豆ちゃんの大原野だより

 映画、音楽、本、お気に入りの場所、食べ物等々……。感動したこと、体験したことを大好きな大原野の風景と共に発信

海の博物館(上)

2022年05月14日 | ミュージアム

GWに実家に帰ったついでに、志摩半島をドライブ。

一人でパールロードを走るのは約20年ぶり! 月日が経つのは早いわ、ホント。

そしてこんなところに行ってきた。

前からあるのは知っていたけど興味がなく、

今回、実家de新聞を読んでいたら、こんな企画展をしているという記事を見つけて、興味をそそられ行ってみた。

なかなか渋い建物。展示棟A。結構大きい。

奥にB棟もあり、他に体験学習館、収蔵庫が3つある。

右側ののぼりがはためいている平屋はカフェ。

入場したら「今、始まったばかりです」と、入口すぐ右にある映像ホールを案内される。

促されるままに入ると海女漁を紹介するビデオが上映されていた。

若いときは何とも思わなかった海女漁だが、身体にガタがきはじめた今見ると、海に潜って、貝や伊勢エビを採って、それを売ってお金に替えるなんて、なんてすごい人たち!!!と感動もんだった。

終了後、思わず拍手! 

ホールから出て博物館のスタッフに「いやー感動しました!」と感想を述べたら、笑われた。

ホールを出ると、いろんな魚の模型が並んでいる。

よく見たり食べたりしていても名前を知らない魚もあったので、それを確かめることができた。

そしてB棟へ。

志摩から熊野灘沿岸で行われていた漁法やそのしかけの模型が、ダイナミックに展示されている。

これは昔(明治時代くらいまで)のカツオの一本釣りの様子。

オールが8本あり、走力があって小回りが利く「八丁櫓(はっちょうろ)」という和舟に乗った漁師が、返しのない針でカツオをガンガン仕留めている。

釣りというと「待つ」イメージがあるが、これは餌に近づいて行ったら知らない間に針でひっかかけられていた=仕留められたという感じ。狩りに近い。

誰が考えたか知らないが、この展示、海の中のカツオ目線から見られて、臨場感、躍動感があって素晴らしい!

釣った後のカツオがどう処理されて鰹節になるのか、その製造工程も詳しく展示されている。

一つひとつが見ごたえたっぷり。

そしてほかにもワクワクする展示が…。

つづく

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