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「かわいそうなぞう」




ちょっと前に生協で買った絵本。

これ、確か自分が小さい頃にも保育園で読んでもらったことがあるよなぁ…。
と、かすかな記憶が。

内容は、戦争の話。
東京の空襲がひどくなってきて、動物園のオリが爆弾によって壊されたら動物が逃げ出して人間に被害を与えるので、その前に猛獣を殺してしまおうと計画された。
しかし、ゾウは食べ物に毒を混ぜても吐き出してしまうし、注射針も刺さらないということで、餓死させることになる。
何日も餌をやらずに、最後は、芸当をしながらゾウが死んでいく。

読んでいても、声が詰まるような話。
動物園のスタッフが、空に向かって
「戦争をやめろー。やめてくれー。」
と叫ぶ場面は、本当にグッとくる。

最近、ボコちゃんはなぜかこの絵本を好んで持ってくる。

内容をちゃんとわかっているのかどうかはわからないが、
ボコ「どうして爆弾が落ちてくるの?」
ボコ「戦争ってなに?」
ボコ「どうして戦争するの?」
と、真っ当な質問をしてくる。

私は、子供のけんかに例えて説明してみるのだが、伝わるだろうか…。

上野動物園には動物たちのお墓があって、戦争で殺されたゾウもそのお墓で眠っていると書いてあるので、今度、一緒にお墓参りをしようねぇ。
という約束になっている。



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↑久々の絵本シリーズです。最近読む本の内容が長くなってきて…。
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「急行『北極号』」




去年のこの時期に、生協で買った絵本。
ボコちゃんは2歳だったし、ちょっと長くて難しいかなぁとも思ったけど、案外大人しく聞いている。

読み終わってから、「ステキなお話だったわねぇ。」と思わず言いたくなるような心温まる絵本。
じぃ~んとするお話。
大人のほうが感動するかも。

内容は、少年がクリスマスイブの深夜に自宅の前に着いた急行「北極号」という機関車に乗って、サンタクロースのいる、北極点に行くというお話。
サンタクロースにもらった鈴の音は、大人には聞こえないのだけど、その少年は大人になっても鈴の音が聞こえる。
信じていればずっと聞こえるんだよ。
という終わり方。

ボコちゃんは、最後の鈴の絵にくると、
ボコ「ヘルメット! これヘルメットだよ!」
と言って譲らないのだが。

読み終わった後に、目をつぶって自分の子供だった頃を思い返したくなる。

今でも思い出すのは、クリスマスの朝、スクールソックスにギュウギュウに詰め込まれていたなわとび。
あれ、うれしかったんだよねぇ。

さて、今年のボコちゃんは何をサンタさんからもらうのだろう。
(ちなみに、去年は「しょうぼうじどうしゃじぷた」)
その前に、早く寝るようにしなきゃなぁ…。
夜更かしの子のおうちには、サンタさん来られないよね。



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↑サンタさんが来たということは、私いい子だったんだ!って思った。
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「くつくつあるけのほん」




ん~、この作者、林明子の作品はどれも大好き!(私が)

これは4冊組の絵本なのだけど、もちろん1冊ずつでも買える。
くつくつあるけ
きゅっきゅっきゅっ
おててがでたよ
おつきさまこんばんは
の4冊組。
ボコちゃんの出産祝いに、馬君の弟夫婦からいただいた。

保育園にもあり、1歳児、2歳児クラスのときにボコちゃんもよく読んでもらっていた。
どれも、生まれた直後から読んでやってもいいんじゃないかなぁ。
3歳半の今でも読んでいる。

内容は、

「くつくつあるけ」
くつが歩いたり、飛んだり跳ねたり。最後にねんね。

「きゅっきゅっきゅっ」
ねずみ、うさぎ、くまのぬいぐるみたちと、赤ちゃんがみんなでスープを飲む。
それぞれがおなかにこぼしたり、手にこぼしたりするのだけど、赤ちゃんが「きゅっきゅっ」と拭いてやる。
最後に赤ちゃんの口の周りをお母さんが拭く。

「おててがでたよ」
赤ちゃんがひとりでTシャツを着る様を、順に紹介していく。
足がなかなか出てこないときの一生懸命な表情がかわいい。

「おつきさまこんばんは」
夜になって月が空に現れ、雲が通り過ぎ、最後にお月様の笑顔で終わる。

この絵本の影響で、保育園の帰り道に月が見えると、「お月様こんばんは~!」って言っているんだろうなぁ。

もう、絵がなんとも言えず暖かくて大好き。
表情が本当に素敵。
赤ちゃんってこういう顔するする!
って大人が楽しんでいるのかも。

出産祝いに本当にぴったりだと思った。
(ちなみに、馬君の弟の奥様は幼稚園の先生と小学校の先生の資格を持っている。)

この作品で林明子という作者を知り、その後我が家にも彼女の作品が増えていく。
どれもこれも、親が子供に読んでやりたくなるような内容ばかり。
徐々に紹介していこうかなと思う。



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「おばさんのごちそう」




この絵本も、「はやくあいたいな」と「かくしたのだあれ」と「まどからおくりもの」の作者、五味太郎作。
ボコちゃんが1歳のときだったか2歳のときだったか忘れてしまったけど、生協で買った絵本。
最近、また急にお気に入りになって毎日のように読んでいる。

内容は、お料理の大好きなおばさんが、お客さんを招待してごちそうを準備するのだけど、オーブンから机や椅子が出てきたり、お鍋からテーブルクロスが出てきたりと、大人でもついついニヤッとしてしまうお話。
本物のごちそうは、テレビのスイッチポンで出てくる。(←こんなテレビ私もほしいよ…)
おばさんは魔女なのだ。

ボコちゃんの反応。
2歳のときは、おとなしく聞いていたものの、あまり意味がわからなかったのかもしれない。
3歳になった今、やっと意味がわかるようになったのかもね。

でも、どうしてもボコちゃんに意味が伝わらない部分がある。
おばさんが目玉焼きをわざと焦がして、それをレコードにして、最後に音楽を聴きながらお茶を飲むシーンがある。
今の時代の子供、レコードなんて、見たことも聞いたこともないよねぇ。。。
実家にあったレコードプレーヤーも、もうないし。
確かドーナツ版はまだ残っていたと思うけど。

どっかで、本物のレコードを聴かせてやれないかしらん。

ちなみに、私が初めて買ってもらったレコードは、小学校高学年の頃、河合その子の「青いスタスィオン」だった。
今でもカラオケで歌えると思う(多分)。



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「音のでるプラレール-しんかんせんでしゅっぱつ!」と「すくパラ」

 


先日、ボコちゃんと一緒に本屋に寄った。

このブログからもリンクをはっている「うちの3姉妹」でお馴染みの「すくパラ」を買いに。
その本屋は、地元のそこそこ中規模の本屋。
本店と支店があり、本店と支店は数メートルの距離。
支店は漫画や絵本の専門なので、とりあえず支店に行く。

店頭の雑誌売り場に「すくパラ」がない。
中に入って店員さんに聞いてみる。
店員さんがパソコンで検索している間、ボコちゃんは一人ズカズカ絵本コーナーへ。

ボコ「これおもしろいよ。"ボコ"ちゃん、これほしいの!」
と持ってきたのが、「音のでるプラレール-しんかんせんでしゅっぱつ!」。
1890円…。た、高い…。
ボタンを押すと、新幹線の走る音や踏み切りの音が鳴る。
マニアックだ。
なんでこんなものがほしいのだ。

「すくパラ」は350円なのに。

これを断ると、自分の漫画も我慢しなければならなさそうな雰囲気だったので、結局買っちゃったよ…。

んで、「すくパラ」は支店にはなく、本店にあったそうで。
本店の店員さんが、わざわざ持ってきてくれた。

おもしろかった。
子持ちだったら文句なしで笑えると思う。

「音のでるプラレール…」のほうは、普通に遊んでいるボコちゃん。
機関車の音になると、肘を90度に曲げ、手のひらを広げ、
ボコ「ママも!」
と私にも強要しながら、機関車が走る真似をしている。


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「はらぺこあおむし」 その後

先日、久々に「はらぺこあおむし」をボコちゃんに読んでやった。

ボコ「どうして、あおむしは泣いたの?」
私「食べ過ぎて、お腹が痛くなっちゃったからじゃない?」
ボコ「お腹が痛くなったら、トイレでウンチすればいいんだよねぇ~。」

リアルだ…。


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「国旗のえほん」




ちょっと前に、生協で購入。

なんでこんな本を買ったんだ。
と自分でも思うのだが、ボコちゃんが生協のカタログを見てほしがったのだ。
他にもおもしろそうな絵本も載っていて、何度か確認したが、この「国旗のえほん」がいいという。
すぐに飽きるだろうなぁと思いつつ、買った。

もともと、"文字や物の名前を教えるのが目的"の絵本はあまり好きではない私。
物の名前なんかは、教え込ませるのではなくて、大人や周りの子供たちとのやりとりから、興味を持ったときに自然に学んでいってほしいと思う。
教えるのが目的にしたって、ストーリーがあってほしい。

例えば、犬の絵があって、台詞は「いぬ」。猫の絵があって、台詞は「ねこ」…。
こういう絵本よりは、犬の絵があって、「いぬがいないいないばぁ~。」猫の絵があって、「ねこがいないいないばぁ~。」…とあったほうがいいじゃないか。
読んでやるほうもおもしろいし。

この国旗の絵本は、1ページごとに世界の国旗が紹介されていているという、なんのストーリー性もない絵本。
"物の名前を教えるのが目的"の最たるものだと思う。
ただただ、国旗の名前を読んでいくだけなんだもん。

ところがどっこい。
絵本が届いてみると、ボコちゃんはせがむせがむ。
何度も何度も読まされる。

国旗がそんなにおもしろいかぁ?
結構、おもしろいのかもしれない…。

ボコちゃんが最初に覚えたのは、「オーストラリア」。
「ファインディング・ニモ」の絵本で、オーストラリアの国名を知っていたからか。
その次に、「日本」を覚えた。
次には、「ブータン」や「キリバス」などの、動物らしき絵の入った国旗を覚えた。
今では、その絵本にある半分くらいの国旗の国名を言えるようになってしまった。
すごいマイナーな国名までボコちゃんは知っている。

たまに、道を歩いていてもショーウィンドウに様々な国の小さな国旗が飾ってあったりする。
そんなものを見つけたら得意気だ。

ま、それはそれでおもしろいのだけど。
「すごい~!」「天才ぃ~!」「この子は大物になるぞぉ~!」
なんて言ってもらえるのは今だけだもんね。

そういえば、馬君が2歳の頃、やはり国旗の名前を全部言えたと、義母が言っていたことがあった。
本当か?と思っていたのだが、今のボコちゃんを見ていると頷ける。

子供って、大人が想像できないような意外なところに興味を示すんだよね。


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「ねんねだよ、ちびかいじゅう!」




ついこの間、生協で購入した。

この絵本、めちゃくちゃリアルでおもしろい!
読んでいてものすごく共感しちゃう。
2、3歳児のいるすべてのご家庭に届けたい!って気持ちになってしまう。

内容は、パパがちびかいじゅう(子供)を寝かせようとするんだけど、抵抗されちゃうっていう極めて日常的なもの。
最後のオチはあえてここでは書かない。

ついつい、パパの言葉を読むときは実感がこもってしまう。
まだまだ遊び足りない子供を寝かせようとするのって、本当に毎晩大変なことだもんねぇ。

購入初日から、ボコちゃんは何度も何度もせがんできた。
最後のオチに来ると、喜ぶ喜ぶ。
自分が「ちびかいじゅう」だってことがわかっているのかねぇ。

最近、馬君がなぜかボコちゃんを「元気だま」と呼ぶようになった。
私がこの絵本をボコちゃんに読んで、やっぱりうちでもなかなか布団に行きたがらないボコちゃんに、
私「やっぱりおまえはちびかいじゅうだよぉ~。(絵本のパパのセリフ)」
と言うと、
ボコ「違う! 元気だま!」
と言う。

自分はちびかいじゅうと違っていい子なんだよと、主張したいらしい。
充分、ちびかいじゅうなんだけど。
しかしこんなときに、
私「じゃ、元気だまは早く寝ようね! ヨーイドン!」
なんていうと勢いよく布団に寝転がる。

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「すてきなぼうし」




ボコちゃんが歩き始めてすぐくらい(多分1歳半くらい)だった頃に、馬君が近所の本屋で買ってきた絵本。

内容は、ななちゃんの赤い帽子が風に飛ばされてしまって、あひるの買い物かごになり、また風に飛ばされて、今度はねずみのゆりかごになってしまう。最後には、またななちゃんのもとに帽子が戻ってくるというほのぼのとしたお話。

1歳のボコちゃんには、まだ難しい内容かなぁと思って読んだんだけど、これがなかなかのヒットだった。
最後にななちゃんのもとに帽子がもどってくると、ななちゃんが喜んでぴょんぴょんと飛び跳ねるシーンがある。
初めてそのページを見たボコちゃんは、いきなりすっくと立ち上がり、玄関に置いてある自分の帽子の場所に行き、ぴょんぴょんと飛ぶ真似をしていた。
まだよくしゃべれない頃だったので、喜びを全身で表していたんだなぁと思う。

きっと、「私も帽子持ってるよー。」って言いたかったんだと思う。

今でも、読んでやるとニヤニヤしながら聞いている。
自分の帽子がもしそうなったら…、なんて思うと、子供にとってはきっと楽しいんだろうね。
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「そらまめくんのベッド」




つい先日生協で購入した絵本。
ボコちゃんも、生協の青い箱を見て久しぶりの絵本に喜んでいた。

内容は、そらまめが主人公のお話。
そらまめ君は、ふかふかのベッド(豆の皮)が宝物。
えだまめ君や、グリーンピースの兄弟や、えんどうまめさんや、ピーナツ君達が、ベッドを貸してよーと頼んでも貸してあげなかった。
ある日、そらまめ君のベッドが突然なくなってしまって…。
最後にはベッドが見つかって、お友達たちとも仲良くなるってお話。

そらまめ君のお話はシリーズ化されていて、保育園の幼児クラスでも人気の絵本だと担任の先生もおっしゃっていた。
しかし、この「豆」が主人公いう発想と、「豆の皮」をベッドに見立てるという発想に、なんとも新鮮な感動を覚えた。
いやはや、豆と、豆の皮に着眼するとは…。
本当に絵本って奥が深い。
大人の私のほうが楽しんでいるのかも。

ボコちゃんの反応はというと…。
最近は、絵本を読むのを繰り返し催促することがなくなっていたのだが、やっぱり初めてだったからかな。
しょっぱなから、連続3回の繰り返し。
最後には、夜寝る布団の中に入っても
ボコ「そらまめ君のお話~。」
と催促していた。
私「ママ、まだ3回しか読んでないから覚えてないよぉ~。」
と言いながら暗い中記憶でお話するのだが、私が間違えると、
ボコ「『ぼくのたからもの』は?」
と、飛ばしてしまったセリフを指摘する鋭さを見せる。

いやはや参った。
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「きつねとつきみそう」




2歳半くらいのときだろうか。
馬君が大きな書店に本を探しにいったついでに、ボコちゃんに買ってあげた絵本。
ボコちゃんが自分で選んだ。
絵本を買ってもらって帰るなり、「ただいま」も言わず
ボコ「こぎつね~!」
と、留守番していた私に絵本を持って迫ってきたボコちゃん。

この絵本の絵も、いもとようこ。
やはり、暖かい物語&動物の絵はこの人なのだねぇ。

内容は、こぎつねのケンとノンの友情(初恋もどき?)物語。
つきみそうの咲く夕方に会う約束をして、二匹は毎日一緒に遊ぶ。
最後、嵐の日に水に流されそうになったノンをケンが助けるというお話。

ボコちゃんも真剣にお話を聞いている。
途中、ケンだかノンだか見分けのつかないページにくると、
ボコ「こっちがケン? こっちがノン?」
と必ず確認する。
私にだってよくわからないのだが、適当に答えている。

つきみそうって、夕方にしか咲かない花なのねぇ。
と大人の私も勉強になった絵本。
そもそもそんな花を私は見たことなくて。
これを知らないと読みこなせないのだ。
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「うみへいくピン・ポン・バス」




この絵本も「せんろはつづく」「つみきでとんとん」の作者コンビ。
文:竹下文子 絵:鈴木まもる

やっぱり馬君が上記2作品のボコちゃんの反応の良さに味をしめて、買ってきた絵本。
1歳後半だったか2歳前半だったかのとき。

んで、馬君の思ったとおり、これも大ヒット。
ちょうど「大型バスに 乗ってます~」の歌も歌っている時期だったし。
とても身近な話だからかな。

内容は、とある親子が駅からバスに乗って、海へ行くっていう話。
主人公はあくまでバス。
絵がまるで写真のような構図。きれいなの。
「ピン・ポン・バス」っていう絵本もあるみたい。
まだ読んだことないんだけど。

買ってきた直後は、もうこの絵本ばかりだった。
何度も何度も読んだ。
それでいつの間にか、ボコちゃんのほうが先回りして読むようになったのもこの絵本。
ボコ「あ、海だ! 男の子が叫びました。」
とか、自分で読んでるんだもん。
おい、あんた字読めるんかい!って。
親としてはなかなかの感動シーンだ…。

この主人公のバスは青なんだけど、最近ボコちゃんは緑が好き。
バスターミナルにいろんな色のバスが並んでいるページを見ると、必ず、
ボコ「緑は? 緑のバスはどこへいくの? "ボコ"ちゃん緑がいいぃ~。」
と言う。
主人公は海へ行く青いバスなんだってば。
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「つみきでとんとん」




この絵本も、「せんろはつづく」と同じ作者のコンビ。
文:竹下文子 絵:鈴木まもる

「せんろはつづく」が思いのほかボコちゃんに好評だったので、馬君が近所の本屋で見つけてきたのがこれ。

内容は、せんろがつみきに変わったようなものなんだけど。
6人の子供たちが、等身大のつみきで「怪獣積み木ザウルス」なんかを作って、その怪獣が追いかけてきて途中で崩れてしまう。
最後は「またあしたもあそうぼうね とんとん」の言葉で締めくくられている。
言葉の運びも「せんろはつづく」と同様にとてもリズミカル。

やっぱり、この本もボコちゃんにとってはヒットだった。
確かまだ1歳のときだったと思う。

もう、何度も何度もせがまれて。
思い出してはまた読んでいる。
きっとこんなつみきの国が本当にあったら、行ってみたいんだろうな。
私も行ってみたいもん。
つみき遊びって、子供と一緒にやっていると結構大人も楽しいんだよね。

そうそう、これで思い出したんだけど、京浜東北線の蒲田駅付近でよく見える「タイヤ公園」。
ここにタイヤで出来た大きな怪獣がある。
行ったことがないのだが、すごく気になる存在。
いつかボコちゃん連れていってみたいなって、いつもあそこを通ると思っている。
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「せんろはつづく」




ボコちゃんが1歳後半のときに生協で購入。

内容は、6人の子供達がおもちゃではなく、等身大の線路を組み立てていって、最後に列車に乗るという話。途中、山があったらトンネルを掘り、川があったら橋を架けながら、最後には駅も作る。

何かオチがあるわけでもなく、感動的な場面があるわけでもなく、子供たちが淡々と線路をつなげていくだけなんだけど。

子供は、こういう単純な話が非常に好きみたい。
買ったころは、もう、何度も何度も繰り返し読まされた。

この絵本を読み始めて間もなく、保育園に迎えにいくと線路のおもちゃで遊んでいることが多くなっていた。
線路を山の手線のようにまぁるくつなげて、その真ん中に入って列車を走らせているのだ。

絵本が先だったのか、おもちゃが先だったのかはわからないけど、双方に影響を与えているのだなぁと思った。

そういえば、某大型カメラ店のおもちゃ売り場には、子供を遊ばせられるスペースがある。
そこには、お店の商品でもある子供にとって魅力的なおもちゃがある。
機関車トーマスの線路のセット(一通りそろえるとウン万円もしそうなやつ)があって、そこに行ったボコちゃんは、もう、ずぅ~っとその場から離れることなく、延々と列車を線路の上に走らせて遊んでいた。
途中、信号の色をくるっと回して変えたりもできたので、信号を覚えたてだったボコちゃんには、とてもおもしろかったようだ。

ああいったスペースは、大人にとって便利な反面、連れていくにはある程度の覚悟も必要。
だって一度行くとなかなか離れられないんだもん。
結局、あの時はトーマスのすごろくセット(700円くらい)のを買ってその場を離れた。
一応うちではすごろくのシートの上を、すごろくのこま(トーマスの形)を走らせて遊んでいる。
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「くまのこうちょうせんせい」




この絵本も、絵はいもとようこ。

ボコちゃんが1歳のとき、まだ早いかなぁと思ったのだけど、私が本屋で気に入ったので買ってしまった絵本。
実話を基にしているんだって。

内容は、くまの校長先生が、いつも校門の前でおおきな声で挨拶をしている。しかし、生徒のひつじ君は、大きな声で挨拶ができない。校長先生は、ひつじ君に「勇気を出してごらん」と言って励ましている。
ある日、校長先生が病に倒れ入院し、大きな声を出せなくなる。校長先生は、病院から学校へ通い、ひつじ君に「大きな声を出したくても出せないときがあるんだねぇ。」と話をする。
その話の途中で、校長先生が倒れ、ひつじ君は大きな声で助けを呼ぶ。
最後は、校長先生の小さな声をひつじ君が学校のみんなに大きな声で伝えている。

こういう暖かいお話に、いもとようこのやわらかい絵はぴったりと馴染んでいるような気がする。

1歳の頃は、絵本の中のお医者さんの持っている聴診器を指差して、
ボコ「あ、もしもしだ!」
なんて反応したり、校長先生の姿を見て、
ボコ「おおっきいね!」
なんて言ったりしていた。

2歳になった今、ボコちゃんも内容を理解できるようになったみたい。
最近の寝る前のお話は、こればっかり。

寒い日に、お布団の中でするお話にもぴったりかなぁと思う。
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