金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】日本競馬界の皇帝、吉田勝己氏の危険な独り勝ち

2019-05-25 06:34:30 | 競馬

 4月の大阪杯から先週のオークスまで、ノーザンファーム生産馬がGⅠを7連勝中だそうです。吉田勝己さん曰く「出来過ぎです」。

 そのとおり。駄目ですよ、独り勝ちを続けたら。競馬サークルに誰もいなくなってしまいます。そうしたら、勝己さんもノーザンも競馬ができなくなってしまうでしょう。競馬界の皇帝と言えども、勝ち過ぎはいけません。

 ちなみに、明日のダービーにしても、万一、サートゥルナーリアが負けたとしても、ヴェロックスが勝てば、ノーザンファーム生産馬のGⅠ8連勝となりますので、ますます独り勝ちの可能性が大です。

 有力馬の中では、ダノンキングリーが三嶋牧場の生産馬。吉田勝己さんは、三嶋牧場をかなり警戒している可能性があります。来週の安田記念には、大本命と言われていた三嶋牧場生産のダノンプレミアムに、何と現役最強馬のアーモンドアイをぶつけてきました。安平町の社台スタリオンステーションに、種牡馬として迎えられる可能性が少ない馬は、事前に叩き潰すのが勝己さんの狙いなのかもしれません。

 そういえば、どうしても社台スタリオンステーションには迎えられなかった、当時の世界ランク1位のエイシンヒカリを、ことごとくモーリスをぶつけて潰したのも吉田勝己さんでした。(モーリスの馬主は勝己さんの奥様の和美さんでした)

 麻雀でも競馬でも、独り勝ちは駄目なのです。サステナブルな発展を実現するためには、ライバルたちを生かすことも忘れずに!




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