さぁ今年も、香港カップデーがやって参ります。
日本馬が多数挑戦する香港カップデー、以下の4レースの展望をしたいと思います。
【香港ヴァース(GⅠ)】芝2400m
日本からは、日本ダービー馬の5歳牡馬シャフリヤールが出走を予定していましたが断念。エリザベス女王杯を勝った5歳牝馬ジュラルディーナ、アルゼンチン共和国杯を勝った4歳牡馬のゼッフィーロ、セントライト記念を勝った3歳牡馬レーベンスティールの3頭が挑戦いたします。
対する外国勢の中では、欧州組の3歳牝馬ウォームハート、同じく4歳騙馬ジュンコ、豪州組の4歳騙馬ウエストウインズブローズ、地元香港組の6歳騙馬セニョールトーバ、同じく5歳騙馬のファイブジーパッチ。
何と言っても、日本のシャフリヤールが期待されていたのですが、残念ながら出走が叶いませんでした。そうなると、愛国オブライアン厩舎のウォームハートが中心になると思います。これに対して、日本馬3頭は、脚を溜めて切れ味で勝負したいところ。
【香港スプリント(GⅠ)】芝1200m
日本からは、スプリンターズS2着の4歳牡馬マッドクール、同じくスプリンターズS4着の4歳牡馬ジャスパークローネが挑戦いたします。
対する外国勢の中では、地元香港組の5歳騙馬ラッキースワイネス、同じく7歳騙馬ウェリントン、同じく7歳騙馬サイトサクセス、同じく6歳騙馬ビクターザウイナー、欧州組からは3歳牡馬イソップスウェイブルズ、6歳牝馬ハイフィールドプリンセス。
この中では、やはり地元香港勢が中心になると思います。特に大将格となるのがラッキースワイネス。欧州組では、昨年の欧州最優秀短距離馬に輝いたハイフィールドプリンセスに注目。
【香港マイル(GⅠ)】芝1600m
日本からは、昨年のマイルCSを勝った4歳牡馬セリフォス、今年のマイルCSを勝った4歳牝馬ナミュール、昨年のマイルCS2着のダノンザキッド、今年のマイルCS2着のソウルラッシュ、府中牝馬Sを勝った5歳牝馬デヴィーナが挑戦いたします。
対する外国勢からは、地元香港組の8歳騙馬ゴールデンシックスティ、同じく5歳騙馬カリフォルニアスパングル、同じく5歳騙馬ビューティーエターナル、同じく7歳騙馬ビューティージョイ、同じく5歳騙馬ヴォイッジバブル、欧州組からは4歳牡馬トリバリスト。
この中では、地元香港組のゴールデンシックスティ、カリフォルニアスパングルの両エース、そして欧州のトリバリストが中心。ここに、セリフォスとナミュールが僅差で続く。ゴールデンシックスティとカリフォルニアパングルの2枚看板をぶち破れるかがレースの焦点。
【香港カップ(GⅠ)】芝2000m
日本からは、天皇賞秋3着の5歳牡馬プログノーシス、宝塚記念2着の7歳牡馬ヒシイグアス、オールカマーを勝った4歳牡馬ロンシャムパークが挑戦いたします。
対する外国勢からは、欧州組の4歳牡馬ルクセンブルク、同じく3歳騙馬オリゾンドレ、地元香港組からは5歳騙馬ロマンチックウォリアー、5歳騙馬ソードポイント、5歳騙馬ストレートアロン。
この中では、欧州のルクセンブルクと地元香港のロマンチックウォリアーが中心。僅差で日本のプログノーシス。特にプログノーシスは、春の香港QE2Cで敗れたロマンチックウォリアーへ雪辱を晴らしたいところでしょう。
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