金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 金鯱賞・フィリーズレビュー・中山牝馬S

2023-03-13 04:38:48 | 競馬

 まずは中山牝馬S勝ったのは、ドリームジャーニー産駒の5歳牝馬スルーセブンシーズ中団待機で脚を溜めます。逃げたウインピクシスの前半1000mのラップは1分0秒1で流れる展開に直線に入ると、好位からリオンディーズ産駒ストーリアとスルーセブンシーズの2頭が先頭に立って競り合いになります。そこからスルーセブンシーズが抜け出して、そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分46秒5。2着ストーリアから1馬身1/2差の3着には、中団から追い込んできたフランケル産駒サトノセシル、アタマ差の4着には1番人気のスクリーンヒーロー産駒アートハウス

 勝ったスルーセブンシーズは嬉しい重賞初勝利3歳時には紫苑S2着はありましたが、なかなか勝ち切れませんでした。しかし、1月の初富士Sを勝って本格化、ここからが楽しみです。2着のストーリアも地力がついてきました。まだ4歳ですから、牝馬重賞戦線で活躍が期待できます。3着サトノセシルはまたもや惜しいレースで、なかなか重賞を勝ち切れません。1番人気の4着アートハウスは、本調子でなかったか、また57㎏が効いたか、ラストは伸びきれず

 

 そして金鯱賞勝ったのは、ディープインパクト産駒の5歳牡馬プログノーシス自信の後方待機で脚を溜めます。逃げたブラックタイド産駒フェーングロッテンの前半1000mのラップは1分0秒9と、ややスロー直線に入ると、逃げるフェーングロッテンがそのまま押し切りを図りますが、1番外からプログノーシスが鮮やかな差し脚で交わして、3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分59秒8。2着フェーングロッテンから1馬身1/4差の3着には、3番手からキングカメハメハ産駒アラタ、1馬身1/4差の4着にはキングカメハメハ産駒ハヤヤッコ、クビ差の5着にディープインパクト産駒ディープモンスター

 勝ったプログノーシスは、素質馬がようやく重賞初勝利。ただし、先行馬有利の展開で後方からの差し競馬で完勝した内容は、もう既にGⅠ級と言って良いと思います。次は大阪杯だと思いますが、3~5番人気程度ならば狙い目タップリだと思います。

 2着のフェーングロッテンは、勝った競馬をプログノーシスにさらわれた感じ。この馬としてはよく走っています。3着アラタも、先行策から狙い通りの競馬が出来たと思います。4着ハヤヤッコは、展開が向かない中での4着ですから立派

 

 最後はフィリーズレビュー勝ったのは、ドゥラメンテ産駒シングザットソング好スタートから6番手追走を選択。逃げたエコロアイの前半3ハロンのラップは33秒2と、かなり速いペース直線に入ると、馬場の真ん中からシングザットソングが早め先頭に立って、そのまま押し切りに入ります。中団からモーリス産駒ムーンプローブと後方からジャスタウェイ産駒ジューンオレンジが迫ってきますが、クビ差、クビ差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分20秒7。2着にはムーンプローブ、3着にジューンオレンジ。そこから1/2馬身差の4着には、7番手から差してきたダイワメジャー産駒ルーフ、1馬身1/4差の5着にはキズナ産駒イティネラートル

 勝ったシングザットソングは、1勝馬ながら1番人気に応えて桜花賞への切符を手に入れました。速いペースを前々から押し切った内容は強いですので、本番の桜花賞でも無視すると痛い目に遭いそう。2~5着までは中団から後方待機からの差し競馬なので、展開が向いた感じ。ただし、2着のムーンプローブは、長く脚を使っていたので地力あり

 


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