レース前から降り始めた激しい雨の中、函館開催のクイーンステークスがスタートいたしました。予想に反して、逃げたのは4番枠のローザノワール。2番手にシャムロックヒルが追いかけたので、想像通りにレースは流れる展開になりました。
洋芝適性が高いフェアリーポルカが、激しい雨も味方に、直線手前から前に行く馬たちを捉え先頭に立ちました。その横から大本命のマジックキャッスルが、そのフェアリーポルカを捉えて前に出ます。
しかし、後方追走のテルツェットが、そのマジックキャッスルを虎視眈々、ゴール前でキッチリ差し切って重賞2勝目を勝ち取りました。ルメール騎手の見事な騎乗。3着には、テルツェットの横から差してきたサトノセシル。前に行くと思われていた馬だけに、意外な展開に驚いたファンも多かったと思います。
狙ったとおりに、テルツェットが後方から差す競馬で勝つことできましたが、3着馬に意外な馬が来たために三連単は取れず、馬単のみでした。
