あまり興味がなかったが、気分転換をかねて行ってみた。
期待がなかった分、良かった。
このポスターの左側の女性の絵は、ポスターより発色がきれいだったし、
展示されている絵はみな色がきれいで、甘いようなけだるいような不健康なような独特の世界観があった。
その独特の世界観がこれまで苦手だったんだなーと気づいた。
と言いつつ、伊香保温泉にある記念館にも行ったな、そういえば。ついでではあったけど。
お?と思ったのは、夕刻近くに芸子さん?が向かい合わせで札遊びをしている絵。
解説の力なのかもしれないが、夕刻近い空気やほの寂しさのようなものが、感じ取れてちょっと切ない気持ちになった。
こうして心をセンチメンタルにするから夢二の絵は愛されるし、苦手な人は苦手なんだろうなと思った。
絵を見て、嵐山の景色を見て、いい気分転換になった。