3月25日(土)に開催されるドバイワールドカップデー。この競馬の祭典に、日本からも多くの実力馬が参戦いたします。本日は、日本馬が出走する各レースについて展望したいと思います。
1.ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ) ダート1200m
ここは米国勢の牙城であります。本命には、ガンランナー産駒の4歳牡馬②ガナイトを指名します。2歳時からダート短距離路線で活躍、ここでは役者が違います。対抗には、新進気鋭の5歳牡馬③ホプキンス。その他には、5歳騙馬⑩シベリウス、9歳騙馬①シーズィーロケット、昨年の勝ち馬である9歳騙馬⑬スイッツァランド。それに日本からの3頭、⑧リメイク、⑦レッドルゼル、⑤レモンポップも。特に⑤レモンポップには、秋にはBCスプリントに挑戦するプランもありますので、ここでは好勝負できることを見せておきたいところ。
馬券は、本命②ガナイト頭固定で対抗③ホプキンス2着3着付の三連単12点 ②⇒③⇔⑩①⑬⑧⑦⑤ で。
2.ドバイターフ(GⅠ) 芝1800m
ここは、日本の③ドウデュースがダントツだと思います。前走の京都記念は凄みが溢れ出ておりました。ここをステップに世界へ羽ばたいて欲しい。対抗は、このレース2連覇中の英国の7歳騙馬⑦ロードノース。その他には、地元UAEの4歳牡馬⑨ネーションズプライド、同じく5歳騙馬⑧マスターオブザシーズ、6歳騙馬①アルファリーク。それに日本からの3頭、⑫セリフォス、②ダノンベルーガ、⑯ヴァンドギャルド。特に⑯ヴァンドギャルドは、一昨年2着、昨年3着ですから、無視すると痛い目に遭います。
馬券は、本命③ドウデュース頭固定で対抗⑦ロードノース2着3着付の三連単12点 ③⇒⑦⇔⑨⑧①⑫②⑯ で。
3.ドバイシーマクラシック(GⅠ) 芝2410m
ここも、昨年の年度代表馬ですから当然なのですが、中心は日本の⑦イクイノックス。ただ、引退したエフフォーリア同様、イクイノックスも3歳時に激走続きだったことが心配の種。春に皐月賞・ダービーを2着。秋に天皇賞・有馬記念と激走を続けて、ここが復帰第1戦。走る気持ちが高まっているのか、見えない疲労が残っていないのか、自分は不安があると見ています。
という訳で、ここは⑦イクイノックスと⑥シャフリヤールの2頭をダブル本命ということにします。相手には、英国のフランケル産駒の5歳牡馬②モスターダフ、同じく4歳牡馬の⑧ウエストオーバー。地元UAEの5歳騙馬③レベルスロマンス。そして日本の6歳牝馬にして香港ヴァーズを勝った⑩ウインマリリン。
馬券は、⑦イクイノックスと⑥シャフリヤールの2頭軸三連単16点 ⑦⑥⇒⑦⑥⇔②⑧③⑩ で。
4.ドバイワールドカップ(GⅠ) ダート2000m
14頭中8頭が日本馬ではありますが、ドバイのダートはアメリカのダートに近い馬場で、中心はやはりアメリカの馬。昨年の勝利馬④カントリーグラマーを本命に指名します。相手も、基本的には地元や海外勢が中心と見ます。まずは、英国の6歳騙馬①アルジールス。サウジの5歳牡馬⑥エンブレムロード。地元UAEの4歳牡馬②ベンドゥーグ。日本勢からは、海外経験豊富な4歳牡馬⑤クラウンプライドと勢いがある6歳牡馬⑭ウシュバテソーロ。
馬券は、本命④カントリーグラマー頭固定の三連単20点 ④⇒①⑥②⑤⑭ で。