「長靴をはいた猫」

先日、親子観劇会というのが地域で主催されたので、家族で観てきた。

劇団かかし座の「長靴をはいた猫」。
これを、影絵で演る。

実は、始まるまでは影絵だということを知らず、普通の演劇だと思っていたのだが。
影絵というものが、これほどおもしろいものだとは思わなかった。

手で影を作るものを「手影絵」と言うのらしいのだが、手影絵で作る動物の形や動きは本当にリアルで、それ以外にも人間の体全体の影を使ったり、光源に寄ったり離れたりすることで遠近感を出したり、もちろんしゃべりで観客をひきつけるのは演劇と変わらず。

影絵と聞くと平面的なものをイメージしてしまうのだが、例えば猫が歩く姿にしても、横から後ろから前からと、観客が立体的に捉えられるような工夫がいたるところに見られた。

最初から最後まで、本当におもしろかった。
しかも、最後まで4人しか出てこなかった。
4人だけで、ここまで大きな舞台が出来るのかと感動。

最後に、ロビーで売っていた手影絵の本をボコちゃんにねだられたのは言うまでなく、買ってしまった。→「手で遊ぶおもしろ影絵ブック」

話は変わって、豆知識。
「長靴をはいた猫」の作者はシャルル・ペローという人なのだが、「眠れる森の美女」や「赤頭巾ちゃん」の作者でもあるのだそう。（と舞台で説明してもらった）
お正月にボコちゃんとレニングラード国立バレエ団の新春特別公演で「眠れる森の美女」の第3幕を観たのだが、この第3幕はオーロラ姫とテジレ王子の結婚式だけで延々と1幕分ある。（第1幕と第2幕は、ちゃんと物語にそって話が流れる）
その結婚式の中で、（結婚式の余興という位置づけなのか？）様々なお話の主人公が出てくる。
その主人公というのが、「赤頭巾ちゃん」と、「長靴をはいた猫」なのだ。
ちゃっかりと！
なんでぇ～？と思っていたのだが、なるほど、作者が同じわけだったのねぇ。
と、つながったのだった。



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↑小学生ってほんと地域イベントが多いですねぇ。

熊本ラーメンとことん

先日、馬君と何の気なしに入った熊本ラーメンとことん。

写真は、そのあと人に会う予定があるにもかかわらず、ネギねぎラーメン。

味は、麺とスープのからまり具合がどうも…。
あと、具が冷たかったり。
んでも、チャーシューはおいしかった。

机の前に、鞄を置くカゴがあったので、気配りのきいたお店だった。

私たちのあとから、常連らしき若い女性が一人でやってきて、手慣れた感じでカゴにバッグを入れ、「ラーメン！」と注文。

あー、私たちは新参者なのだ…と認識させられたわ。



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↑ちなみに、まだ東野圭吾にはまっていますの（笑）