この絵のひざまずいてうやうやしくオーダーを取っている兵士の原型が見たくて、行ってきました京都市京セラ美術館の兵馬俑展。
おそらくこの方ですね。
何の武器を持っていたかは知らないけど、やっぱりうやうやしさ感があるし、お顔も兵士というより紳士というか学者っぽい。
武士俑は5体くらいあって、どれも2メートル近い大きさだ。
こんなのが8000体はあり、全部顔が違うというからそのスケールの大きさに驚く。
展示されていた立っている武士俑の絵葉書。
どれもうっとりするようなイケメンではないものの、何とも言えない味わいがある。
会場の端っこに、にぎやかしのようにイケメン兵士の俑のレプリカが並んでいた。整った顔立ちで、一見「おおっ!」と思うのだが、それでおしまい。すぐ飽きる。
本物のほうは飽きないし、見れば見るほどかっこよく見えてくる。
こんな展示もあった。
当時の高官が乗る馬車の2分の1スケールの物。
武士俑の数といい、この馬車の造形といい、他にも複雑なデザインの香炉や金印などもあったりして、当時の秦漢文明のレベルの高さに圧倒された。
昔の人って、どんだけレベル高いのよ!!!!
兵馬俑と古代中国展、5月22日(日)まで。