店の名前は『888』(パパパと読むらしい)
場所は枚方市三栗1丁目1-15 京阪御殿山駅から、徒歩5分。
”渚の湯”の向かいとのこと。
近いうちに食べにいかなくっちゃ
息子が「まんが日本昔ばなし」にハマっている。
面白くて、息子が見ている後ろから家事の合間にチョコチョコのぞいている。
私が小学生の時は、土曜日の7時からほとんど毎週欠かさず見ていた。
しかし、放送が何度か再開された時に新しい作品も加わったのか、ここにアップされているのは見たことのない作品が多い。
しかも、今大人の目で見ると、10分少々の単純な話の中に、人生を送る上で大切なメッセージが結構含まれていて興味深い。
中でもこの「貧乏神と福の神」が気に入った。
内容は…。
ある男の家に貧乏神が住みついていて、どんなに働いても暮らし向きは一向に良くならない。
しかし、それを哀れに思った村人が嫁を世話したところ、この嫁が働き者で、それにつられて男もまた働くようになった。
すると、その年の暮、「福の神が来るから出ていかなければならない」と言って泣く貧乏神を発見。
男は自分の家の守り神が貧乏神だと知ってがっかりするが、「居たけりゃ、居たらええ」と言って、夫婦で貧乏神に加担し、せっかく来た福の神を追い出す。
というもの。
よく似たのは見たことがある。
ただ、その最後は確か
「貧乏神を大切に扱い、たくさん食べさせたら、ふくふくとよく肥えて福の神になり、その家は栄えた。めでたしめでたし」
というものだった。
この結末は違う。
「それからもこの家は、あまり金持ちにはならなんだが、それでも結構幸せに暮らしたそうな」
というナレーションで終わる。
貧乏神は貧相なまま屋根裏で飲んだくれていたりする。
「え? 金持ちになれへんの?」
と一瞬驚いたが、爽やかな気分と笑いが残った。
追い出されたことが信じられず、キョトンとして去っていく金歯の福の神が可笑しい。
地味だが可憐で黙々とよく働く嫁さがいい。
この家にとっては、すでにこの嫁さが福の神。
間に合ってまーす、なのだ。
でも、貧乏神がいたおかげで、この嫁さを世話してもらえたのだから、貧乏神が一番の福の神かも。
さて、今日は月曜日。
また今週も頑張ろう!