金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【速報】 竜王戦 挑決三番勝負第1局 藤井聡太二冠が激戦を制す!

2021-08-13 07:01:02 | 将棋

 8月12日(木)に行われた将棋の竜王戦 挑戦者決定三番勝負第1局は、後手番の藤井聡太二冠が184手の大激戦を制して、まず1勝を挙げました。

 大方の戦型予想は「角換わり」でしたが、永瀬王座が選択したのは、何と「三間飛車」。古い教科書に載っている内容ですと、三間飛車は急戦模様で指されるイメージでしたので、私としては相当に面食らった感じ。永瀬王座が意表を突いた、ということなのでしょうが、その後の展開は、急戦というよりは、むしろ斬新な陣形囲いから双方ともに穴熊へ

 いつも研究会を行っている二人にとっても、この重要な対局の場で、新たな世界を切り開こうという意志表示に見えましたので、その意気清々しい哉、という感じか。

 穴熊陣形が固まったあとは、長い長い中盤戦を経て、形勢が判らないまま、一気に終盤戦に突入するという、藤井二冠のいつもの形へ。結果的には、徐々にリードを広げた藤井二冠が、最後まで詰めを間違えずに、耐える永瀬王座の応じ手を捌き切るという内容でした。

 挑決戦第2局は、8月30日(月)です。この二人の対局は、手の内を知り尽くしているが故に「激戦模様」になりがち。第2戦も見逃せません。楽しみにいたしましょう!

 

ここからは、四方山話

 それにしても、藤井二冠のスケジュールは過密過ぎます。このあと16日(月)には王将戦2次予選決勝で、ここを勝てば王将戦挑戦者決定リーグへの参戦が決まります。また、18日(水)19日(木)が王位戦第4局、22日(日)が叡王戦第4局、そして24日(火)25日(水)が王位戦第5局、30日(月)が竜王位挑決戦第2局と、タイトル戦か、挑決戦だけで、連戦が続いて行きます。

 高校を自主退学して、名古屋市内に拠点を構えた藤井二冠。日常品の買物やクリーニング、対局用の航空券や特急券の手配やホテルの予約、そもそものスケジュール管理だけでも、専任マネージャーが必要な状況。お母さんのサポートだけでは、対応が到底無理な過密日程だと思います。

 そうなると、年上で気の利いた嫁さんを早めに「手当て」する必要があると思いますが、そういえば、羽生さんや渡辺明さんは、どうやってお嫁さんを見つけたのでしょうか。渡辺さんは奨励会繋がりで、奥様とは若くしてそのままゴールインだったと思いますが、羽生さんに至っては、芸能人を嫁さんにしたのだから驚きです。どなたかの紹介だとは思いますが、凄い行動力と決断力ですよね。さすが、永世七冠!

 名古屋繋がりで、元SKEあたりで、気の利いた女性は誰か、いないでしょうかね?


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