さに頭をたれる。

(ついこの間までは暑すぎる太陽にブウブウ言ってたのに・・・ゲンキンなものですね)

 

 あたたかい季節よりも青さを増した初冬ブルーの空と川。

色づいた岸べの落葉樹の葉は今が見ごろ。その中でもエノキの黄葉がひときわ目に鮮やかです。

風がない水面は鏡のよう。カヤックは、水面の空、山、照葉をさいて下ってゆきます。

 岩間沈下橋でランチタイム。

風がない昼どきの川原は陽ざしがポカポカ、薄着になってゆったりとくつろぎました。

今日の最高気温17、7度。

 太陽とビーフシチュー(サービスさ)にぬくもる。

 午後のコースは(午前のコースに比べ)瀬が少なく、長いとろ場が増えます。

長いとろ場で、強い北よりの風(冬によく吹く)に吹かれると操船がやっかいだけど、

今日の川は午後も風が吹かず、のっぺりとした水面で僕らを遊ばせてくれました。サンキュー。

 

 おしゃべりをしながら僕らは、小春日和の川をのんびりと下って口屋内沈下橋でゴール(漕行15キロ)。

そして、ダンディなOさんは、沈下橋の上でうまそうにパイプをくゆらせました。

(風がないので外でも吸えるとのこと、今日はパイプにもよい日だったんですね)

初冬ブルーの空の下、パイプの煙(香り)と無垢な笑顔も心に残るワン&オンリーなツアーでした。


レターフロムS19 初冬の山から晩秋の川まで

2024-11-24 | レターフロムS

「初冬の山から晩秋の川まで」レターフロムS19再掲です

 

 「ハァッ、ハァッ・・・フゥーッ」

荒い息を吐きながら、高度差約150メーターの急な斜面をゆっくりと登っていく。

三本杭山の頂上は、もうすぐそこ。

急斜を登りきると、それまで頭上をおおっていた木々がなくなり、ゆるやかな起伏の広々とした場所に出た。

そこは、三本のたるみと呼ばれる鞍部。登山道の分岐。

左手にちょこんと三本杭の頂上が見える。あと5分ほどか。

もう一方の道は、御祝山を経て、滑床渓谷へ抜けるルート(所要2時間30分)。

クマザサとアセビのあいだを歩き 、三本杭の頂上へ。標高1226メーター。

ヒュウ―!突きぬけるような青空の下、スルドク頬に冷たい北風が僕をむかえてくれた。

 

 おだやかに晴れた11月20日。

紅葉の黒尊渓谷&冬芽の黒尊山塊、三本杭山(滑床山)を歩いてきました。

黒尊スーパー林道(全面舗装 落石おおし)八面山登山口に車をおき、入山。

大久保山、八面山(1165メーター)、熊のコルを経て三本杭の頂上へ。所要、約1時間30分。

三本杭山が遠くに見える

熊のコル 冬芽の尾根をゆく

 分岐 もうすぐ頂上

              

三本杭山頂上

 

 西は、鈍く光っている宇和海。南と東は、土佐の山並み。北は、伊予の山並み。

頂上からぐるり360度開けたながめがスバラシイ。うーん、イイキブン。

 
 冷たい北風をさけ、南東の斜面に腰をおろし、黒尊川源流の水で茶をいれ、おにぎりをほうばった。

頂上には僕のほかに5~6組の登山者のすがたがみえる。

尾根のブナ、カエデ、ミズナラの落葉樹達は、すでにその葉を落とし冬芽で遠い春を待っている。

ヒュウ―!ときおり突風が吹きぬけてゆく。ほほや耳に染みる風の冷たさに冬のおとずれを感じた。

 

 ♪フン、フン、フン♪
 
頂上をあとにした僕は、鼻歌を歌いながら冬枯れの尾根を歩く。

歌は「もりのくまさん」。今年は、日本のあちこちで熊が里に出没し問題になっている。

でも、このあたりの山には、もう熊(ツキノワグマ)はいない。ザンネン!

鯨は、豊かな海のシンボル。熊は、豊かな森のシンボル。
 
 
 下山し黒尊渓谷へ。渓谷には紅葉を見にきた人達のすがたがチラホラとあった。

今年は例年にくらべて、色付いた葉がすくなくイマイチ派手さがない(台風で散った)。

木の実などの堅果類も全体的にすくないようだ(これも台風で落ちた)。

ボンヤリと紅葉をながめていると、何故かおばちゃんにつかまってしまった。

僕はおばちゃんに、このあたりの植生や自然について話す。それは、なかなか楽しいヒトトキでした。

 黒尊渓谷

 カヌー(カナディアン)の船首を白波に突っこんだ。

ザブン、ザブン!船体が大きく上下にゆれ、船内に水飛沫が飛んでくる。

汗ばんだカラダが一気に冷えてゆく。イヤッホー!気持ちよさに思わず声をあげた。

岩などの障害物にぶつからぬよう、パドルでしっかり舵をとり、瀬を下ってゆく。

流れのゆるやかなとろ場に出た。缶ビールを取りだした。ムフフ・・・。

プシュー!ウメーッ!

カヌーの上で仰向けになった僕は、蒼い空と地味な紅葉に染まる山をながめながらビールを飲んだ。

透明度高し

 

 11月おわりの四万十川。晴天。北西のゆるい風。気温17度。

あまり服を着こんでいないけど、陽のあたる水面を漕いでるとカラダが汗ばんでくる。

日陰に入る、とヒンヤリした風が心地良い。川面の水温14度。あまり沈はしたくない水温だ。

 

 減水期の川の水量は少なく、水位は、春~夏の平均的な水位よりも約1メーターほど下がっている。

浅瀬が増え、ところどころでゴツゴツとカヌーの底をこすってしまう。

水の透明度は高く、約5メーター下の川底がみえる。

水温が下がる秋~冬の川は、微生物の活動がにぶくなる。それが水の透明度が高くなる要因のひとつ。

 

 瀬に突入、入り口の浅いところは、水がないように錯覚してしまうほど透きとおっている。

まるでカヌーで空を飛んでるかのよう・・・わおっ、空飛ぶカヌーだ!(ちょっとおおげさですね)。

冬は苦手です

 

 キャラ キャラ!(モヒカンヘッドの)ヤマセミが水面すれすれを滑るように飛んでいった。

警戒心が強く、おもに支流に生息するヤマセミを本流で見るのはひさしぶり。

カメラをかまえ、そーっと近づいてみるが、もう少しで撮れそうなところで前方に逃げられた。

再び、そーっと寄っていくが、また前方に。晩秋の川でヤマセミとおいかけっこだ。

ブルブル、カワガラスが尾っぽを、ふるわせたあと、水の中に潜っていった。

 昼間でもヤカン

 

「秋の日はつるべ落とし」。秋の川は、陽が山にしずむのがとてもはやい。

ヒンヤリした空気の薄明の川原で、火をおこした。

先日の大水のおかげで、川原には流木がたくさんある。

川原に腰をおろした僕は、焚き火料理をつまみに、栗焼酎のお湯割りを飲んだ。

やがて、東の空から大きな丸い月が昇ってきた。月昇る川。

まるで今、流域で熟れているブンタンのような色と形の月。この月を「ざぼんの月」と呼ぶのかな?

 

 そろそろ(秋の透明度よい川と自然を楽しめる)カヌー&焚き火キャンプのベストシーズンも終了~。

12月に入ると、川は冷たい北風が(木枯らしが)ビュウビュウと吹きはじめます。

冬でも、ひとたびカヌーでくだれば、冬の川にしかない風、水、景色が楽しめますが。

では。


秋の四万十川をカヌーで、黒尊の里山をMTBで下る

2024-11-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋の四万十川をカヌーで、黒尊の里山をMTBで下る」 再掲です。

  最高気温21度。

 11月中旬。ぬくかった今秋も師走が近づけば、

淡い陽ざしの川は、空気が風がきゅっと冷たくなり、冬近し・・・と感じます。

そんな晩秋の四万十川をカヌーで、紅葉の黒尊の里山をマウンテンバイクで下ってきました。

笑顔もイケてる2人のゲストとともに。

 

 北西の風が少し強い中、カヌー(カナディアン)で出発です。

減水期の川の水量は少ない、でも水の透明度はグッド。川面の水温は15度。

水量が少ないためコースは、

カヌーが浅瀬で座礁する可能性が高い箇所は避け、比較的水量があるコースに。

しかしそれでもカヌーは、2度ほど浅瀬につかまってしまいました。とほほ。

11月半ば 口屋内の沈下橋。平日の川原には誰もいない。

岩間の沈下橋。ここから出発。

透明な水、空気、風の中を下る。

今夜の宿で飲み、食べる。2人はこの後、大きな流れ星を見たそうです。

 翌日も快晴。風は北西から吹いています。

口屋内村から車で、マウンテンバイクと僕らを黒尊渓谷神殿橋まで送ってもらう。

そこから僕らはマウンテンバイクで黒尊川沿いの道を下りました。

 

 コースは、黒尊川沿いの田舎道、神殿橋~口屋内村まで約21キロ。

黒尊川が四万十川と合流する口屋内村まで、マウンテンバイクでのんびりと細道を下ります。

ほぼ下りっぱなし道なので、あまりペダルをこがなくてよい「楽チン」です。

やわらかな秋の日差しに照る山モミジ。

ススキの穂やサザンカの花が彩る、のどかな里山の風景を愛でつつ、風を切って走りました。

かたわらの黒尊川には、透明な美しい水が流れていました。「うーん、サイコー!」

黒尊渓谷神殿橋の紅葉。今が見頃かな。神殿橋からGO!

さわやかな風とうまい空気の中を走る。

輝ける秋の日。

田舎道を下って村の中へ。

水量は少ないけれど、素晴らしい透明度の黒尊川。

柚子の季節です。無人販売で買った柚子をいただきました。柚子風呂にもしてみました。

神殿橋~口屋内まで、2時間20分ほどかけて走りました。

素敵な2人のゲストに感謝です。次回はどこのフィールドを案内しようかな?


暖かな晩秋の川で

2024-11-14 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2015年晩秋のアークツアーフォトチャンネル再掲です

 

「暖かな晩秋の川で」

 

 四万十は、晴れた日も雨の日もぬくい晩秋です。

いつもの年であれば、川にはもう木枯らしが吹きはじめ、風の冷たさに冬を感じるころなのですが。

僕はまだコタツを出してません・・・。

平地の落葉樹の葉の色づきもおそく、

黄葉がはじまった川岸を、季節外れのキシツツジの花が紫色にいろどってます。

 

*年平均気温が19度と温暖な四万十の平地には、

シイ、カシなどの常緑樹、スギ、ヒノキ(全体の7割)などの針葉樹がおおい。

秋が深まっても四万十川沿いの山では、ハデな紅葉を見ることは出来ませんが、

エノキなどの黄葉が地味にいろどる川景色は、それはそれでなかなかの風情です。

このあたりでは、黒尊渓谷あたりの標高からモミジやカエデの紅葉が見られます。

 

 そんな暖かな晩秋の川で、アークはプライベートツアーをおこないました。

くるくると変わる11月の空。

晩秋の川は、雨、曇り、晴れ、風、さまざまな表情を見せてくれたのでした。

最高気温は、20度~22度。四万十川の水位は、平水+30~50㎝。

川面の水温は、17度。水の透明度は、△(雨がよく降り、川の水量が良かったため)。

漕行距離は、6キロ~11キロ(半日コース)。


黒尊渓谷と尾根のブナ林へ・2011年11月7日

2024-11-12 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 黒尊渓谷と尾根のブナ林へ 

2011年11月7日。黒尊渓谷と黒尊山塊のブナ林を歩いたときの画像集です。

*全画面にすると、画像が少し粗くなるかも?

 

天候は時々  最高気温26度(平地)

 ルートは、口屋内村~黒尊渓谷神殿橋(約40分)~若葉橋(20分)

若葉橋から歩き、沢沿いを登り、尾根道の出会いまで約1時間40分。

(倒木、落石、ルートは途切れ、初心者向きではありません)

熊のコル(ブナ林)で昼食~八面山、大久保山を経て、八面山登山口へ下山。

のんびり歩きたかったので、三本杭山の頂上までは行きませんでした。

 

 八面山登山口からアスファルトの林道を徒歩で下り、若葉橋までは約1時間10分。

尾根のブナ林の黄葉はすでに終わり、黒尊渓谷のモミジはまだ青かった。

そのあいだの山肌が紅葉のピークでした。

黒尊渓谷神殿橋の紅葉は来週以降が見頃かと。


北風と太陽の川を

2024-11-10 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「北風と太陽の川を」2022年秋のツアーレポート再掲です

11月5日(土)最高気温20、3度(最低気温7、3度)。

 北風が吹きはじめた秋晴れの川を、カヤックでくだりました(R1A:1日コース)。

今秋の四万十川は、雨量がすくない。

水量がすくない川は、川原がグンと広くなり、流れがとても痩せています。

瀬は入り口が、きゅっと狭くあさくなり、

コースをよくえらばないと、喫水があさいカヤックでもすぐに座礁してしまうほど。

 

 「通常の江川崎からくだるAコースでは、初っ端の瀬で(西土佐大橋下流、右側)、

カヤックは間違いなく座礁してしまうだろう(迂回ルートでも)。

水温も低いし、北風も吹きそうだし、うーむ・・・」。

というわけで、コースを変更し、(江川崎4キロ下流地点の)網代から口屋内までをくだるコトに(約11キロ)。

天候や川の状況などにあわせて、臨機応変に対応できるのが、

アークツアー(プラーベートツアー)のよいところ。思いっきり手前ミソですが。

 深秋の淡い日光に、岸辺のエノキの黄葉が、黄金色にかがやいています。

ヤナギタデが、赤みをおびはじめた川原で、白銀のオギの穂が、風に小さくゆれるのを見てガイドは思う。

このまま、北風がおとなしくしてくれれば、良いのだけど、と(昨日の川は、強い北風が吹いた)。

南国の川も、木枯らしの季節がちかづいてきたのです。

 

 長いトロ場の岸辺で、(かんたんな講習後)カヤックに乗りこみ、少し慣らしたあと、下流へ。

水位が低く、流れがとても遅くなった川は、トロ場では、パドルをしっかり漕がないとくだってゆけません。

手をのばしてふれる水は、ヒンヤリ冷たい。川面の水温は、17度(真夏は、30度)。

 

 水温が低くなった川は —微生物の活動もよわくなって—

水の透明度がよく、5メーターほどの川底までよく見えます。

透明度がよい川は、大小さまざまな魚のすがたが見えてなかなか楽しい。

キチヌ、エバ、ニサダイなどの海水魚たちも、そろそろ川をくだりはじめているコトでしょう。

パシャパシャ!丸く円をかくように、水面をはねるアユ。

頭上を、目のまえを、オシドリ、ミサゴ、ウなど、夏の間は見なかった鳥たちが飛んでいきます。

 

 山の影を、沈下橋の影をのばした秋の太陽に、水面がキラキラかがやいています。

「うーん、きれいだねぇ、いいねぇ・・・」一同声をあげました。

 

 近くを漕ぐゲストと、川の自然、旅、四方山バナシに花を咲かせながら、秋の川をのんびりとゆく。

(同世代の気やすさに、チョーシにのったアーク佐野が、ゲストの二人に

くだらないギャグとつまらない物語をたくさん聞かせてまいました。謹んでお詫び申し上げます)。

 日暮れがはやい季節のカヌーツーリングをたのしむコツは、

日陰に追いつかれないように、時間&コースを調整するコト。

陽が山に沈むのがはやくなった深秋の川は、(夏のころにくらべ)川原が日陰になるのもはやい。

日陰になった川原は、気温がグングンとさがり、ひやいし川景色も暗い(場所にもよりますが)。

昼前に、僕らがくぐりぬけたときは、さんさんと陽があたっていた沈下橋も、昼過ぎにはもう日陰に。

朝の太陽に、アウターをぬがされた僕たちも、

昼前から吹きはじめた北風と日陰に、アウターをきせられたのでした。

 陽のあたる川原に上陸し、北風に吹かれながらゴハンを食べ、コーヒーを飲み、ふたたび川へ。

午後の陽にキラメク流れのゆるい川を、北風に背中をおされながらくだれば、

ゴール地点が見える長いトロ場で、トツゼン風向きがかわり、キツイ向い風に。おおっ、最後に試練が・・・。

もくもくと、ひたすらパドルを漕いで、無事ゴール。ふぅ~。

二人のゲストのやわらかな笑顔は、深秋の陽ざしに淡くかがやいてました。

本日の漕行、約11キロ。

 沈(転覆)してしまったKさん。 「四万十川の水を飲んだものは、四万十川へ帰る」です。

またお二人で、四万十に遊びに来てくださいね。

あ、そうそう、流してしまったか? と思われたペットボトル。 カヤックの中から出てきましたよ。

*画像CDは、7日発送(郵送)します。お楽しみに~。


秋のグッダイ!カヌーダイ!

2024-11-09 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋のグッダイ!カヌーダイ!」2018年秋のツアーレポート再掲です

  最高気温22、7度。

 「秋晴れの今日の川は、風がなく水面は鏡のようです。水の透明度もバツグン!

もう一月ほどまとまった雨がないので、水量は少めですが。

リバーピクニックにはサイコーの日和。皆さんよい日にあたりましたね。

コンデションが良いので、いつもより少し下る距離をのばしました。

途中にもぐもぐタイムもあります。どうぞ、秋の四万十川をのんびり楽しんでくださいね」。

 

 ・高くすんだ空・透きとおった水・斜光にかがやく景色

秋がつくった美しい川を、3名のゲストとカヤックでのんびりと下りました。

  11月4日。

網代スタートCコース(9時30分集合:半日コース)。漕行7キロ。

最高気温22、7度。川面の水温16度。

 

 陸上で、漕ぎ方&乗り降りを学んだゲストは、

カヤックに乗りこみ、つるりとした水面にスイーと滑りだしました。

そして、とろ場で少し慣らしたあと、ゆるゆると川を下りはじめました。

 

 かたむいた秋の陽に、山は影を長くのばし、水面は光りかがやき、岸べの葉は淡くてります。

突き抜ける青空を見ながら、僕はつぶやきました。

グッダイ!サニーダイ!カヌーダイ!と、オージー風に。

 

*常緑広葉樹(シイやカシなど)がおおい南国の川沿いの山は(7割は杉やヒノキ)、

晩秋になっても、一部の落葉広葉樹の黄葉(紅葉)が地味に山肌をいろどる程度です。

いわゆる錦秋にはなりません。

 減水期となった川は、水の流れが細くなってます。

透きとおった水中、4メーターほどの川底を鯉がゆうゆうと泳いでゆきます。

「キャラ・キャラ」頭上を2羽のヤマセミが飛んでいきました。

  岩間沈下橋でコーヒータイム。今日はロールケーキを用意しました。

おいしい景色とおやつに、皆、ニコニコ・モグモグです。 

  

  川は風のハイウェイです。

晩秋から春にかけては北風が、初夏から初秋は南風が、強く吹く日も多い。

でも秋の川は凪ぐコトも多く、今日の川は水鏡の景色でも僕らの目を楽しませてくれます。

*水の透明度が一番よいのも秋~冬なのです(水中の微生物の活動も弱まるので)。

ゆったりと流れる美しい秋の川と時間の中で、僕らは四万十川の秋そのものになってゆきました。

  ゴールしてしまうのが惜しいけど、「ぐうっ」とお腹もなった昼下がり、ゴール地点に到着。

天気よし、川よし、カヌーよし、三位一体の笑顔がたえない秋のツアーでした。

  PS:晩秋の川原は、午後はやくからキューソクに日陰に覆われていきます。

日陰は、気温がグングンと下がってゆきます。

陽が山に落ちるのが早い季節のカヌーは、川に陽があるうちに行動を終えるのがベターです。

*画像CDは、11月5日に発送しましたよ。お楽しみに~。


深まりゆく秋の川で

2024-11-07 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「深まりゆく秋の川で」2019年秋のツアーレポート再掲です

 ザブン、ザブン。

初っ端の波高い瀬にバウを突っ込めば、バシャバシャと艇の中にひゃっこい水が入ってくる。

「ワオッ!ヒヤッホー!!」思わず声が上がる。漕げ、漕げ!!それ、それ!

秋の川は、少し冷たく手荒い洗礼(でも気持ちイイ)で、一瞬にして僕らを童心に返しました。

  11月4日(月) 

ぬくい陽、さわやかな風、ヒンヤリ水が絶妙に心地よい秋の川を、カヌーで下りました(カナディアン:R1A)。

*ゴール付近で、強い向い風に少し手をやきましたが。

快晴。最高気温21、9度。

川面の水温は、15~17度くらいか(水温計が壊れていた・・・)。ほぼ平水。漕行15キロ。

 深い霧に隠されていた早朝の川は、

山から陽が昇るにつれ下流から晴れてゆき、やがて秋の陽に輝く川が姿を見せはじめました。

まるで舞台の幕が静かに上がってゆくかのように。

11月の早朝の空気はひやいけど、

日中の陽があたる水面や川原はポカポカとぬくく、僕らは太陽にアウターを脱がされたのでした。

 

 初っ端の波高い瀬をぬけると川は、トロ場→小さな瀬→トロ場→小さな瀬→トロ場と続いてゆきます。

(四万十川、江川崎より下流は、長いトロ場も多い川です)。

トロ場はゆっくりと一定のリズムで漕ぎ、瀬はパドルでしっかりと舵をとりつつ下ってゆく。

バウ(船首側)とスターン(船尾側:舵取り)の漕ぐ場所を交代しながら。

 

 夏の頃より大きく南に傾いた太陽が、

山肌の彫りを深くし、水面をキラキラと輝かせ、薄く色づいた落葉樹と褪せたの照葉樹の葉をあわく照らしています。

岸辺を彩るのは、サザンカ、ツリガネニンジン、季節外れのツツジの花。

丸々と太った大きな錦鯉が、カヌーの下をゆうゆうと泳いでゆく。

キャラ・キャラ。ヤマセミが、右ナナメ前方の水面を滑るように飛んで行きました。

 

 ゲストのTさんは、世界中を飛びまわるビジネスマンで、

スキー、カヌー、サーフィンなど、アウトドアスポーツも得意な方です。

「4日から3連休か・・・どこかへ旅したいな?そうだ四万十へ行こう!

思い立ったが吉日だ。直近だけどチケットとれるかな?」*一部推測です・・・。

そして、都会の喧騒をひょいと抜けだして四万十にやってきました(以前から行ってみたいと思っていた)。

 

 ここは、僻地で何もないところだけど、

・ゆっくり流れる川と時間・キレイな水と空気・豊かな自然・静けさを求める人には良いところ。

秋の川よ、その美しさと楽しさで、ゲストを夢見心地にしておくれ。

 

 「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。

自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松

 

 僕らはパドルを漕ぎながら、沈下橋の川原でコーヒーを飲みながら、

旅、自然、趣味、仕事、よもやまバナシに花を咲かせながら、輝ける秋の川をのんびりと下ってゆきました。

*ツアー画像CDは、11月5日に発送(郵送)いたしました。

画像でも、あの日の四万十川を楽しんでくださいね。


南の川から(気まぐれダイアリー)11月3日

2024-11-03 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、快晴。

沈下橋から見あげる青空は、深く澄んで一欠けらの雲も見えません。やっほう!

やわらかな朝日が照り、すずやかな風がわたる川の上。

足元の川は、薄茶緑色の水がザァザァと音をたてて足早にながれています。

 

パシャパシャ!ながれがゆるい水際では、

たくさんの魚がニギヤカに水面を跳ねてます(たぶんアユ。ただいま禁漁中)。

ナンテ心地よい秋の朝の川。

 

ふぅ~、美味しい空気を胸いっぱいに吸って、さぁ、今日は、今日の風に吹かれよう。

8時20分現在。四万十川の水位は、平水+2、2メーター(川登)。ダムの放流量は、162㌧。

今日の最低気温は、13、9度。

 

 最高気温25、5度。午後も快晴。

キチ、キチ、キチ―!こよなく晴れわたる秋空に、モズの声がひびきわたります。

こんなステキな秋空の日は、家にいるのがもったいないけど、水回りの補修をしなければ・・・。

すべての蛇口の水漏れ(微妙にもれる)、水道パイプの保温材交換など、築うん十年のボロ家は、

あちこちにガタが来ていて、こまめにメンテ&修理しなくてはいけないのです(住んでいる人も、ですが)。

DIYが、あたりまえな過疎の川の暮らし。

あちゅい!思ったよりも強い陽ざしに、Tシャツを脱ぎハダカで作業をつづけました。

 

半日かかって作業は終了~。よい天気に、カラダがうずうず。

ソレ!!昼めしもとらずジョキングシューズにはきかえて路上へ。

ひさしぶりに走る川岸の小道(工事でしばらく通行止めだった)をチンタラ走れば、

アキノタムラソウ、ツワブキ、ミゾソバ、アザミ、キク、秋の花が目をたのしませてくれるし、

沈下橋をわたれば、さわやかな川風が、うっすらとかいた汗を吹きとばしてくれました。

風冷だ。うーん、気持ちE!

秋の陽と風が心地よい午後は、ベランダのコットのうえで、本を読んだり、いねむりをしたり。

ふっと気がつきゃ、あらっ、もう夕方・・・。でも、この季節は、夕景もイイんだよなぁ。

夕景を肴に、ワインでも飲みながら、秋の星たちを待ちますか。

ここには、ゆったり流れる川と時間、そして、ステキな星空もあるのです。

*画像は、ともに10月撮影。


南の川から(気まぐれダイアリー)11月1日

2024-11-01 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温21、7度(最低気温17、8度)。

朝のうちシトシト降っていた雨は、午後になると、ときどきザァザァと降るように。

四万十は、ひさしぶりのまとまった雨です。

この雨は、(予報をみると)明日の午後まで降ったり止んだり、するようです。

3連休中日(3日)の四万十は、天気は回復しそうですが、四万十川は、水位が少し高くなるかも?

カヌーをする予定のかたは、川の水量&雨あがりの強い北風に注意を!

もう11月!まだ11月!

オフシーズンは、何をしようか?と思案中・・・。

ヒンヤリ肌寒い今宵は、温かい美味しいゴハンでぬくもりたいところですが、ああっ、冷蔵庫は、スカスカ・・・。

買い出しにイカネバのムスメ。だけど、雨だし、最寄りのスーパーまで車で25分。ああメンドーだ。

こんな時は、田舎暮らしの不便さをしみじみ感じます(こんな僻地でも、ネット通販ができるのは便利ですが)。

 

さて、いつまでも、ぼんやりと雨空をながめていてもしょうがない。

こんなときは、テキトー雪見鍋をつくろう。冷蔵庫の残りもので(メンドクサイ時にもよくつくります)。

・土鍋に、白菜、豚バラ肉、豆腐、舞茸などを(適度な大きさに切って)いれる。

そこに、たっぷりの大根おろしをのせる。

・土鍋に、水、だし汁(だしの素)、日本酒(好みの量を)をいれ、火にかけて煮る。ぐつぐつ。

・(少しお高めのプチリッチな)高知産のゆずぽんにつけて食べる。薬味にはネギを。

手軽だし、安いし、カラダがぬくもりますよ。

冷凍ギョーザやソーセージ、餅をいれるのも、またよろし。

 

鍋のしたくはできたけど、ああ、カンジンの酒がちょびっとしかない・・・哀号。

*画像は、ダッジオーブンで煮込んだラフテー(いつかのキャンプツアーでつくった)。


10月31日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-10-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。

四万十は、今日も晴れてます(なかなか雨が降らないなぁ・・)。

北よりの風がヒンヤリ冷たい空と川の間で(沈下橋の上で)、

あたたかいコーヒーを飲みながらボケっと川をながめたあと、大きく深呼吸。ふぅ~。

自然がもつエネルギーを自分の中に取りこんで、さぁ、今日をはじめよう。

今日の最低気温は、8、7度。

 

 最高気温22、7度。午後も晴れ。

空の高さも、日光の淡さも、風の肌触りも、季節はすっかり秋のど真ん中。

ノーテンキなガイドは、たゆたう秋を遊びほうけて過ごしています。

もうすぐ冬が来るというのに・・・。

 

「秋ゆく岸辺で」

川沿いの道端に自転車を止めた僕は、川岸に咲いた小さな花をデジカメで撮っていた。

すると、「キーッ」軽トラがすぐ近くにとまった。

車から、おんちゃん(おじさん)が降りてきて僕に聞いた。

おんちゃん「なに、撮ってんの?なんかめずらしいモノでもあんの?」

僕「いや、ただこの花がきれいだから・・・」

僕は、おんちゃんの存在に、若干のわずらわしさを感じながら、

角度や間隔を変え、パシャパシャ!さらに何枚も花の画像を撮った。

 

おんちゃん「なんで、そんなに撮るが?」

「・・・だから、きれいだ・・・」と言いかけた僕は、

―ああっ、この人には、ただ花がキレイだから撮っているのだ、と言っても通じないぞ— と思い言いなおした。

「いやっ、これは仕事でもあって、植物調査もかねてるんです。資料用の写真ですよ」と。

 

「ふーん・・・良い写真が撮れるといいねぇー」

おんちゃんは、わかったような、わからないような様子にみえた。

そしておんちゃんは、短くなったタバコを川の方に投げ捨去さっていった。おいおい・・・。

 

 ありふれた景色に咲くめずらしくもない小さな花。

付加価値(希少とか、食べられるとか)がなければ、花はおんちゃんの目に映らないのであろう。

「花より団子」「詩を作るより田を作れ」

そんなコトワザを思い出した団子も田もないデラシネガイドは、少し切ない気分で秋晴れの空を見あげたのでした。


南の川から(気まぐれダイアリー)10月30日

2024-10-30 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

おはようございます。四万十は、晴れ。

バシャ―ン!!ん?ふりかえれば、沈下橋の縁からおちた自転車は、川のなか。マジか・・・。

僕は、ハナシをしていた近所のおんちゃんと顔をみあわせた。

たしかに、すこし風がつよかったし、手をはなしたし・・・。

でも、まさかスタンドをたてたチャリを吹き落とすほどの突風がふくなんて。ナンテコッタ

おんちゃんは、川船をだして引きあげちゃろか?といってくれたけど、とりあえず一人でトライしてみることに。

 

家にもどり、厚手のウエットスーツを着て(ウエットスーツは着脱がなんともメンドクサイですね)

川にもどり、水温(川面)の19度の川のなかに。

さほど水は冷たく感じないけど、

思ったよりも川の真ん中は、流れがあって深かった(といっても1、5メーターほど)。ややあせる。

でも、なんとかチャリを川原に引きあげることに成功。やれやれ。ハークション!

そして、ひさしぶりに朝からバッチリ晴れた秋の青空を見あげてつぶやいた。おかげでバッチリ目がさめたよ、と。

 

強い風もよく吹く晩秋~冬の川。皆さんも風が強い日の沈下橋をわたるときは、くれぐれもご注意を!

今日の最低気温は、15、3度。

 

  最高気温24、5度。午後も晴れ。

ひさしぶりに朝~夕方まで晴れた秋の日は、洗濯&布団干し日和です。

水没した自転車もウェットスーツもよく乾いて、ありがたし。

 

ヒッ ヒッ ヒッ。落葉樹の葉が浅くいろづく庭で、ジョウビタキが鳴いている。

ときおり吹きぬける秋風が、ベランダにずらり干した洗濯物を、大きくゆらしてゆく。

ハダにココロに心地よい秋の陽と風。川のほとりの暮らしは、いつも風の中、です。

 

*今秋の四万十は、夏のおわり~今日まで、まるで梅雨のような天気がつづいた。

曇天&小雨まじりの日が多く、湿度も気温も高く、スカッと晴れ、カラっと乾いた風が吹く日が少なかった。

来週以降は、よーやく秋らしいさわやかな気候になりそうです。

そんな、陽と風が心地よい秋の四万十川は、カヌー&焚き火キャンプにもよいフィールド。

昼は、光る風がわたる透明度のよい川をカヌーでくだり、

夜は、冷えた空気の川原で焚き火にあたりながら酒を飲む。♪肴はあぶったイカでいい♪焼いたアユでもいい。

時々星もみる。ラーメンでしめたあと、テントはいり寝袋にもぐる。

ヘッドランプの灯りで本を読む。いつの間にか眠ってしまう。

 

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

明後日(11月1日)は、新月。カヌーにのって星空の川に流れ星をさがしにいこうか。