金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】日本ダービー優勝にはドラマが要る!

2019-05-23 07:37:31 | 競馬

 まだ木曜日ですが、気分はすでに東京優駿、すなわち日本ダービー。ダービーのこと考えてたら、「金融のデジタライゼーション」なんて、どうでも良くなってしまいました。 (とはいっても、来週も引続き、このテーマを論じさせて頂きますが‥)

 昨年の反省として、やはり「ダービーにはドラマが必要」だということ。レース前は、やれジェネラレウーノだの、ステイフーリッシュだのと騒いでいましたが、ワグネリアンが勝った瞬間、「祐一ぃ~!」と叫びながら、親子二代に渡る感動ドラマに泣いていました。馬券では全く無視してしまったワグネリアンが勝ったのに、「いや~、良いダービーでしたね」と周囲と肩を叩き合う始末。

 ということで、今年は勝ったら、ちゃんと感動のドラマが存在する馬を本命にすることにしました。

 まずサートゥルナーリアですが、これはドラマになりにくい。せいぜい、Dレーンの乗替りが心配されている程度で、勝ったところで「レーン、良かったね」とファンが泣くことはありません。まぁ5馬身くらいの圧勝となれば、「やっぱり強かった」と凱旋門賞に向けてスタンドから拍手は湧き上がるとは思いますが、これではドラマとは言えません。

 ヴェロックスが勝てば、これはドラマになります。川田騎手・中内田調教師ともに、昨年はダノンプレミアムが1番人気で勝てず、今年は皐月賞で勝ち馬に身体をぶつけられて僅差負けの2着。ここでサートゥルナーリアを抑えて勝利できれば、騎手・調教師ともに男泣き‥というシーンに。日本中が感動に包まれると思います。

 さらにダノンキングリーでもドラマになります。ダノンの野田オーナーも、主戦の戸崎騎手としても、昨年のダービーと今年の皐月賞の雪辱戦であり、しかも初のダービー制覇となります。地方競馬から中央の頂点を極めた騎手として、安藤・岩田・内田に続き4人目の快挙となります。戸崎騎手も壇上で男泣き‥というシーンが浮かんできます。スタンド中貰い泣きで祝福となるでしょう。

 さて、日曜日までに、もっと凄いドラマがないかどうか、イメージを膨らませてみてから、本命馬を決めたいと思います。


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