今週もよく雨が降ります。まぁ、梅雨ですから。ところで、ひと昔前までは「北海道には梅雨がない」とか言われていましたが、今の函館は明らかに梅雨です。これだけ長くシトシト降るのは間違いなく梅雨です。
ということで、今週は梅雨時の狙い目の種牡馬(要は雨に強い種牡馬ってことですが‥)のご紹介です。何と言っても、重に強いのは「馬力のある馬」ということですが、もう一つ「闘争心が強くてヘコタレナイ馬」という要素が大事なんです。「馬力」でいうと、キングカメハメハやその代表産駒であるルーラシップ、あるいはゼンノロブロイ、ネオユニヴァースあたりが挙がる名前ですが、「闘争心」となると、何と言ってもステイゴールド、そしてダイワメジャー、ハービンジャーということになります。
特にステイゴールドの産駒は、それほど身体が大きくなく、馬力という意味では目立たないのですが、馬場の条件が悪くなり、周囲の馬達が走る気を無くしても、ステイゴールド産駒だけは「なにくそ!」と闘争心をギラギラ失わないことが特長なのです。ダイワメジャーとハービンジャーはステイゴールドほどには闘争心むき出しではありませんが、やはり強烈な負けん気を持ち合わせているのが特長です。ダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズなどはその典型で、グランアレグリアを2回もねじ伏せた原動力は、スピードよりも負けん気だったと思います。
今週も代表的な梅雨競馬です。ステイゴールド産駒、ダイワメジャー産駒、ハービンジャー産駒、キングカメハメハ産駒がたくさん出ていますが、調教師サイドも雨模様を見越して登録している訳ですから、当然ですよね。