豆ちゃんの大原野だより

 映画、音楽、本、お気に入りの場所、食べ物等々……。感動したこと、体験したことを大好きな大原野の風景と共に発信

リフォームスタート①まずはキッチン

2014年09月27日 | 日記


キャンプが済んでホッとする間もなく、すぐキッチンのリフォームがスタート。
今、住んでいる団地の洗濯盤と排水管の交換工事が大々的に行われており、
そのついでにリフォームをすると安くなるとのこと。
ここに居を構えたとき、キッチンのシンクはすでに使用から20年くらいたっていたが、まだまだきれいだったので、交換しなかった。
しかし、それから12年。
キッチンにある給湯器はそろそろ交換しなくてはならなかったし、
食洗器もほしいと思っていたし、
そこかしこの汚れももう、素人ではどうにもならない状態だった。
そこに「安くできる」と聞いたら、もう、天啓かな、と。
7月末から急きょ計画スタート。
できればそのための休みに夏休みを充てられる9月中にやりたい。
どうせやるなら、壁や天井や床のクロスも張り替えたい、襖も全て交換しよう、
「キッチンをやるならお風呂もやってよ」と夫が言いだし、とドンドン計画は膨らんで、
予算も規模も最初に思い描いてた1・5倍くらいになってしまった。

ま、いいか。

工事は四日目の今日で終了。
今、新しいシステムキッチンが運び込まれ、これから設置されます。

↓この状態からどうなるのかなー。




キャンプだホイ!

2014年09月25日 | 子ども


先日、学童のキャンプで花背山の家に1泊2日で行ってきました。
子どもおよそ50人、大人20人の計70人。
この学童では初めてのキャンプ!

子どもたちは数日前からワクワクし始め、大人たちは2ヶ月ほど前から準備を進めてきました。
学童の先生たちは、準備物や予定作成、参加者の班分けなどなど、大変だったと思います。
保護者の準備はというと、主にキャンプの出し物計画作成とその練習。
あってもなくてもキャンプの遂行には全く影響しないことの準備に、皆真剣に取り組みました。

出し物のテーマは「アナ雪」と「妖怪ウオッチ」。
「アナ雪」は「let it go」の鍵盤ハーモニカ四重奏とお父さんたちの振りつけ。
「妖怪・・・」の方は、キャラのお面を福笑い風に作成して、その後に妖怪第二体操を踊りました。

結構、時間と情熱を傾けて準備したものの、
当日は、ドタバタしながらあっけなく終わり、成功だったのか失敗だったのかわからない出来に終わりました。
それがまた夜の反省会の盛り上がりの種となり、ある意味、成功だったかな、と。

キャンプの楽しみの食事作りは、ほぼ大人が担当し、夜はカレー、朝はパックドックを作りました。
写真はパックドックを作っているところ。
コッペパンにいためたキャベツとウインナーをはさみ、アルミホイルで3重に巻いて空の牛乳パックに入れ、火をつけてあたためるというもの。
これがふんわりしてとても美味しく、さらに朝のきれいな空気の中での味わいは、また格別でした。

帰ったらドッと疲れがでましたが、親同士も仲良くなれ、何より子どもたちが大喜びでけがや病気もなく過ごせたのが良かった
かなり楽しい1泊2日でした。


ル・アーヴルの靴みがき

2014年09月12日 | 映画・演劇
http://www.allcinema.net/images/25/25354/341933_01_01_02.jpg

片桐はいりさんエッセイに、この監督が好きだと書かれていて、一度作品を見てみたいと思っていた。
フィンランドのアキ・カウリスマキ監督。

京都シネマでアンコール上映をやっており、会員なので500円で見れた。ラッキー!

フランスの港町、ル・アーヴルでアフリカからの移民の少年をかくまう貧しい靴磨きの老人と、周囲の人間模様を書いた作品。
見た後に残った印象は、「サラサラ」。
ん?
なんでサラサラなんだろう・・・
と考えてわかった。
それは、誰も涙を見せず、声を荒げて怒らず、声を上げて笑わないから
だと思う。
そう、感情表現が、とても控えめで穏やか。
かと言って、冷めているわけではなく、登場人物はそれぞれ皆、熱いものを芯に持っているのがわかる。
想いはあるけど、欲はないというか・・・。
とてもいい食材を、シンプルな味付けと調理でいただいたという感じ。
興奮はしないが、満足感が残る落ち着いたいい映画だった。

そしてフランス映画の例に漏れず、色調のバランスがおしゃれで絶妙。
加えて、どのシーンも絵になる。

さらに、実を言うと老夫婦の質素で清貧な暮らしぶりが、一番印象に残った。
家具も道具も洋服も、無駄なものが一切ない家。
低予算で作られているからかも知れないが・・・。
見ると断捨離たくなる人、意外に多いのではないかな。

カウリスマキ監督、他の作品も見たくなる。